2010の梅見

昨年、知多四国遍路で立ち寄った大高緑地公園の梅林に友達を案内しました。

 

友達(S子)がくも膜下出血という大病を患ったのは3年前の秋のことでした。大手術でしたが処置が早かったので後遺症ははなく、翌年の春には普通の生活ができるまでに回復しました。

なんとか回復したといえども、生活の場である岩手県北上市で冬を過ごすのは心身ともに過酷なので、冬は実家のある愛知県にマンスリーマンションを借りて、12~4月まで単身で静養です。

そして、今冬も愛知県にやってきました。スポーツジムに通いながら体調を管理し、東北の厳しく長い冬をやり過ごしているのです。

 

そんな彼女を梅見に誘いました。

「○○○ちゃんに見せてもらった写真の本物を見たかったの!このグラデーション本当にきれいねぇ~」とS子は大喜びです。

「でしょ~」 と、ふたりはしばらく梅林の美しさに酔いしれました。

この景色をS子と共有できたことは本当に嬉しいことでした。

 

2010鳩吹山縦走

冬季オリンピック、盛り上がってますね。

女子モーグルからはじまり、ハラハラドキドキで観戦してます。

追っ手が迫ってくるあのスリル・・・・サスペンスさながらです。

 

そんな冬季オリンピック最中に、私のローカル山行記録なんてつまらないでしょうが記録ということでアップします。夏山に向けてのトレーニング山行といいたいところですが、低山ですので健康維持山行ですね。



平成22年2月7日(日)[E:sun]

飽きもせず鳩吹山縦走。同行は夫。低山なので雪の心配はないし、何よりのんびり歩けるのが気に入っている。

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大脇から入り、鳩吹山を踏んでから北廻りルートで石原口に降りるという一般ルートをとる。 この縦走路の後半は愛知と岐阜の県境になっている。

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大脇(標高66)から30分ほど登ると小天神(標高240)に着く。いつものようにここで一服する。
遥かに見えるはずの雪を被った3000m級の山々は、どんよりとした雲の中で見ることができなかった。がっかり。どこを見るともなく、木曽川の青い筋と美濃加茂の街をぼ~っと眺める。

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北廻りのコースに入る。ちょっと滝↑に寄り道する。流れながらも凍る様を期待したのだが、ここではそれほどのものは見られなかった。それでも何本かのツララは目を楽しませてくれる。

 

正午、山が綺麗に見え出す。伊吹山は全容を現し、北アルプスだろう山系も見えだしたが、特徴がつかみにくく細部までわからない。それでも小躍りしたくなるほどこころ惹かれる景色だった。

 

 

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北廻りコースで石原口に降り、また登り返して継鹿尾山に向かう。
ここ↑は前回スケッチしたところだ。この間の続き?と思っていたのだがやっぱりだめだった。実はスケッチどころでなかったのだ。

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この写真↑でわかるでしょうか?鳩吹山の左奥に御嶽山が見えた。
(写真をクリックして見て下さい)

そして・・・・・

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中央アルプスがくっきり見えたのだ。稜線を辿りながら夢中で山を確かめた。空木岳の立派さがよくわかった。何年前になるだろうか。夏山だがあの美しい山を縦走したことが何だか誇りに思えた。鉄塔右あたりが越百山だと思う。右端は笠置山。その先は写真には写っていないが南アルプスで、その先が恵那山だった。
もっといい写真が載っているHPをみつけました。こちらから

 

これだけ3000m級の山々が見渡せる鳩吹山縦走路に改めて魅力を感じた。地図を見ながら歩くには楽しい山である。コースを変えてまた行こうと思っている。

 

平均上昇率(1分あたり)     5m
垂直上昇高度の合計    926m

平均下降率(1分あたり)   8m
垂直下降高度の合計
    751m

上昇/下降の回数      3回(標高差が50m以上でカウント)

総時間         5時間58分(休憩含む)
以上、参考まで。

 

箱根の山は天下の嶮②

平成22年1月24日(日)[E:sun]

7時起床。温泉旅行の楽しみである朝湯[E:spa]に入る。これで朝酒と朝寝をすると身上潰すそうだ。もっともだ。

 

