あけましておめでとうございます。
今年も宜しくお願いします。
仕事始めの夕暮れを眺め、あ~あ、とため息ひとつ。
山やお遍路で息抜きしながら、今年も頑張ります。
12/12(金)代引きでPCが帰ってきた。
「よしよし、これからは大事にするからね[E:happy01]・・・・」と、丁寧に箱からPC本体を出した。
あれこれ配線を繋いで待ちに待ったスイッチオン!
「さぁ頑張って頂戴」と声をかける・・・・・・しかし、NO SIGNAL の表示。
なんじゃこりゃ?[E:despair]3週間も入院したのに変化なし。
もぉ~!頭にきた![E:pout] 3週間の我慢が一気に爆発した。
でも待てよ。私の配線が間違っているかもと慎重に確かめる。
でもだめだった。[E:shock]
サポートセンターに電話で問い合わせる。
すると、電話口はディスプレイの故障が考えられるとのたまう。
また修理期間のことを考えると泣きそうだった。
ディスプレイが故障しているのかを購入した店に問い合わせる。
また数日の修理期間を要するかと思ったが、持ち込んだらすぐに調べてくれた。
ディスプレイは異常でなかった。
では、何なの?[E:bearing] 途方にくれた。
解決までに時間を要したが、結論から言うとディスプレイとPC本体を繋ぐケーブルの故障だということが判明。
ケーブル1880円也。これでうまく起動した。
それにしても、本体修理時にケーブルもつけて出したのに、ケーブルを調べないとは不親切極まりない・・・・と思った。
うまく起動してからは、3週間のデータを移動しました。
この際、PC内の整理しようとして要らぬところをいじくり複雑になってしまいました。
PCオンチの私はこんなことでストレスを感じます。
あぁぁぁぁ・・・・・・ため息交じりで手強いPCと格闘している私です。
ちょっとお遍路なお話をひとつ。
ルルルルルル・・・・[E:telephone]
電話のディスプレイは公衆電話。
「〇〇〇さん?今ちょっと遠いところにいるんだけど・・・あのさぁ、お遍路の本ってどこで買った?」
お遍路の本?
突然のことで私はへんろみち保存協力会の地図のことは思い浮かばなかった。
私「本はいろいろ買ったけどヤマケイ発行の本も買ったよ。ところで遠いってどこの山にいるの?」
友「四国の10番にいるんだわ」
私「え―っ!切幡寺?」
友「ここに本(地図)が売っているから買おうと値段見たら高いから電話したの。どう?」
私「地図でしょ?2500円くらいの。それは高くても買いなさい絶対[E:sign03]そこで[E:sign03]」
友「そう。じゃぁ買うわ。また電話するね。がちゃ!」
[E:shoe] [E:shoe] [E:shoe] [E:shoe] [E:shoe] [E:shoe] [E:shoe] [E:shoe] [E:shoe]
彼女、お遍路に行きたいとは行っていたが、まさかこんな突然の電話が入ると思わなかった。
それにしても彼女らしい一方的な電話だった。
彼女は私より12歳も上のばあさんです。
山をやっているから足の心配はないけれど、私のときのように病気にならないか心配です。
心配と言うかうらやましいと言うか・・・・・やっぱりいいなぁって思いました。
明日は12番のはず。
日頃の健脚を発揮してすいすい登っていくことでしょう。
きっと帰ってくるまで電話かかってこないだろうなと思います。
私をうらやましがらせようとしているにちがいありません。
もぉ~!まったく。
鬼が笑っても「もぉ~[E:taurus]」
追伸
まだパソコンなおりません。
なので、京都の紅葉・知多四国のお遍路2回がアップできないままです。
2008年10月13日
目が覚めたら5:50。
しまった!
