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2003年4月26日〜5月3日 44〜64番 236km |

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4/26(土)初日(通算26日目)JR卯之町駅発 十夜ケ橋 34` |
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四国遍路の何がこんなに私をひきつけるのでしょう。そんな魅了するものは、これだと一言では答えられないけれど、なぜか惹かれます。見えないものに導かれるように、今年のゴールデンウィークは、どんな山行の誘いも断り、四国に来ました。その犠牲(?)になった夫も、仕方なし(?)に私と一緒に3日間だけ遍路することになったのでした。 |
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4/27(日)2日目(27日目)新町荘旅館発 ひわた峠 35` |
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今日は下坂場峠・ひわた峠を越えるという、私にしては不安な難関コースです。21番太龍寺から23番薬王寺に向かうときの不安な気持が思い出されます。あの時は足がもつれるほど疲れたけれど、今回はどうでしょう。久万に出るまで宿がないので、歩くしかありません。 |
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4/28(月)3日目(通算28日目)民宿笛ヶ滝発 44〜45番23` |
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昨日の疲れを少し残しながら、いつも通りの7時に出発。3日目にしてようやく44番札所大宝寺に到着しました。43番明石寺からの70kmの道のりは、室戸岬や足摺岬以上に難儀なものでした。 |
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4/29(火)4日目(29日目) 民宿笛ヶ滝発 46〜51番 30` |
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今日は久万から道後に出るため三坂峠を越えます。三坂峠から遠くの松山市街を眺めたとき、この果てしない所に下り立つのだ、あぁ、私はお遍路しているのだと感慨無量でした。遠くの目標に向かって、足もとを見ながら一歩一歩、三坂峠を下りました。 |
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4/30(水)5日目(30日目)道後BH発 52〜53番 32` |
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「おはようございます。やっぱり雨ですね」とフロントにキーを返すと「朝方あれだけ降ったから、昼には上がるでしょう」「えっ、そんなに降ったのですか」・・・私は昨日なかなか寝付けなかったわりには、朝方の雨は全然気付いていません。雨具をつけて歩きます。 |
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5/1(木)6日目(31日目)月の家旅館発 54〜58番 30` |
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同宿だった男性Kさん(写真後ろの方)と連れ立って歩き始めます。爽やかなお天気です。巨大石油工場を過ぎ、54番延命寺に近づくとタオル工場が目立ちます。この先は今治の町の中をぐるぐる歩き、まるで方向感覚がわからなくなりました。(写真) |
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5/2(金)7日目(32日目)Hコスモオサム発 59.63.64番 33` |
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7時ちょっと前に59番国分寺に着いたら、昨日の野宿遍路の男性がいました。川で体を拭き、7時から5時までよく寝たと実に爽やかに話されます。 |
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5/3(土)8日目(33日目)B旅館小松発 60〜62番区切る19` |
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宿に荷物を預け、小松から国道を逆に大頭まで歩きます。途中、石鎚山がよく望めます。昨日丹原まで歩いた道に出て、60番横峰寺に向かいます。今までの行いを懺悔するという関所寺の妙雲寺を過ぎ、真正面に石鎚山のぎざぎざを見ながら歩きました。 |