9:30身支度を整え宿を発つ。外はとても冷えていた。が、風はなく、バス停がある国道までの樹林帯は気持ちのよいものだった。

芦ノ湖を目指してバスに乗る。箱根駅伝5区の最後の登りをバスはくねくね上がっていった。峠を越えると芦ノ湖が見え出す。元箱根というバス停で降りた。(バス所要時間15分)

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元箱根から芦ノ湖を右手に見ながら散策する。まもなく雪を被った富士山の頭が見え出した。日本の象徴を目の当たりにして気持ちが高揚する。箱根神社鳥居の赤がアクセントとなりしばし見惚れる。観光客がまだ少ない湖畔を楽しんだ。

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箱根旧街道(箱根八里)を歩く。その昔、夏の強い日差しや冬の寒風から旅人を守った杉並木は、樹齢350年を超え大木になっていた。今では観光用にほんのわずか残されているだけという。東海道踏破を考えたことのある私には何かもの寂しさを感じる。

その後、箱根関所を見学し、箱根町から11:20発の観光船(海賊船)に乗って桃源台に向かった。(船所要時間40分)

 

 

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船上から富士山と駒ケ岳(標高1327)↑を交互に見つめる。昨日、大涌谷から富士山が見られなかっただけに、駒ケ岳から見てやろうと企んでいたのだ。駒ケ岳からどんな景色が見られるのだろう?昨晩、布団に入ってから考えていたことの続きを船上で楽しんだ。

 

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桃源台から箱根園へタクシーで移動し、駒ケ岳ロープウェイに乗る。その10分足らずの空中散歩↑は想像以上だった。他に観光客がいるから冷静そうにしていたが、心の中ではワーワー言っていた。昨日大涌谷で見た登山客の多さがうなずけた。いいコースだということは容易にわかった。

 

山頂に到着するとそこは笹原だった。樹林帯がないから吹きさらしで猛烈に寒かった。

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足元の芦ノ湖は箱庭のようで↑、相模湾から駿河湾まで見渡せる。 

 

 

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相模湾から、三浦半島、房総半島まで遠望↑できた。

 

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山頂には箱根元宮が祀ってあった。鳥居の下に登山客がいる。どのコースでどこへ行くのか聞いてみたかったが、自分の格好を考え躊躇した。おばさんのちょっかいと思われるのが嫌だったのだ。それにしても山行日和で楽しかっただろう。

 

富士山と対峙したとき↓私はかなり興奮していた。
左肩に南アルプスが見て取れた。北アルプスや八ヶ岳は山に隠れて見えなかったが大涌谷からは見えるのかもしれないと思うと昨日の天気が残念で仕方がなかった。

 

     

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                                     [E:note]1.あたまを雲の上に出し
                                         四方(しほう)の山を見おろして
                                         かみなりさまを下にきく
                                         ふじは日本一の山

                                       
2.青ぞら高くそびえたち
                                          からだに雪のきものきて
                                          かすみのすそをとおくひく
                                          ふじは日本一の山

 

 

 

山のホテルのレストランでランチ後、元箱根からバスで小田原に出た。(2:49)

 

道路は渋滞し、バスはずいぶん遅れて小田原市内に入った。
バス運転手に小田原城最寄の停留所を尋ねたら当停留所を指して「ここでもいい」と。「降りますか?」と尋ねられ、つい「お、降ります!!!」と答えてしまったから大変なことになった。居眠りしている親友A・Bをたたき起こし、早く早くと降車口まで誘導した。どうやって降りたのかまったく覚えていないが血相変えた3人だったに違いない。当然親友たちから文句を言われた。どうしてあんな強引な行動をとったのかと反省することしきりだった。

 

小田原城では①馬出門 ②虎の印判 ③天守閣 この3つを見たかった。
運よく馬出門から入れたので、やれやれこれで入館制限時間に間に合ったと思ったのだが、天守閣までが遠くて、おばさん3人はずいぶん走ることになった。途中でAがお腹が痛いとリタイアを言い出す。だがBに却下され泣く泣く天守閣まで上がることになった。

