
黒部五郎岳登頂してからカールに降り、冷たい水をゴクゴク。
藤田さんメールありがとうございます〓
暑中お見舞い申し上げます

今から黒部五郎岳に向かいます。
快適です。
2011年 梅干②
梅の経過報告です。
前回の①は、6/17(金)に10㎏買い求め、追熟させるところまで。その様子は、こちらから。
(6/18~19北アルプスに出かけていた間を追熟期間としたわけです)
北アルプスから帰宅後の月曜日、もう少し追熟させたかったのでもう1日様子をみることにする。
翌6/21火曜日、今度は私が忙しくて、梅干仕事ができない。あと1日くらいいいだろうとほっておく。
翌々日の6/22水曜日、梅の様子を見に行ったら、え~っ!痛みはじめているではないですか。しまったぁ~!昨日は猛暑(気温35度)だったからねぇ。梅は干上がって熱中症?あまりにもほったらかしにしたからなぁ~。かわいそうなことをしました。
傷んだ梅を処分し塩漬け開始。なんと1割強無駄に・・・本当にもったいないことしました。
でも追熟加減はいい感じになりました。
6/22梅に15%の塩をまぶす。↑この容器は梅3.3㎏。今回は妹の勧めで重しをかけずにやってみました。

24時間後の様子↑。容器満タンだった梅のかさがぐっと減り、梅酢が上がってきました。重しをしなくても梅酢が上がり一安心。
昨年の梅との比較はこちらから

3日目には、すっかり塩が溶け、梅酢も上まであがって順調です。
時々ゆすってはカビが発生していないか点検は怠りません。

(カメラの日付が2010になっていますが、2011年です。カメラをいじったとき間違えて設定したようで・・・[E:shock])
18日目の様子↑。今年も白干しです。
東海地方は早くも梅雨明け宣言したけれど、塩漬け期間は1ヶ月要するので、まだ干せません。土用干は7月下旬ころを予定してます。早く干したい心境です。
ついでに、らっきょうのその後・・・・

真っ白だったらっきょうは、いい色になってきました。もう食べられるかな?
次回は梅干の土用干をアップします。
2011 北アルプス ひょうたん池②

平成23年6月19日(日)[E:cloud]→下山時[E:sun]
5時少し前に起き支度にとりかかる。早立ちなので朝食は昨晩に作ってもらったおにぎり。
出発前に食べる者、途中で食べる者といろいろ。私はバナナを食べる。
外に出ると明神岳Ⅴ峰の頭が見えたり隠れたりしていた(↑写真)。
5時半出発予定が、昨晩の深酒でなかなか起きてこない男性1名のせいで6時出発となる。山の30分は貴重なので当然文句が出る。しかし仲良く?元気よく!出発。そこが山仲間のいいところ。
6時嘉門次小屋出発。 信州大学上高地ステーションを通過すると新しい橋が出来ていた。
なんと「ひょうたん池」という案内板まである。
↑以前は朽ちた橋だった。この先は一般登山道でないので熟練者と入らないと危険です。私は山の会の案内付きです。

ふたつ目の橋は古いまま。しかも昨日の雨で濡れている。コレハスベルゾ ! 格好悪いが安全第一で這いずって渡る。無事通過し笹薮を歩いていると後方で「落ちたぁ!」と声があがる。 アチャー。男性、腰までびしょ濡れ。雪解け水なので冷かろうに。引き返すかと思ったら着替えだすので待つこと15分足止め。みな内心穏やかでないが、気の毒な姿を見ると文句も言えない。足もとに咲くクルマバソウ↓が相手をしてくれたので気が紛れた。
下宮川谷を標高1700まで上がり、右の枝沢に入る。樹林帯の急登で暑い。
しばらくして、男性1名体調不良を訴える。結局リタイヤした。([E:beer]ノミスギチュウイ2ゴウ!)