急いでテントから顔を出すと外はもうすっかり明るかった。
涸沢の夜明けを見損ねもったいないことをした。
なるべくザックのかさを減らしたい。
ならばと食べる機会を逃したカップラーメンを食べる。
山は寒いので朝にカップラーメンは嬉しい。
寝坊したので、ゆっくり山を眺めている余裕がない。
急いでラーメンをすすり、テント撤収に取り掛かる。
テントは次々と畳まれ、カールの彩がひとつまたひとつと消えていく。
それはさみしい気がしないでもない情景だった。
7:00ヒュッテのトイレは長い長い行列だった。
どうも30分は並んで待つようだ。
仕方なくトイレはパスして、パノラマコースを下山する。
前方の屏風岩を目指して歩く。
このパノラマコースは先月に続き2回目。
涸沢カールを振り返り振り返りして進む。
紅葉の登山道はとても気持ちよかった。
危険な箇所に差し掛かると大渋滞にはまってしまった。
(残雪期は通行不可)
そのかわり涸沢カールや槍ヶ岳を思う存分眺められた。
渋滞していてよかったと思ったほど景色は素晴らしかった。
屏風のコルに荷物をデポして屏風岩に上がる。
今日の眺望は最高のはずだとわかっているので胸が高鳴る。
[E:heart04] [E:heart04] [E:heart04] [E:heart04] [E:heart04] [E:heart04]
それは想像以上の景色だった。
[E:upwardright]北穂高岳~南岳のカール(左俣カールまたは本谷カールともいう)がくっきり見えた。
(是非大きな画像で見てください)
[E:upwardright]右俣カールもそれはそれはくっきり見えた。
その先の槍ヶ岳はやっぱり立派です。
(肩の小屋まで見えました)
前穂高も立派だった。(右側の北尾根は迫力があります)
[E:note]アルプス一万尺[E:note]屏風の上で[E:note]アルペン踊りを[E:note]さぁ踊りましょ。
屏風岩は一万尺ないが、そんな小躍りしたくなる気分だった。
涸沢カールには前穂北尾根の影が落ちていた。
涸沢名物のテント村はもうなくなっていた。
「今回はどうもありがと~!」と何度も心の中でつぶやき、そして穂高に別れを告げた。
[E:maple] [E:maple] [E:maple] [E:maple] [E:maple] [E:maple] [E:maple] [E:maple]
屏風のコルに戻り、よっこらしょとまたザックを担ぐ。
そして梓川に向かって下山した。
その後も紅葉が私の目を楽しませてくれた。
本当に素敵な道だった。
天気に恵まれ、最後まで本当に楽しかった。
梓川に降りてから新村橋を渡って徳沢に寄った。
カレーライス(850円)を食べる。
スパイスがきいていて、久しぶりにおいしいものを食べた気がした。
明神岳がこんなに綺麗に見えたのは初めてだった。
今回も無事戻って来れたこと、穂高の神様に深く頭を下げた。
その後、梓川左岸から西穂高岳がくっきり見えた。
この道は何度も歩いているが、ここから西穂を見たのは初めてのことだった。
あぁ、あの西穂にも立ったなぁと感慨ひとしおだった。
毎度のことだが河童橋に近づくにつれ、観光客が目に付く。
観光客に迷惑がられながらバスターミナルに向かうと長蛇の列が目に入った。
なんと、それはバスを待つ行列だった。
始めからタクシーで沢渡まで降りるつもりだったので、そちらに向かった。
バスほどではないがタクシーも列をなしていた。
涸沢だけでも2000人ほどの登山客が降りてきているのだろうから、ターミナルはものすごいことになっていた。
タクシーは15分ほどで乗ることができた。
30分ほどで沢渡茶嵐についた。
マイカーに乗り換え「せせらぎの湯」に立ち寄って汗を流した。
とてもいい湯だった。
そのあと松本ICまでは混んでいたが、高速道路は順調に名古屋まで走れた。