虎の印判は印(はんこ)そのもが見られなくて残念だったが思い出に残るお城になったことは言うまでもない。バスを降ろしてくれた運転手の親切があったことも忘れてはならない。

          

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思い返せば、今回の旅はよく走った。駒ケ岳の下山ロープウェイでもそうだった。おばさんの体力はどこまで持つだろうか。

とにもかくにも、3人が無事それぞれの家庭に戻っていったことが何よりだった。おしまい。

 

箱根の山は天下の嶮①

平成22年1月23日(土)[E:sun]/[E:cloud]   

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中学の頃からの親友たちと箱根を旅した。箱根のどんな山?金時山かな?とお思いの方、ごめんなさい。今回は山旅でなく観光です。山以外に興味のない方は読み飛ばしてください。

親友たちが言うには、我々の修学旅行(中学3年)は箱根だったと。なのに私は、えっ?箱根だったの?と。楽しいはずのその記憶が私にだけほとんどないことがわかりショックだった。(覚えていなかったことは恥ずかしくもありそのショックも含む)

我々はおばさんに(ひとりは去年孫が生まれ、おばあさんに)なったが、当時乙女だった三人がそろって箱根再訪するなんて何とも幸せなことよ。でも100歳くらいまで長生きしたらこの再訪も忘れるんだろうな。修学旅行のことのように。

 

さて、旅を進めましょう。

「小田原駅」で新幹線下車。
右往左往しながら買い求めた箱根フリーパス(2日間有効3900円)をにぎりしめ(2日間なくさないように)、終点「強羅」行きの[E:train]登山電車に乗り込む。
   

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登山電車は何度かスイッチバックしながら箱根の山に分け入っていく。↑
車窓からちらっと箱根街道が見えた。箱根駅伝のコースだ。心臓破りの坂、まさしく天下の嶮だった。(登山電車:小田原駅→強羅駅まで1時間強)

 

 

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「強羅駅標高578」でケーブルカー↑に乗り換え、「早雲山駅標高757」に向かう。(所要時間10分ほど)
このケーブルカーは、ワイヤーロープの両端に車両が取り付けてあり、一方が降るともう一方が上がるという仕組みになっているそうだ。うまく考えたものだ。

私は一番前に陣取りあちこち眺めた。ちなみにあとのふたりは空席を見つけ腰掛けていた。

 

 

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「早雲山駅」から本日4つ目の乗り物ロープウェイに乗って、「大涌谷駅標高1044」へ。すぐに箱根山の外輪山↑が北側に見えてきた。あの1番高い尖った山が金太郎伝説の金時山(標高1212)だとすぐわかった。2度もチャンスを逃して登り損ねている山だけに「イツカキット」と見入る。

        [E:note]まさかりかついで きんたろう
          くまにまたがり おうまのけいこ
           はいしどうどう はいどうどう
           はいしどうどう はいどうどう
  

 

 

 

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終点「大涌谷」↑に近づくと、いたるところからガスが噴出していた。まずこの痛々しい山肌に驚いた。無知な私は山を削っているのかと思った。説明版を読んでわかったことだが(下の写真参照)、噴気活動が活発なこの谷は地質がもろく、何度も地すべりを起こしているそうな。この大規模な工事は地すべり対策工事だったのだ。豪雨にこの対策はどれだけ堪えられるのだろう。自然の力は、ときに想像以上なことが多いだけに、神奈川県の苦労は絶えないだろう。

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大涌谷名物 「黒たまご」↑。特有の酸性熱泥でゆでると真っ黒になるらしい。ひとつ食べると7年延命と紙袋に書かれている。寝たきりで長生きしても困るのだが・・・なんて思いながらアツアツをほおばった。

私は友達を置いて大涌谷源泉まで行ってみた。

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その道はだんだん登山道となり、靴をドロンコにして歩くことになった。
大涌谷から神山~駒ケ岳へも道がついていた。観光地なのに登山客がやたら多いのは、これが目当てだとあとになってわかった次第。
大涌谷源泉からの帰り道も富士山は結局姿を現わしてくれなかった。

 

 