おちょぼ口のヤマシャクヤク発見! 右写真は下山時。開花しても品よくここまで。
標高1900付近でカモシカ発見! 逃げることなくじっとしている。かわいいカモシカだった。

ハプニング続きだったので宮川のコル(1944)まで2時間半も要した。スットクを指す方にあるはずの明神岳はガスで見えない。ガレガレの中を落石に気をつけながら行く。
山を愛しちゃったんだね
ずいぶんでかいやつをすきになったな
山も君を愛してくれるかい
上宮川谷を渡ると、明神岳Ⅳ峰東稜末端に慰霊碑がふたつあった。そのひとつが上の写真。Ⅳ峰からこちらに滑落したのだろうかと見上げると、ムラサキヤシオとイワカガミが垂直の岩壁に張り付き、故人を偲ぶかのように垂れ下がって咲いていた。
もうひとつの方は、「昭和42年1月1日22歳、ここに眠る」と書かれていた。生きていれば67歳か。まだ十分山をやれる年齢だ。そう思うと胸が痛んだ。
弱々しい樹高1m程のミネザクラがぽつんと一本、花をつけていた。人間にない生き延びる力に胸を打たれる。

長七の頭下まで来ると雪渓が現れる。アイゼンを履き、長七沢を50mほどトラバースする。

雪渓での落石は音もなく突然やってくる。トラバース途中で明神岳を見上げる↑と、落石しそうな不気味さがあった。案の定、ラストが渡るとき落石があり大声で知らせた。見ていて怖かった。
全員無事に雪渓を渡り、雪解けの急斜面をアイゼンのままよじ登る。

オオバキスミレ↑・エンレイソウ・ミヤマキンバイ・サンカヨウ・ヒメイチゲ・・・・・そこは咲き始めたばかりのお花畑だった。踏みつけないように歩く。
笹を掴んで無理やり上がったところがひょうたん池↑だった。9:55標高2300。池は雪の下。姿を現すとひょうたんの形をしているそうな。 (ひょうたん池から北を見る)

長七の頭2320↑を目指す。そのピークは2~3人で満員。どんよりとした空で見通しがきかない。

長七の頭にも、ひ弱なミネザクラが花をつけていた。イワナシ↑も花を付けている。長い冬をじっと耐え開花した姿は実に愛おしい。
せっかくここまで来て明神岳の全容が見られないのは残念だったが、ひょうたん池に立ち、4池を踏破できたことが嬉しかった。あくまでも自己満足。
<私が勝手に決めた北アルプス4池の記録>

①奥又白池2003/6/24 ②北穂池2008/9/4


③天狗池2009/8/13 2010/10/10 ④今回のひょうたん池
<稜線から見える4池>
①の奥又白池は前穂高岳頂上から見える。ひょうたん池も位置的には見えそうな気がする。そう思うと前穂に確認しに行きたくなる。
②の北穂池は、北穂高岳(↑左写真)や南岳(↑右写真)から見える。
③の天狗池↑は南岳から槍方面の稜線から見える。
ひょうたん池で1時間近く過ごした。ガスの切れ間に見えた東稜からの明神岳。私が行ける領域でないことは見てわかった。
10:50来た道を戻る。ガレた降りは難儀した。浮石に注意しながら踏ん張って降りるのは実に辛いものだった。
左:ウメハタザオ
右:オオカメノキ(秋に赤い実をつける)

下山時に見たⅤ峰は立派だった。Ⅴ峰は岳沢から入り、Ⅴ~Ⅳ~Ⅲ~Ⅱ~本峰~前穂と行くらしい。あそこからはどんな景色が見えるのだろう?行けるものなら行ってみたい。誘われるものがあった。
帰りの橋では落ちる者はなく、13:30嘉門次小屋に無事戻る。
いろいろハプニングがあったが、山仲間のお陰で楽しい山行だった。おしまい。
2011 北アルプス ひょうたん池①
2年前(2009)は天候が悪く、ひょうたん池まで行けなかった。今回また行く機会を得たため上高地入する。
釜トンネルを抜けると雨がパラパラ、大正池あたりで本降りになる。正午、上高地でバスを降り傘をさして歩き出す。
雨のお陰といっては観光客に悪いが、かき分て歩くことはしなくてすんだ。8ケ月ぶりの上高地はそりゃあもう嬉しくてたまらない。雨が降っていることなど忘れ快適に歩いた。

