アロ~ハ~

 

 


友達からフラダンスショーのチケットが送られてきた。

健康のため?フラダンスを始めた友達の発表会も兼ねているらしい。

友達が踊る姿を一度見たいと思っていたので、私は興味津々で出かけることにした。

★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜

 

当日。ステージ用のお化粧に前髪を見事なまでに盛りあげた友達のその容姿は、水商売のママ的な感じで妙に色っぽく、私は目が点になった。でも慣れてくると見事なもんだねぇ~と変身ぶりを冷やかしながらゲラゲラ笑う。

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出番を待つ子供たち。可愛いでしょ?走り回っていました。

一方、大人は最後まで練習を怠らない。緊張してますなぁ。

子供たちのフラはバラバラだったが可愛いので微笑ましい。

とうとう友達の出番。おおよその位置は聞いていたが、カメラを構えるとどこにいるのかさっぱりわからない。ようやくわかった頃には終盤のようで焦った。

このポーズいいんじゃない?いいぞいいぞ!
でも何故か見ているこちらがドキドキし撮影の手はブレまくり。息子の学芸会や運動会もそうだったことを思い出す。

 

最後は160人で踊った。これはもう誰が誰やらわからない。お手上げだった。

自分にはない世界を垣間見て、世の女性のパワーを感じた。アッパレ!

 

゜。°。°。°。°。°。°。°。゜。°。°。°。

 

フラダンスの会場に向かう前に護国神社に立ち寄った。
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すると花嫁さんがいらした。友だちに囲まれ記念写真。後ろ姿からも幸せが伝わってくる。オバサンは写真撮影しながら幸多かれと祈った。

 

日本&ハワイ。一日で両方見ちゃいました。 アロ~ハ~

 

2011北アルプス紅葉(槍沢)④

平成23年10月10日(月)体育の日[E:cloud] 

Cimg0601 日の出は浅間山の南に居座る雲に遮られた。それでもピンク色に染まる空に折り重なる山々。こういう景色は何度見ても飽きない。

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結局、槍には登らなかったが記念撮影を [E:wink] 今回のツーショットはコレだけ。

 

Cimg06076:12槍ヶ岳山荘を出発。ビュービュー[E:typhoon]昨夜来から止まない強風のなかを大槍ヒュッテに向って東鎌尾根を行く。

 

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痩せ尾根での突風は危なかった。そのせいもあって降りは難易度が高かった。

 

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左手(北)には白馬や鹿島槍が見える。曇っているがよく見通せた。

 

 

Cimg0614右手(南)は穂高稜線で写真右端は9月に登ったジャンダルムのようだ。親しみを持って眺める。

 

 

Cimg0615 猛烈な風だったが、東鎌尾根は満足のいく登山道でこちらを選んでよかった。

 

 

Cimg06176:55大槍ヒュッテ着。寒くて小屋に入ってコーヒーを注文する。ここは今日で小屋閉め。食堂のテーブルは役目を終え隅にかためられていた。

 

7:15大槍ヒュッテから槍沢に降りる。

7:46坊主岩下の道標に着く。

その後は昨日ヒーコラヒーコラと登った道をいとも簡単に降っていく。

 

 

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振り向けば、今回行けなかった大喰~中岳の稜線が見えた。目を凝らせば稜線歩きの登山者が見える。(左写真のをアップにしたのが右の写真です)また来よう、またせっせと登ろう、そういう思いで名残り惜しく眺めた。

 

 

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8:52分岐で休憩。 
重装備の者や軽装の者が通過していく。たくさんの思い出を担いで降っていく。
今年最後の北アルプスだと思うと本当に名残惜しかった。

 

 

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9:39大曲。 水俣乗越へ少し登って偵察した。ここはいつか通るつもりでいる。ヒュッテ西岳泊かな?それとも?どんどん夢は膨らむ。

 

 Cimg0641 Cimg0642
ババ平の少し手前で、梓川(枯れ)に降りて一休み。誰一人来ないのでとても静か。東鎌尾根を真正面に据えて大岩にもたれる。北アルプス独り占め的な気持ちだった。

 