残念な気持ちでロープウェイに乗り、芦ノ湖に降りていく。
「桃源台」(標高700)からバスに乗って「仙石原」(標高650m前後の高原)に出る。
バス車窓からススキ草原を見た。時期は過ぎているが、一面萌黄色のその草原は何とも美しかった。

仙石原は、今では山に囲まれる高原だが、何万年前の一時期は湖だったそうだ。時はさかのぼり数万年前のこと、箱根火山のカルデラ内で地下活動が起きたとき、その火砕流が早川をせき止めて仙石湖(カルデラ湖)を造った。
しかし、その後の火山活動で大量の岩屑が仙石原湖を埋め尽くす。湖は消え高原になったということだ。なかなか興味深い。詳しくはこちらをご覧ください。 もっと詳しくはこちら

 

 

ラリック美術館のレストランでランチ後、星の王子さまミュージアムへ。
サン=テグジュペリ生誕100年を祝し、日本を代表する観光地の一つとして世界的に知られている箱根の地を選んだそうな。

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大人の童話といわれるのこの本は奥が深く、読むたびに新たな発見がある。その館内はキツネ、ヘビ、バラ、ウワバミなどが紹介され、あの有名な台詞「大切なものは目に見えないんだよ」というコーナーでは足が止まった。サン=テグジュペリのマジックにすっかりかかった私はいつもの癖で、自分勝手にあれこれ妄想する。星の王子さまのように私の物語にもたくさんの重要人物がいることに気づかせてくれたミュージアムだった。

 

 

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宮ノ下にある富士屋ホテルに立ち寄った。明治24年(1891)に建てられたそうだ。社寺建築を思わせる建物で、特に玄関は風格がある。↑ここから入って社会見学した。ジョン・レノン、オノ・ヨーコ、チャップリンそしてヘレン・ケラーも訪れたという。

 

 

今宿、小涌谷にある「水の音」へ。富士屋ホテルを見学したあとなのでちょっとがっかり・・・は否めない。箱根十七湯のうちの「小涌谷」「宮ノ下」の2種類の源泉がありどちらも楽しんだ。部屋にも露天風呂がついていたが、この時期寒くて入る勇気はない。もったいなかった。おなかいっぱい食べ、温泉に入り、お決まりの台詞「ゴクラク、ゴクラク・・・」が口をついて出る。

 

おばさんの旅の初日が終わろうとする頃、親友Aが衝撃的なカミングアウトをしだした。私は顔にクリームを塗りながら、Aの横に座った。

聞けば前回旅した天橋立から帰った次の日のことだと言うから3年近くも前のことだ。それからの苦悩の日々をAは語り始めた。Bは少し知っていたようだが、初耳の私の驚きは大きく、話を聞くうちに涙が出た。去年一緒に京都に行ったときの事がよみがえった。そのとき、Aはどれほどの悲しみを抱えていたのだろうと思うと一層かわいそうで仕方がなかった。今では解決したこととして話してくれたのだが、それでも話すには勇気がいっただろう。頑張ったねA。よかったぁといいながらまた涙した。

 

気づけば、日にちが変わっていた。ふかふかの布団に滑り込む。泣いたので少し目が熱い。が、あぁ~ゴクラク、ゴクラク・・・。

 

 

          

 

2010鈴鹿(宇賀渓~長尾滝~砂山~八風牧場跡)

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平成22年1月17日(日)[E:sun]/[E:cloud]

今日は山の会に参加。集合場所は三岐鉄道の大安駅。今日の私は夫運転のマイカー組。電車組のふたりを乗せ登山口まで行く。

 

今日のコースは、宇賀渓P(落合橋)~魚止滝~五階滝~長尾滝~砂山(三百山)。
しかし、これでは短い?らしく、砂山から東海自然歩道を通って八風牧場跡までが追加になった。(この追加部分は2008年3月に歩いている。)

宇賀渓谷地図

 

9:07駐車場を出発。宇賀川に沿って30分ほど行くと林道終点となり、白龍橋なる橋をふたつ渡り山に入っていく。竜ヶ岳への裏登山道(ホタガ谷)を右に見ながら直進。ここから先はまだ入ったことがないので、地図を片手にキョロキョロしながらリーダーに続く。

 

ほどなく魚止滝の案内板が。道がついているので簡単に川に降りられた。

   