ズミかコナシか詳しく知らないが、桜に似たバラ科の木は綺麗な花をつけていた。ニリンソウやラショウモンカズラ(↑写真)ユキザサもたくさん花をつけている。ひっそりと咲く花を見つけながら歩く。
1時間ほどで明神に着く。明神館のカンボクはまだ花をつけていない。やはり上高地も、今年は花の時期が遅いようだ。
明神岳麓にある嘉門次小屋前の野外コンサート(昼の部)はピアノが濡れるので中止になる。
明神岳が崩壊したときにできたという明神池は、神が降りてくる池(神降池)といわれている。歌うことは得意ではないが、その穂高岳神社奥宮内で歌ってもよい機会を逃したのは、ちょっと残念な気もした。
そもそもどの山も神聖な場所で、不埒を働くととんでもないことになると私は思っている。遭難が怖いので、神の逆鱗に触れない登山を心がけているつもりなのだが・・・・。

雨なので散策もままならず、嘉門次小屋の囲炉裏端で過ごす。
誰かのおごりでイワナの骨酒を飲んだ。私は下戸だけれど、美味しいものだった。男衆はずっと飲んでいるのでだんだん出来上がっていく。皆それぞれの解放の仕方で過ごす。

小屋の食堂は夜のコンサート会場設営のため使えないので、このような景色↑の中にある屋根付きベンチ(外)で夕食。小雨降るなか趣があっていいものだった。

山菜の天ぷらが美味しかった。「これは横に生えている雑草だ」。老若男女がワイワイと修学旅行のようにはしゃぐ。
夕食後の夜の部コンサートは、あのウエストンを案内した上條嘉門次のひ孫にあたる4代目あるじの進行で始まった。
[E:note]うたを忘れたカナリヤは
後ろの山に捨てましょか
いえいえそれはなりませぬ[E:note]
この歌は私が子どもだった頃、親がよく歌ってくれた。私は好んで1番をエンドレスで諳んじていた記憶がある。「いえいえそれはなりませぬ」その歌詞について親が何か話してくれたことをよく覚えている。そのせいか子どもながらに好きなフレーズだった。
2番、3番、そして最後の「忘れた歌を思い出す」は、心の琴線に触れるものだった。様々な想いが幾筋の涙となって流れた。
今一度カナリヤを聞きませんか?こちらからどうぞ。
こうして私の2011年北アルプスの幕が開けた。
眺める山だった明神岳に入り、その懐にある「ひょうたん池」に明日は立てるかな・・・そんなことを考えながら幸せな眠りについた。
2011年 梅干①
岳
映画「岳–ガク-」を観ました。
コミック本が映画化されたものです。本も読んでいないし、主人公役の小栗旬もファンでないけれど、北アルプスが舞台だと聞けば、山をやっている者として観たいですよね。
主人公の島崎三歩は北アルプスのボランティア山岳救助隊。心から山を愛し、人を愛すアツイアツイ山屋でした。
一見ノーテンキ山屋バカ。しかし山の楽しさや厳しさを知り尽くしている。生死を目の当たりにして「よく頑張った」と語れる強さを持ち合わせている主人公でした。
そんな三歩役をうまく演じた小栗旬、適役でした。
私ね、NHK大河ドラマ「篤姫」(間違えましたぁ~天地人でした)での石田三成役の小栗旬には、ぜ~んぜん魅力感じなかったのに、今回の山屋役の小栗旬の笑顔やノーテンキさにはイチコロ。ホレテシマイマシタ。すましたイメージの彼のどこにあんな笑顔が隠されていたのか驚きです。
映画で「山で捨てていけないもの、それはゴミと命!」というセリフがありました。
山で眠る登山者を思うと胸が痛みます。
北アルプは雪解けが進み、夏山計画があれこれと頭をよぎります。
体力、技術、判断・・・決して遭難することがないよう気をつけます。
2011 らっきょう
らっきょうの時期となりました。
昨年は欲張って根付きを箱買い(10㎏)して、作業が大変だったので今年は6㎏としました。

早く根切り処理をして塩漬けにしないと、どんどん芽が出て品質が低下してしまいます。この下処理の時間が毎年の悩みの種。ホント時間かかるのです。
黙々と作業するのは嫌いではないですが、他のことができなくなります。ちなみに、この6㎏を一気に仕上げるには、少なくとも3時間は、らっきょうと格闘することになります。
そこで、塩水に浸けておけば2~3日はよいとある料理本に書いてあったので、とりあえずバサーっと塩水に浸けました。
夕飯後、テレビを見ながら数日間コツコツ内職をしました。私にぴったりな方法でした。