北穂高山行記、最後までお付き合いありがとうございました。
来春までは、地元鈴鹿の山を歩き回る予定です。
では、また。
2008年10月12日(月)
まだ夜中だろうと時計を見たら4:45だった。
しばらく暖かいシュラフのなかでまどろむ。
テントから顔だけ出して外を見る。まだ真っ暗だ。
あるものすべて着て、まず湯を沸かす。
気温3度、風はない。
[E:upwardright]5:28 真っ暗だった空が青白くなってきた。
頂上小屋ではご来光ショーが始まるころだ。
まだ夜明け前の涸沢カールの住人たちは、懐中電灯の明かりを頼りに支度に忙しい。
ザックの中でぺっちゃんこになったパンをあったかい[E:cafe]コーヒーで胃袋に流し込む。
[E:upwardright]5:33刻一刻と空は明るくなり、穂高稜線が浮かびあがる。
涸沢の夜明けである。
[E:upwardright]6:00テントサイトを出発する頃、北穂高岳は黄金色に陽を浴びていた。
今日の目的地は、この陽があたっている北穂高岳(H3106)。
テントサイトが標高2300なので標高800ⅿ稼ぐことになる。
3時間の行程である。
余分な荷物はテントに置いて、足取り軽くテントサイトを出発する。
6:20 涸沢小屋の横から登り始める。
日当たりのいい草付の斜面を登っていくと、登山靴で掘り返された霜柱が見られた。
もう冬なのだ。
南稜の登山道に取り付くまで、右手に東稜を見ながら登る。
先月の山行のことばかり考えながら登った。
北穂池からいったいこの東稜のどこに上がったのだろう?
目を凝らして稜線に目をやるがはっきりわからない。
北穂沢に降りた口は見当ついたが、ザイルなしで降りるルートは私にはわからなかった。
バリエーションルートだということはよくわかった。
東稜には、物好きな登山客3人が見え隠れしていた。
彼らはどこをどう進もうか迷っているようでもあった。
とにかく私はわき見(東稜)ばかりしていた。
そんなときだった。
かなり上のほうから『ラ~ク!』 『ラ~ク!』 『ラク~~!』と大声が飛ぶ。
北穂沢上部からの落石だった。
石の塊は急斜面ゆえにどんどん加速度を増し、バウンドするたびに猛威をふるった。
「来るな!」という願いもむなしく、1番大きいヤツが大きな弧を描きながらこちらに向かってきた。
当たってたまるものかと石の塊をにらみつけた。
私の5メートルほど前方の岩陰に吸い込まれるように落ちたときは恐怖におののいた。
「今度はどっちに跳ねるんだ!」
こちらに跳ねたら真横から飛んでくるはずだと咄嗟に思った。
そうなったら近すぎて避けられないぞと足がすくんだ。
が、小石が縦横無尽に飛び散っただけで狂った親玉はここで止まってくれた。
先月に続き、北穂沢の洗礼は強烈だった。
南稜に取りつくはしご下は、登る人、降りる人で大渋滞だった。
いくら登り優先といえども、そんなことしていたら下山できない。
適当なところで降りてきてもらう。
はしごを登り、クサリ場を三点確保でよじ登った。
南稜に上がると涸沢岳への縦走路(最低コル)が見え出した。
それはのどから手が出る縦走路だった。
実は当初、夫と2人山行で北穂~涸沢岳縦走のつもりだった。
が、友達との4人山行にしたとき、安全を考え北穂高ピストンに変えた。
だからこの縦走路を見たとき、内心「これを行けないなんて、あぁ・・・・惜しいなぁ」と思ったのだ。
そのかわり、天気がよく眺望は最高だった。
[E:upwardright]前穂高岳北尾根越し、遠くに富士山が見えた。
(写真をクリックして、是非大きな画像で見てください)
左から、八ヶ岳~富士山~南アルプスが雲海に浮かんで見えた。
20張り(番号制)のテント場を過ぎ、北穂南稜の分岐を過ぎると、[E:upwardleft]北穂北峰頂上直下に出た。
10分ほどで・・・・・
目前に槍が見えたと思ったら頂上だった。