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               魚止滝を見学。↑

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朽ちた丸木橋を慎重に渡り・・・・・・                    

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山腹のガレを高巻きしながら前進する。

と、五階滝の案内板が。      

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五階と名前がついているのだから、5層になっているのだろうか。これは蛇谷のようだ。
ドボンすると冷たい(だけでは済まない)ので今日のところは無理して近寄らない。雪が解けたら個人山行で来ることにしよう。

 

宇賀川に降り何度か渡渉。しばらく沢歩きとなる。雪が積もっているので滑る。いっぺんに上級コースとなった。竜ヶ岳への中道登山道を右に見ながら渡渉を続けた。

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本日の最終の滝、長尾滝に出た。この写真ではわかりにくいが、滝つぼが結構大きかった。

さて、ここからが大変だった。

 

この滝の右手の谷(ヨコ谷)にかかる鉄梯子を登って長尾滝の上に出る。

     

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しっかり固定されていないし、長い梯子なので揺れて怖かった。しかし、この先でもっと怖く難儀することが待ち受けていた。

 

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↑この写真を見ると何てことないように見えるのだが、岩はツルツルに凍っているので足場が危なくて仕方がなかった。ここで滑ったらウォータースライダー状態で2メートルほど先の滝(長尾滝ではない)に流されることになる。滑るのを覚悟でロープにしがみ付き、半分流されるような体勢を引っ張りあげてもらう。とにかくやっかいなところだった。

 

ここからは沢はない。そのかわり急登になる。一歩一歩体を持ち上げる。息が切れた。

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尾根道になり砂山に向かう。

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岩峰の砂山(標高498メートル)が見えてきた。
12:45砂山でお昼とした。伊勢平野が一望できる頂上だった。

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砂山からの竜ヶ岳(標高10999 鈴鹿セブンマウンテンの一山)
何年前だったか、遠足尾根から吹雪のなか竜に登ったことを思い出す。

 

砂山からの降りは遊歩道で石段が続いた。水晶谷キャンプ場に出て、東海自然歩道に入る。

つり橋を渡ってからの急な階段は堪えた。誰かが試練だといった。やめてもいいのに登りつづけるのは何故だろう?

階段を登り切るころ雪が舞いだした。八風牧場跡についたときは寒くて仕方がなかった。展望はないし、すぐ下山した。苦労して登ってのは何だったのだろう?やはり修行だったようだ。

3:45駐車場に戻った。

 

平均上昇率(1分あたり)   5m
垂直上昇高度の合計    891m

平均下降率(1分あたり)   8m
垂直下降高度の合計
    885m

上昇/下降の回数       2回(標高差が50m以上でカウント)

総時間         6時間38分(休憩含む)
以上、参考まで。

たくさん歩いた。雪が解けたら今日のルートを(八風牧場以外)を歩いてみようと思う。

 

 

           

    

 
 

      

 

2010鳩吹山~継鹿尾山

年が明けてはや半月が経ちました。皆さんはどんなお正月でしたか?私は帰省した息子や姉妹たちとのんびりというかダラダラと過ごしました。

そんなこんなで相当体が怠けてしまいました。私は夫を誘って鳩吹山(トレーニング山行)に出かけました。

 

平成22年1月10日(日)[E:sun]

岐阜県と愛知県の境の鳩吹山~継鹿尾山縦走。(1ヵ月ぶりの山行には、ちょうど良いコース)

地図 → ここをクリック

 

地下鉄丸の内駅8:06に乗車し、上小田井で名鉄電車に乗り換え9:03可児川着。

登山口の大脇に向かって歩く。

歩き出して間もなく、溝に落っこち膝をシコタマ打った。一瞬ヤバイ!と思ったが事なきを得てほっとする。今思えば嬉しくて浮かれて歩いていた。景色を見ていると足元が危ない。尾瀬で木道から落ち靴ごと水浸したこと。山で谷側に落ち一瞬ヒヤッとしたこと。お遍路で側溝にはまりお杖が折れそうになったこと・・・・・など思い出す。

 

登山口手前で無人野菜売場をのぞく。大概大根や白菜が売られ、いつものぞくだけなのだが、今日はラディッシュ(二十日大根)があった。手頃なのでふたつ買う。チャリ~ンと200円を缶に入れた。

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山行途中でラディッシュを食べた。みずみずしさは言うまでもないが歯ごたえとほのかな甘さがなんともご馳走だった。塩をかけたらさらにおいしく、うさぎのごとく葉っぱまで食べた。
(ラディッシュには美白成分が含まれているそうな。帰宅後いつもになく真っ白な顔だったのはこの成果か?)