昨年漬けたらっきょう(左の瓶)は、今ではいい色になってます。まだカリカリと美味しいですよ。
右の瓶は、先週に漬けた生姜の甘酢漬けです。撮影のために冷蔵庫から出したのでちょっと曇っていますが綺麗なピンク色に染まっています。
健康に気を使う年齢になり、らっきょうや生姜漬けを毎日少しづつ食べるようにしています。
そうそう、先週から玄米ご飯も食べています。炊飯器が古くなったので奮発して高いのを買ったら玄米ご飯も炊飯可能だったのです。試しに炊いてみようと思ったのがきっかけです。生まれて初めて玄米ご飯を食べましたが意外と美味しい。飽きるまでもうしばらく食べ続けようと思っています。効果?まだわかりません。
で、らっきょう。きれいに下処理して甘酢につけたのが・・・・・

これです。つやつやしてます。まだ白くて綺麗です。数週間したら食べられるそうですが、私はよく漬かったほうが好みです。
今度は梅干です。まだ仕入れていないです。15日までちょっと忙しいのでそのあとにするつもりですが、売り切れてしまわないか心配しているところです。
らっきょうのその後は こちら から(梅干②の最後の方に映像あり)
2011ハライド~国見岳~国見尾根(三重県)
平成23年5月8日(日) [E:cloud]
2005年5月3日の満開のアカヤシオが忘れられず、また出かけたいとずっと想っていた。
その2005年の予測はどんぴしゃで、満開のアカヤシオに包まれ、これは夢か現実かという心境になったものだ。もう一度!と期待を込めて、アカヤシオに会いに出かけた。
コース
鳥居道P(290)~東海自然歩道~風越峠(520)~ハライド(908)ここまでは初めて~ヤシオ尾根~青岳(1095)~国見岳(1165)~国見尾根~藤内小屋(665)~蒼滝~大石公園(431)下山~タクシーで鳥居Pへ戻る
9:00 鳥居道駐車場(290)に車を停め、東海自然歩道を行く。
ハライドまでは初めての道なので、少し緊張しながら歩き始める。

歩き出して30分。 沢沿いにヤマルリソウを見つける。↑
東海自然歩道にかかる橋をいくつか渡り、神懸や笠岳への分岐を見送りながら
標高を稼いでいく。

10:05 風越峠(520)に出る。名前の通り風が通って気持ちがいい。小休止。
その後、東海自然歩道を左に折れ尾根に出る。
ちなみに、そのまま東海自然歩道を行くと朝明に降りる。
尾根に乗って南コブ(723)を目指したが、わからないまま通過してしまう。
踏み跡が薄いので道を少し外したようだ。
しかし、 この尾根道は大きく外しようがないので心配ない。アップダウンを重ね進む。

登山者皆無で貸切状態。誰にも邪魔されず新緑の鮮やかさを満喫する。
右手前方大ガレ。突然視界が開けた。 左)ハルリンドウ 右)スミレ

北に位置する釈迦ヶ岳を眺めながら小休止する。足元には朝明が見える。
だんだんとアカヤシオ樹林帯に入っていく。花びらのももいろがとても可愛い。
依然として登山者皆無。アカヤシオに包まれ下界では味わえない幸せに浸る。
しばらく行くと、遠くから今日はじめての登山者の声が聞こえてきた。
それはハライドが近いことを教えてくれるのと同時に、現実に引き戻される予告でも
あった。とうとう静寂は破られてしまった。

12:26 ハライド(908)着。この先、朝明に降りるという3人のパーティーがいた。

ハライドから先の景色に釘付けの私は、無愛想にも挨拶はそこそこ。
アカヤシオ咲く登山道に潜り込むようにして進んだ。
ヤシオ尾根は2005年と昨年(2010年)に歩いている。