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10:47槍沢ロッジに戻る。
一昨日ここに来たとき静寂さにほっとしたものだが、3000mから降りてきた今は何か物足りなさを感じる。標高が下がるにつれ不満を感じるのだった。

 

 

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標高1820mの槍沢ロッジからは、行きに見た左の写真のモノを探しながら降る。

それはとてもキラキラして綺麗だった。ふと傍らを見上げると(右の写真)立ち枯れたオオウバユリがあった。花が終わり実が乾燥してパカッと爆ぜている。よく観察すると糸を張ったような感じの中にニンニクのスライスのような種子がびっしり詰まっていた。所々に落ちていた綺麗なモノはこれだとすぐ解った。

風に乗って徐々に種子を遠くに飛ばすらしい。初めて見るオオウバユリの種子は綺麗で花より好きになった。いっぺんで気に入った。

 

 

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二の俣、一の俣を過ぎ、槍沢の景色を何度も振り返る。

 

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もうすぐで横尾だというころで右手を見上げると、ムムム?あの山はひょっとして南岳?(望遠撮影)へぇ~ここから見えるんだぁ。最後に新しい発見があって得した気分になる。

 

 

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12:30横尾に戻ってきた。テントはぐっと減っていた。

あとはひたすら平行移動。横尾→河童橋までの歩きはあまり好きになれないが仕方がない。今回のおさらいや次回の計画を考えながら歩く。

 

徳沢でカレーライス+ソフトクリームでお腹を満たし・・・・

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2:35明神。河童橋に向かう登山者の群れを縫ってさらに歩く歩く、ひたすら歩く。

3:25河童橋に無事戻った。 穂高は雲に隠れその姿は来年までお預けとなった。バイバイ[E:paper]

3:40バスターミナルの長い行列に並んで、沢渡行きのバスに乗り込む。

          

                      出発地  : 槍ヶ岳山荘   3080m     6:10発
          到着地  : 河童橋 BT    1500m     3:25着 
 
          標高差  :  A    122m                 30分
                  D   1631m          5時間 3分              
          行動時間:                                9時間28分

 

[E:bus] → [E:car] 
沢渡に停めた車に乗り換え、日帰り入浴で汗を流し帰路についた。

 

これで今年の北アルプスはお終いです。
6月~10月まで延12日間、北アルプスの懐に潜り込みアチコチの景色を楽しみました。
とりあえず安全登山ができたことが何よりでした。

 

          
                     

 

 

 

 

 

 

 

 

2011北アルプス紅葉(槍沢)③

平成23年10月9日(日)[E:sun]

4時半起床。すぐに朝食の列に並びに行く。

ここ槍沢ロッジの朝食は先着順なので並ぶシステムになっている。デパートのバーゲンセールかのような(並んだことはないが)長蛇の列の最後尾につく。1回目の朝食(この時は5:00)何とか食堂に入れ、ふぅ~。小屋の朝食をあなどるなかれ。

 

支度をして小屋の外に出る。団体がストレッチをしていたので私も大きく背伸びする。
6:05槍沢ロッジ(標高1820)を出発。

 

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6:40~7:10ババ平。このテント場には簡易トイレがひとつしかないので長蛇の列だった。
テントを縫って進む。

 

 

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7:35大曲(おおまがり)で小休止。ナナカマドは赤くなっているけれど霜で縮れて見栄えが悪い。ここから東鎌尾根(水俣乗越)に上がる道がある。いつか通ってみたいと思っている。

 

 

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こんなふうに霜が降りている。雪が被るまで草木は寒かろうに。

 

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9:15やっと分岐に着く。9:40まで休憩(標高2350)ナナカマドの赤はどこにもなかった。

槍沢ロッジからここまで3時間10分もかかっている。(コースタイムは1時間40分)ババ平で30分も休憩したのでそれを引いても2時間40分。ヘタレ夫>ヘタレ私が原因。夫はすぐに息が切れ休憩したがるのでこうなってしまう。亀足にも程があるが仕方がない。パートナーなのだから見捨てるわけにはいかないのだ。

 

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11時近くなるとようやく槍が見えてきた。ここを登るのは10年ぶり。槍が見えてからも道のりは長かった記憶だ。(亀足で槍の肩まであと3時間)

 