360度さえぎるものはない、雲ひとつない素晴らしい眺望だった。
いつものように、見える山をひとつずつたどる。
槍
水晶~鷲羽~二俣蓮華~双六
薬師・(黒部五郎)・(笠)
白山
剱・白馬・唐松~五竜・(鹿島槍)・(針ノ木)
燕~大天井~横岳~常念~蝶
前穂~奥穂~(ジャンダルム)涸沢岳
八ヶ岳・富士山・南アルプス・浅間山・・・・・・・
ピークを踏んだ山と稜線(~)には、あの時はありがとう。
そして未踏の山(かっこ内)にはいつか行きます・・・・と心の中で言った。
そのとき北穂池の存在を忘れていることに気づいた。
ピークから見えると思って探しても見えない。
見えるほうにどんどん進んだら北穂小屋のテラスの端の端だった。
足元に北穂池が見えたとき、「お~い」と池に声を掛けたい心境だった。
とても近くに感じた。(実際は標高差630)
ルートはないからあそこから登ったらここまで3~4時間はかかるはず。
右奥にそびえ立つ常念岳と北穂池を交互に目をやっては至福のときを味わった。
そして槍への縦走路をチェックする。
なるほど大キレットは惚れ惚れするほど凄かった。
自分の足元から槍へ、そして槍からまたこちらに目をやる。
何度も何度も稜線を目でたどった。
雲で隠すことなく全貌を見せてくれたということは、どういうことなのだろう?
いつか来ますか?やめますか?
私は槍に試されているように感じた。
この縦走をやらないなんてもったいなくはないだろうか。
ここにこそ山の楽しみがあるのではないだろうか。
縦走路になっている北穂小屋のテラスで頭をかかえた。
[E:upwardright]涸沢のテントが米粒のように小さく見えます。(標高差800m)
興味のある方は、写真をクリックして1番大きな画像で見てください。
明日のルート(ヒュッテ裏からのパノラマコース~屏風岩)もよくわかります。
[E:upwardright]北穂北稜から南稜を見る。その奥は奥穂高岳~ジャンダルム
[E:upwardright]北穂南稜から涸沢岳への縦走路もしっかり下見する
[E:upwardright]前穂北尾根と涸沢カール
[E:upwardright]常念岳~蝶が岳。右の赤いのは屏風岩(H2565)
十分景色を堪能して12時下山し始める。
来た道を忠実に降ること2時間、行きには気づかなかった紅葉に出会う。
思わず魅入る。
さらに降ること数分で・・・・
息を呑むほどの美しさだった。
ナナカマドの赤・ダケカンバの黄・ハイマツの緑・ザレの白・岩の黒。
14:21涸沢小屋に無事降りた。
小屋のテラスは暖かいものを買い求める登山客であふれていた。
テントに戻ったのは15:30。
着替えを済ませ、カールを散策した。
少し登ると涸沢カールに池があることを発見した。
あっても不思議でないのだけれど、大発見した気になった。
涸沢はこの大勢の登山客を優しく包み込んでいた。
夕飯は、テントサイトでアルファー米のえびピラフを食べた。
お湯を注ぐだけで食べられる優れものだ。
甘いものを口に入れ、あったかいお茶を飲む。
幸せこの上ない。
寒いのでシュラフにもぐる。
目を閉じた。
脳裏に焼きついている雄大な景色、鮮やかな紅葉が浮かんでは消える。
穂高よ、槍よ、涸沢よ、ありがとう。
穂高に包まれ幸せな気持ちで眠りについた。
2008年10月11日(土)
「現在の気温11℃」のなかで目が覚めた。
昨晩は寒くもなく快適だった。
5:30[道の駅]から[沢渡茶嵐駐車場]へ移動する途中、予報どおり雨が降り始める。
駐車場は2泊3日で1500円。
(月曜日戻ってきたときに聞いた話だが、この土曜日は5~6箇所ある沢渡の駐車場はどこもいっぱいで、松本ICを降りたあたりから渋滞だったそうな。名古屋を朝に発っていたらとうてい駐車できなかった)
駐車場でタクシーを頼む。
近年、上高地まで4000円の定額制になったので4人集まればバスの片道と変わらない。