13:10 ハライドと同じ高さまで登りかえしハライドを振り返る。
伊勢平野に向かって高度を落としていく尾根の様子が一望でき、ここまでの苦労が
報われる。

ヤシオ尾根には分岐がいくつかある。登山者はそれぞれの目的地に降りて行く。
我々はまだまだ尾根を行く。
ヤシオ尾根というだけあってアカヤシオは素晴らしかった。
すれ違う登山者は、心なしか嬉しそうな顔に見える。
14:15 根の平峠からの登山道に合流する↑。全山アカヤシオ。この世の春だ。
左)天狗岩 右)ゆるぎ岩。この後、あの奇岩がある国見尾根に上がる。

14:30 国見岳(1165)を通過し、石門↑の上で湯を沸かし、2度目の食事する。
山では、一度にどっさり食べないので、時間が許せば何度でも・・・。
石門の上は5畳ほどの広さがあり、寝転がって休憩もした。
3時を少し回ったころ、ようやく国見尾根に入り下山開始。
750ほど降らなければならない。ちょっとゆっくりしすぎたような。
ヤシオ尾根を遠望。今度この世の春が見られるのはいつだろう。
右の写真は、天狗岩とゆるぎ岩。
その昔、領地の奪い合いの結果、ここを境界線にしたと伝えられる「界」と彫られた
大きな岩を通過する。そこからも随分降った。
16:40 ようやく標高665にある藤内小屋に降りる。
ここは2008年秋の集中豪雨で大被害を受け、ひどいことになった。
それから初めて足を踏み入れた私は、聞いてはいたが、あまりの変わり
様に驚いた。
17:10 スカイライン450(車道)に降りる。

そこからが失敗だった。欲張って蒼滝へ降りた。もちろんこの時間だから観光客は誰ひとりいない。そこからの東海自然歩道は通行不可だった。
重い足で登り返し、東海自然歩道を降って、大石公園(431)に降り、タクシーを呼んで鳥居道駐車場まで戻った。そんなことなら、歩いてスカイラインを戻ればよかったが、あとの祭り。
9時間強の山行、さすがに疲れたがアカヤシオを堪能できた。付き合ってくれた夫のお陰だ。「ありがとう、楽しかったぁ~、また連れて来てね」と次の予約を早々に入れた。
垂直上昇高度の合計 1172m 3時間55分
垂直下降高度の合計
1084m 2時間47分
総時間 9時間10分(休憩含む)
9:00スタート(290)~6:10下山
ピーク 1165m(国見岳)
花盛り

毎日まだかまだかと眺めていたバラが咲きました。今年の開花は10日ほど遅かったです。とってもよい香りがします。

バンマツリ(蕃茉莉)も満開です。
2007年のGWにお遍路(3巡目)したとき、高知でこの木をよく見かけました。よい香りがすると決まってこれが咲いており、立ち止まっては眺めたものです。
お遍路帰宅後すぐ、偶然にもこの苗木と出逢ったのです。もしお遍路で豪華な姿を見ていなかったら絶対手を出さない貧相な苗木でした。それでも欲しかった。何度か鉢を大きくして、2年前からこんなに咲くようになりました。ナス科。
咲いたときの花の色は紫ですが、日にちが経つにつれ色が抜けて最後には白になります。お遍路の時は同時に何色もの花が咲くのだと思ったのですが、育ててみて色の変化が楽しめる木だとわかりました。この花が咲くと、苦しくても楽しかったお遍路を思い出します。
お遍路の話題でもうひとつ。携帯サイトのお遍路、とうとう結願しました。祝!
毎日の歩数(歩数計付き携帯)をメールで携帯サイトに送る仕組みのものです。設定すれば自動的に毎日の歩数が送信され、札所に着くと「○○番に到着しました」とメールが来るのです。

私は当時、お遍路1日で6万歩ほど歩いた記憶なので、×40日(私が実際かかった日数)すると約240万歩です。画面の260万歩-240万歩=20万歩の違いは1周1400キロの設定なんだと思います。
こんな紹介もあり、結構楽しかったです。1番に行くともっと面白いのにと思います。
大窪寺の紹介をクリックすると・・・
本堂の画像が現れます。 やっと到着した1巡目の2003年10月16日(7年半前)のことを思い出します。あぁぁ~懐かしい!
行きたくなります、お遍路に。くたくたになり、なぜお遍路を始めたのかと自問自答しながら歩き続けたあの頃が・・・懐かしいです。
世俗での修行、私は歩き続けます。お遍路の時のように一歩一歩。











