鳩吹山(標高313m)を踏み、西に位置する継鹿尾山(標高273m)までアップダウンを繰り返す。

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昼食後、のどかな稜線を歩く。まさに至福のときだった。

 

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山に入って4時間。今日歩いてきた稜線が一望できるところに出た。右奥の鳩吹山からここまでの山並みを眺めた。

ここでスケッチしようと決めていた。そうスケッチだ。ガラにもないのだが、藤田さんという人に強く勧められ、モノは試しとやってみた。

黄ばんでいるスケッチブックに稜線を描いた。夫はメモ帳にボールペンで描く。夫はたま~にだがこうやって描く。道具は選ばないタイプで上手くはないが手早い。一応出来上がったものをお互いに見せ合い評価しあった。「雰囲気は出てるねぇ~」

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スケッチをするふたりの影 

 

この藤田さんは、年の差20歳のメル友である。藤田さんのホームページも紹介しておきます。「私の戦後史」と「そば栽培」など興味深く読みました。
      ↓
http://www.fuchu.or.jp/~fujita3/index.htm

 

1:45継鹿尾山に到着。湯を沸かしコーヒータイムとした。
今回は一般道でない道を降りようというたくらみを持っていた。地図を眺めながらコーヒーをすすった。

たくらみは成功し、無事目的地に降りられた。

平均上昇率(1分あたり)   5m
垂直上昇高度の合計    700m

平均下降率(1分あたり)   9m
垂直下降高度の合計
   708m

上昇/下降の回数       3回(標高差が50m以上でカウント)

総時間         5時間09分(休憩含む)

 

この先は、成田山(名古屋別院)に寄る。

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この階段を登るのは、縦走した足には大変なものだった。

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長い階段をふたつも上がってようやく参拝所に着いた。

 

しあわせを感じる一日でした。

 

 

 

 

 

大晦日

あと数時間で2009年も終わりです。

いつもこのブログをご覧いただきありがとうございました。

 

3巡目のお遍路は、37番岩本寺(高知県)で停まってますが、山は冬でもやります。興味のある方はまたのぞいて下さい。

それでは、皆様よいお正月をお迎え下さいませ。

 

 

追記
2009/12/6に登った山の記録を簡単に残しておきます。

岐阜県岐阜市にある標高300メートルほどの山を5~6山縦走しました。
(桐谷坂から向山にあがりアップダウンを10回ほど繰り返し迫間山まで。坂祝町に降りる)

地図→ ここをクリック

7時間ほど山の中をうろうろ。とても楽しかったです。

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遠くの山並みを眺めながら(北アルプスも見えるらしい)大きなため息をつく。

やるしかない。やれるよ大丈夫。と自分に言い聞かせる。

 

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虹が出てきれいでした。やはり山は鋭気がやしなえます。

今になって思えば、この山行があったから何とか師走を乗り越えられたような気がします。大袈裟かな?

 
平均上昇率(1分あたり)   7m
垂直上昇高度の合計  1108m

平均下降率(1分あたり)   9m
垂直下降高度の合計
  1223m

上昇/下降の回数       4回(標高差が50m以上でカウント)

総時間         7時間53分(朝バスを降りてから新鵜沼駅まで)

2009桜&紅葉(愛知県豊田市小原地区)

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小原の四季桜(愛知県豊田市)が見ごろだと中日新聞の一面に載ったある日のこと。

「ねぇねぇ。これ(小原に)行ってみようよ」と夫を誘ってみた。でも、小原ってどこ?小原村なら紙すき(小原和紙)だけど・・・とネットで調べると、小原村は2005年豊田市に編入し、今では小原地区の四季桜で有名だそうな。ここまで四季桜がすごいとは知らなくて驚いた。