我々を乗せたタクシーは満員のバスを追い越し、釜トンネルをスイスイ走って20分ほどで上高地に入った。
晴れていたならば満員のベンチも、この雨では誰一人寄り付く気配なし。
全国から集まったアルプス病患者の行列がここから始まる。
それにしても雨具はカラフルで綺麗だ。
6:50私は傘を差して歩きだす。(ほぼ平坦な横尾までは傘で体力温存)
この雨では、上高地を楽しむどころでない。
「横尾までには雨よ上がってくれ」と祈りながら歩いた。
8:00第一休憩所の[明神]に着く。
ものすごい登山客である。
我々は、ここで朝食。
わずかな軒で雨をよけながらおにぎりをほおばる。ちょっと寒い。
次の休憩地点の徳沢に向かうころ雨が小止みになってくる。
しかし止むでもない様子に「涸沢に着くまでには雨よ上がってくれ」と許容範囲を広げ祈る。
[徳沢]に着いた途端、雨が上がる。
私をはじめとする登山客の願いが通じたのだと思った。
[E:upwardright]暗かったテント場に光が差し一気に明るくなる。
やっぱり上高地はこうでなくっちゃ、と、小さくガッツポーズ。
「また来たよ。帰りも寄るからヨロシクネ」とハルニレの大木に挨拶する。
その後、どんどん青空が広がっていった。
本当に嬉しいな・・・と何度もつぶやく。
梓川を挟んだ前穂高を眺める[E:downwardright]
登山客の多くを立ち止まらせるこのスポット、何度見ても素晴らしい。
雨で洗われた山は色濃く、全容を見せずとも、どっしりとした風格があった。
日が差し暖かくなってきた[横尾]は、登山客であふれかえっていた。
雨具を脱ぎたたむ者、パッキングしなおす者、食事をする者、どの顔も楽しそうだった。
ここから槍に上がるものと涸沢に上がるものが分かれる。
が、8:2で涸沢がほとんどでしょう。
[E:upwardright]10:38横尾大橋を渡り涸沢に入っていく。
標高700mを3時間で上がれるかな?
紅葉の屏風岩はまた格別だった。
何度も見上げては綺麗だとつぶやく。[E:upwardleft]本谷橋に11:47着。
この先は、大行列で進むことになる。
左)本谷橋から30分ほど(12:53)涸沢をどんどん詰めていくと右奥に涸沢カールが見えてくる。
右)さらに30分登ると遠くにヒュッテとテント場が見えてきた。
が、まだまだ1時間登らなければザックはおろせない。
このころから背中のザックが肩にずっしりきて、肩も足もきつかった。
(今回の夕食は小屋でとることにしたのでザックは14㎏ほどだが、それでも久々のテント泊の荷物は重くきつかった)
[E:upwardright]右のような写真が見えてきたころには、太ももがさらに重くなり思うように上がれない。
テント場までの最後の10分は、きついきついきつい・・・・自分の足でないようだった。
満員のテント場で、よい物件を探す。
よし、ここ!とザックをおろしたのは14:18だった。
大行列だった割には、本谷橋からコースタイムで来れたようだ。
北アルプスの紅葉に包まれたら、きつかったことなんてすっかり忘れていた。
このテント村の住民票(テント申込)提出も長蛇の列だった。
今年のテント場は、史上最高の600張りだったそうです。
それにしてもすごいですね。
テント設営後、湯を沸かし一息つき、1時間ばかり横になった。
テントの良いところはこれですね。
日が沈むと気温が一気に下がった。
5:30から涸沢ヒュッテで夕食(2000円也)をとる。
(荷物軽量化のため今回はヒュッテで夕食を頼んだ)
このとき、先月北穂池のガイドに偶然出会う。
そりゃ出会っても不思議でもあるまい。
なにせ、この連休の涸沢人口は2300人ほどになるそうですから。
テントに戻り8時には寝た。
ちなみに、ヒュッテも小屋もどちらも1畳に3~4人の込み具合だそうな。
どうやって横になるのでしょうか?