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左)振り向けば2010年に西岳から激下りした登山道が手に取るように見え懐かしく眺める。一度はヒュッテ西岳で泊ってみたいものだ。
右)常念岳

 

Cimg0560 Cimg0559
11:25坊主岩下の道標(亀足で槍の肩まであと2時間半)

道標の足元に写真右のプレートが埋め込まれていた。山への想いが刻まれている。写真を大きくしてご覧ください。

 

Cimg0561 Cimg0563
11:35~43播隆窟(ばんりゅうくつ) 槍ヶ岳を初登攀し開山したといわれている播隆が篭った岩屋。中には何やらいろいろ祀られていた。

 

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播隆窟から東鎌尾根を見ると、大槍ヒュッテ目指しているひとりの登山者が目に入った。ジグザク登山道を目で追いながら、今回のコース変更を思いつく。

この先、槍の肩~大喰岳~中岳~南岳小屋の計画なのだが、この亀足ペースでは槍ヶ岳山荘止まりにしないといけない。残念だが予定変更して、明日は東鎌尾根~大槍ヒュッテ経由で槍沢に降りることに決めた。

槍沢をピストンは虚しすぎるのでその考えは全くなかった。東鎌尾根は北側の景色も見られるし、わずかでも初めてのルート(上記写真の赤ルート)を降る案は悪くないと思った。

 

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12:34殺生分岐 ずいぶん槍が大きくなってきた・・・気がする。(コースタイムではここから槍の肩まで40分)

 

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荒涼とした槍沢に殺生ヒュッテの赤い屋根が映える。
休憩ばかりしているので大休憩など必要ないのだが、行程を短くしたので大休憩を取る。

槍沢ロッジから7時間余。予定では大喰岳に向かっているはずだった。なのにまだ肩にも届かないでいる。山行トレーニング不足&老いを槍沢は教えてくれた。

それでも諦めずにひたすら登る今回の登山には、我々の結婚生活35年間を思い出させるものがあった。常念岳とほぼ同じ高さに腰掛けて、これまでのこと、これからのことあれこれ話しながら贅沢な夫婦の時間を過す。風もなく暖かくよい日だった。

 

 

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1:30重い腰をヨッコラショと上げ高みを目指す。(亀足で槍の肩まであと40分)
ここまでくるとバテバテの登山者が目立つ。ここに来て亀足の我々がバテバテ登山者を抜いていくようになる。それでも孤独な格闘は続いた。 

 

 

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2時ころには遠くに前穂北尾根が見えてきた。2日前に降った雪が積もる登山道をしばらく歩く。

2:08槍ヶ岳山荘着。槍沢ロッジから8時間40分。これが運動不足の夫の精一杯のタイムだった。

夫は還暦にリーチだから老いの始まり?(ちと早い気がするが)共に白髪まで(無くなるかも?)とは、今日のように助け合いながら元気で頑張ることなのだろう。とにかく我々は槍沢を登りきりました!私に付き合ってくれた夫の気持ちに感謝した。

 

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小屋前のテラスでコーヒーを飲む。一息つき小屋裏に回れば、キャホ~立山まで見渡せた。素晴らしい景色に酔いしれる。

 

Cimg0584 穴が空くほど見つめながら登ってきた槍ヶ岳だが結局登らなかった。言い訳のようだが登っている登山者や下山してきた興奮冷めやらずの人を見ている方が楽しかった。

 

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槍ヶ岳に登らなかった理由の本当のところは、始めっから槍ヶ岳をスルーして大喰岳に向かう予定だったから。このときの私は、槍より少しでも大喰岳~中岳~南岳の方へ行きたい心境だったのだ。

 

 

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5:00夕食。鶏の甘酢あんかけが柔らかく私好みで美味しかった。疲れた体に固いものは顎に負担がかかるので好きになれない。いつだったか、ヘロヘロで小屋について、夕食が冷めた固いトンカツで、顎がガクガクになり辟易した記憶がある。シソーノーローでもイレバでもムシバでもアリマセンが。

 

Cimg05945:39小屋裏で夕日を眺める。西鎌尾根を越す滝雲はイマイチだったが猛烈な風に乗り
あっという間に北に越えていった。

 