ということで、連休中のお天気の日に出かけることに決定した。

 

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平成21年11月23日(月)勤労感謝の日[E:sun]/[E:cloud]

7:30夫の運転で自宅を出発[E:car][E:dash]

8:45小原和紙のふるさと(下記パンフの)に着。駐車場はガラスキ。3台目の到着だった。

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下調べどおり「秋のコース5.5km約2時間」を「和紙のふるさと」から歩く。

ちょっと肌寒く手が冷たい。誰も歩いていない道を30分ほど行くと、「小原ふれあい公園」に着いた。

小原ふれあい公園」はメイン会場になっており、駐車場は長い行列だった。特産品などのお店が並び、花より団子の観光客で賑わっている。長居は無用で今来た道を少し戻り、「市場城跡」に向かう。ほどなく私のイメージどおりの静かな道になった。

 

                    [E:cherryblossom]

 

 

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西運寺に立ち寄る。桜と紅葉を一度に見るのは初めてのことだった。

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あぁ、綺麗だ。立ち止まっては何度もそう思った。

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柿の実・桜・紅葉。特にこのスリーショットはいいなぁ~と眺めた。

 

                    [E:maple]

 

 

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次の目的地は「市場城跡」。室町時代の山城と記されていた。

    Img_2465
 

市場城跡」は標高380mにあり、少し汗ばむような急な坂を登っていく。頃合よくベンチがあり、持参した熱いお茶と和菓子で休憩。これなら抹茶を持ってこればよかったなんて思うほど雰囲気がよかった。

  Img_2467             

空堀をずんずん登っていくと・・・・

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本丸跡からの眺めは素晴らしかった。四季桜が200本植えられているそうで見ごたえがあった。 

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四季桜はここ↑に記されているように、昭和53年から村をあげて育ててきたとある。新聞に載るようになるまで35年ほど。私までもが足を運ぶほど知名度を上げつつあるようだ。

 

                   [E:cherryblossom]

 

 

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「廣圓寺」に立ち寄る。立て札には「五百年祭」とあった。何と今日11月23日が廣圓寺開山五百年に当るらしい。本堂ではたくさんのお坊さんがお経を唱えながら御本尊をぐるぐるまわる?法要の最中だった。ここに来る途中、額に黒い点(丸)をふたつつけた私服の子どもをひとり見かけたのだが、ここのお稚児さんだったようだ。ここの御本尊の節目の日に立ち寄れたことは、何か特別なことのように感じられた。

 

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本城小学校を過ぎ市場三十三観音がある田代川まで来た。もう観光客はいない。
川沿いの桜並木を歩いた。一枚脱ぎたくなるほど暖かい。小春日和だった。

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緑の公園」までは何にもないけど、それがまたのどかでお遍路を思い出させる。

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道中、皇帝ダリアをよく見かけた。草丈2~3mもあるものだから、首が痛くなるほど見上げなければならない。青空によく映え綺麗だった。

 

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緑の公園」はスポーツ施設がある総合公園だった。子ども連れの家族がお弁当を広げている。私はザックからパンを出してお腹の足しにした。

緑の公園には散策路がたくさん用意されていた。誰も登っている様子がないけど標高400弱ほどの小山を登った。素晴らしい景色を期待したのだがずっと鬱蒼とした樹林帯だった。これでは人気がないはずだ。

 

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12:40駐車場の「和紙のふるさと」に戻った。ここまで4時間を費やした。

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和紙展示館や工芸館に立ち寄る。建物の前には、和紙の原料となるミツマタ↑が植えられていた。名前の通り、枝が三つに分岐するのでわかりやすい。

ここも裏山に散策路があった。「クマ出没注意」とあるので誰も歩いていない。物好きな我々は迷わず散策路に入って行った。クマ避けの鈴の変わりに、夫がパ~ンパ~ンと手を打ちながらクマに合図する。ときどき私も合いの手を入れる。展望はなかったが、ここはとてもいい道だった。

 

 

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上手い具合に駐車場に降りてきた。土産物屋↑と食堂は観光客でいっぱい。ここで天ぷらそばを注文した。