喧嘩勃発が目に浮かぶ。
あ~コワイ。
それに比べテントは、煩わしい人間関係は皆無。
(夫とのいざこざはちょっとあっても、気遣い無用の相手だもの気が楽)
エアーマットを敷いても背中は多少痛いが、そんな不自由は承知のうえ。
どれだけ不自由で不便があっても、ゆったり横になれるこの個室空間は平和そのものだった。
カバーをつけた万全のシュラフにもぐりこみ、おきまりのせりふを。
あぁ~極楽・ごくらく・ゴクラク・・・・平和だねぇ・・・・。
10月5日撮影の涸沢紅葉を10月24日(金)NHK午後7時半から金とくで放映されるそうです。(詳細はクリックして下さい)
こうまでしてアルプス病患者を魅了する紅葉はどんなものか、一度ご覧下さい。
2008/10/10(金)
午後6時半。
上高地の天気予報の最終チェックに「よしっ[E:scissors]」と確信を持って家を出る。
(11日の[E:rain]/[E:cloud]は許容だが、12・13日の[E:cloud]は[出かけない]or[行き先を変える]だったので安心した)
今回は車・テント山行。
メンバーは、友達夫婦と我々夫婦の4人。
行き先は、飽きもせず涸沢。
目的は・・・・
①涸沢紅葉[E:maple]
②北穂高岳登頂
③北穂池を北穂高岳から見下ろす
④北穂高岳東稜を見下ろす
⑤屏風岩から槍ヶ岳~北穂高岳~奥穂高岳のカール3つを見比べる
⑥北穂高岳~涸沢岳~穂高岳山荘~ザイテングラート~テント場縦走。
⑦槍ヶ岳~北穂高岳の縦走路の下見
以上、番号は優先順位です。
[E:car] [E:car] [E:car] [E:car] [E:car] [E:car] [E:car]
名古屋高速道路~中央道を乗り継ぎ、松本で車を降り、順調に上高地に向かう。
上高地へはマイカー通行禁止なので、明朝、沢渡からバスまたはタクシーで入山する。
今晩の宿は、毎度お世話になっている沢渡手前の道の駅(22:10着)。
駐車場にはテント張っている先客ちらほら。
前回(2002年9月末)は、軒先でシュラフにくるまり野宿したが、今回は、女ふたりは車で、男ふたりは簡易郵便局出張所の囲いを借り宿泊。(すのこがあり快適だった・・・男衆談)
遠くの道路標識は「現在の気温14℃」と点滅していた。
寒くもなく暑くもなく、快適な寝床だった。
また出かけちゃいます。
涸沢(北アルプス)でテント泊です。
涸沢は紅葉真っ盛り。
週末から冷え込むようで、三段紅葉となるかもです。
[E:maple] [E:maple] [E:maple] [E:maple] [E:maple]
ピンポイント天気予報を毎日何回も馬鹿みたいにチェックした甲斐があって良くなってきた。
もっとも、山の天気ではないので、あくまでも参考程度のものですが。
日曜日に北穂に上がる予定です。
もちろん頂上から北穂池を眺めに行くのです。
プラス、大展望も。
今晩、名古屋を[E:rvcar][E:dash]出て、沢渡あたりの道の駅でホームレスのように寝るつもり。
では、どっぷり紅葉に浸かってきます。[E:scissors]