イビキ攻撃がない代わりに、夜中中ゴーゴーと風が唸り声をあげていた。
3000m稜線小屋は冷えた。

                              つづく

 

          出発地  : 槍沢ロッジ   1820m     6:05発 
          到着地  : 槍ヶ岳山荘   3080m    2:10着
          標高差  : A  1200m            5時間17分
                  D    59m                   15分 
          行動時間:                                 8時間41分
                     ピーク             3080m       

 

2011北アルプス紅葉(槍沢)②

平成23年10月8日(土)[E:sun]
車中泊はさすがに寒かった。7:40頃起床。支度をしながら2本のバスを見送る。

この時期、上高地行きのバスは不定期なので待ち構えてないと通過されてしまう。
なのでザックを担ぎ[E:banana]を食べながらバスを待つ。

8:10沢渡上[E:parking]から[E:bus](往復2000円)
8:35上高地BT着

Cimg0512標高1500の上高地は空気が冷たく気持ちいいものだった。長時間じっと絵(河童橋と穂高)を描く人はさぞ寒かろうに。

 

 8:50河童橋をスタート
 9:00上高地インフォメーションセンター前で朝食(山菜おこわのおにぎり)
10:15明神
11:15徳沢 

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徳沢はテントの花ざかりだった。小屋前のベンチで小休止しながら紅葉越しに前穂を眺める。

行き交う登山者は軽装や重装備と皆それぞれで観察していると楽しい。総じて皆楽しそうだ。小屋で淹れてもらったコーヒーをポットにテイクアウトして私も登山者のひとりとなって横尾に向かう。

 

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12:35横尾。 テント泊の人のすることを観察をしながらお腹を満たす。お日様は、ちょっと休んで行けと言わんばかりに私をぽかぽか暖めてくれるものだから、誘惑に負けてしまってちょっとウトウト。

 

1:25槍沢に向かう。
2:11槍見河原で小休止

 

Cimg0530 登山者のほとんどは涸沢に向かったので、槍沢は静かだった。今年も来てよかったと思う梓川の水の青さだった。

 

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2:47ニの俣 小休止。

 

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槍沢ロッジの水力発電まで来たら、小屋まであとわずか。(帰りに撮影)

 

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3:25槍沢ロッジ(標高1820)着。本当に紅葉はよくなかった。こういう年もあることを知る。 
部屋は「ウスユキソウ」。廊下にも談話室にも布団は敷き詰められ、今晩の込み具合が想像できた。

 

この小屋の売りはお風呂。槍沢と水力発電のお陰だ。石鹸は使えないが明日に備え、湯につかれるというのはありがたい。携帯は圏外だが窓辺に行くと稀に受信した。(ドコモ)

 

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5:30の夕食(3回戦目)を終え、2階の窓から月を見る。標高1820の谷から見る月もまたいいものだ。

6畳部屋で10人。狭いが寝返りができるだけマシ。

が!猛烈なイビキ[E:ng]が始まった。耐えかねて犯人を見つけ枕をずらしたが全く効き目なし。もう我慢の限界。部屋を出て夢遊病者のごとく寝場所を求めさまよい歩く。運良く談話室に敷かれた布団の空きを見つけ潜り込む。しかし床に敷かれた煎餅布団は冷たく、しまった、こたつ代わりに夫も連れてくるべきだったと思ったが今さら呼びに行くのもめんどくさい。これまた寒くてなかなか眠れなかったがイビキよりマシだった。

                                                           つづく

          出発地  : 河童橋    1500m   6:10発 
          到着地  : 槍沢ロッジ   1820m     3:25着
          標高差  : A  288m              1時間42分
                  D    30m                   10分 
          行動時間:                                 6時間28分
          

 

 

2011北アルプス紅葉(槍沢)①

平成23年10月7日(金)[E:sun]

体育の日の連休は、一般登山者が北アルプスに入れる最後の日なので、前泊で行かないと駐車場は満車で停められない。そうです、連休ともなると北アルプスは全国から物好きがワンサカ集まるのです。

 

さてさて今年の紅葉[E:maple]はどうかな?・・・と北アルプスの小屋のホームページを見るとあまりよろしくないことが行間から読み取れる。

それでも北アルプスに出かけたがるバカな私・・・に今回は夫が付き添ってくれることになった。 

 