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夕食の湯豆腐にと豆腐を1丁と真っ黒な干し柿を買った。干し柿はやわらかくねっとりしてそれはおいしかった。

 

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車で「川見四季桜公園」に移動。隣接する薬師寺に参拝。甘酒で一服した。

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この川見四季桜公園↑は素晴らしかった。山頂まで15分ほど桜の中を登っていく。

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1200本ほど植えられているそうで見ごたえ充分。日が傾きかけていたが充分綺麗だった。今度来る事があるならば朝日を浴びた山肌を是非見てみたいものだ。

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花は一重五弁。マメザクラとエドヒガンの種間雑種だとか。ソメイヨシノのような豪華さはないが私はこちらの方が好み。

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駐車場スペースが狭いので観光客は多くないだろうと思ったら、反対側からも登れる道があり、わんさかわんさかと両方からやってくるので頂上は賑わっていた。

 

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最後に「前洞の四季桜」へ。日が陰ったからか観光客はいなかった。愛知県指定の天然記念物、明治39年に植樹と記されている。古い樹だった。

 

これで計画通りすべて見終えた。歩数計は21859歩・14kmと表示されていた。

帰路はスムーズに走れたが、反対車線はまだ四季桜に向かう車の大渋滞だった。それほど人気があるのだということがよくわかった。

 

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帰宅後、夕食は小原で買った豆腐で湯豆腐を。

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そして、小原で買った湯のみでお茶を飲む。

あぁ、楽しい一日だった。今度はどこに行きませう。おしまい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2009国見岳(三重県鈴鹿山系)

2009年11月15日(日)[E:sun]/[E:cloud]

御在所岳の北に分け入りました。

地図はこちらから → 御在所岳 

 

今日は山の会に参加。
8:30集合場所の湯ノ山温泉駅に到着すると「久しぶりやなぁ~どうしとったん?」と鈴鹿なまり?で歓迎を受ける。何とも嬉しい。

朝明駐車場に移動する。登山客の車で駐車場はいっぱいだった。
9:20朝明駐車場(標高510)スタート
  ↓
10:20根の平峠(803)
  ↓
10:50愛知川(神崎川)(720)小休止

Img_2434 愛知川右岸から北を見る

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11:15上水晶谷出合(720)

Img_2437 ハートの流れ(上水晶谷)
  
12:15地獄谷分岐(910)昼食
  ↓
13:18国見峠(1090)

Img_2442 御在所岳
                                             ↓

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13:40国見岳(1165)小休止

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15:20根の平峠(803)
  ↓
16:00朝明駐車場(510)

 

ちょっと疲れを感じながらも、楽しく歩いた一日でした。

2009御在所岳(三重県鈴鹿山系)

平成21年10月31日(土)[E:sun]/[E:cloud]

8ヶ月ぶりに三重県の御在所岳に行ってきました。

地図はこちらから → 御在所岳地図

 

 

今日は電車登山。近鉄電車「湯ノ山温泉駅」下車し、タクシーで中道登山道に乗り付ける。

昨年9月の集中豪雨でスカイラインは中道登山口より先は閉鎖していた。ので、この登山口に車が集中して路上駐車だらけだった。

 

9:45のんびり登りだす。

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今年はどんな紅葉が見られるのだろうかと想像しながら一歩一歩登る。

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今年の紅葉は早いと聞いていたが、それは本当だった。
あぁ・・・・遅かった。

2005年11月3日の紅葉をまた見たくて今回来たのだけれどだめだった。来年までおあずけになった。

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御在所岳の大キレットを慎重に降る。

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大キレットを振り返る↑。こんなところを降りてきたのです。

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稜線から裾野にかけての紅葉の変化が見て取れる。しばらく眺めた。

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裏道ルートが谷底に見えた。
昨年の集中豪雨で大被害を受けた藤内小屋がまる見えである。
うわさには聞いていたが、河原のようになって痛々しかった。

ロープウェイで上がった観光客を避けるために、山頂手前で昼食とした。
食後に仲間からもらった柿がおいしかった。

観光客に混じって頂上を歩き、一ノ谷新道コースで下山。
楽しい一日だった。