というわけで、10/7(金)9:00PMころ(本当は7時の予定だったけれど支度ができなかった)夫の運転で家を出る[E:car][E:dash]

 

松本ICを降りるまでの交通量はまぁまぁ。上高地に向って走りだして10分もすると、次第に車が多くなる。[E:car] [E:rvcar] [E:car] [E:rvcar] [E:car] [E:rvcar] この夜中にぎょうさんの車どこに行きますの?
まさかこのほとんどの車が我々の仲間&ライバル(駐車場争奪の)だとは思いもしなかった。 
それにしてもみんな飛ばす飛ばす。クネクネしたカーブを何十台もの車が完全なるスピード違反で走っていた。

 

目当ての沢渡大橋Pに着くと、もう[E:full]の立て看板が。アウト!むむむっ。もう満車とは。
「次!次の駐車場へ!」と私は助手席から指示を出す。

当然次の沢渡中Pに皆なだれ込む。私は長い行列に我慢できず「Uターン!もひとつ先の沢渡上Pに行こ!」

読みは当たった。沢渡上Pはラクラク駐車できた。1:30AMセーフ[E:scissors]
それにしても街路灯もない真っ暗な山道をうまく来れたものだ。名ドライバーとナビの意気投合した結果だと思う。

 

車外は気温2度。寒空を見上げるとオリオン座が頭上に見える。冬の大三角もすぐ結べる。ロマンチック[E:shine]な気分になる。

 

シュラフに潜り込み沢渡上で車中泊。これで明日上高地に入る準備が整った。大きく息を吐き眠りについた[E:sleepy]

Cimg0601

                                         

つづく

2011北アルプスの紅葉は?

10/11PM11:00ころ無事帰宅しました。

今年の紅葉はまったくダメでした。10月7日未明の雪でひどいことになっていました。

それにしても今回は寒かったです。

Imgp9154
                   10/7未明の稜線の様子(槍ヶ岳山荘HPより
                   西鎌尾根だと思います。

 
 

私は槍沢でしたが、涸沢のテント村は1000張強だったとか。小屋泊を含めると3000人が涸沢にいたことになります。

私が行った2008年秋の涸沢テント泊のときの記録を見ると600張とあるので、今回はものすごい状態だったに違いありません。なんでこんなに集まるのでしょう。
20111009111243a20
                   10/9早朝の涸沢テント村(穂高岳山荘HPより)

 
 
 

これにて今年の北アルプスはお終いです。 

Img_38382010のような紅葉再来を夢見て、鈴鹿でトレーニング山行に励みます。

槍ヶ岳にて

槍ヶ岳にて
飽きもせず北アルプスに来ています。2011北アルプスの紅葉はまったくダメだったので槍ヶ岳の写真をどうぞ

2011鳩吹山(真禅寺~鳩吹山~⑮~⑰~⑱~真禅寺サブルート

平成23年9月19日(月・敬老の日)[E:sun]

夫の運転[E:car][E:dash]で鳩吹山へトレーニング山行。

2

9月秋分の日の連休と10月体育の日の連休に北アルプスを企んでいるのだが、最近のツレは体力低下が激しい。私もヘタレだがツレはもっとヘタレ。なのでトレーニングにと鳩吹山へ。

 

Cimg0494                                   ホタルガ   

 

真禅寺に車を止めて真禅寺コースを登る。黄色のコースを行く。
                     

Cimg0496

それにしても暑い日で汗ビッショリ。

 

Cimg0497                                    木曽川 

 

今日は通ったことがない⑱のルートを登りで探検する。道はかろうじてついているがあまり歩いていないので蜘蛛の巣が気持ち悪かった。予想通り稜線に上がれ、ヤッタァ~と喜ぶ。

 

Cimg0502                クリックして大きくして見てください。ね、バッタです。

家でゴロゴロしてるよりはマシ程度のトレーニング山行でした。

          
 

          出発地  : 真禅寺P    120m   9:50発 
          到着地  :   〃        120m    1:55着
          標高差  : A 417m              1時間13分
                  D  392m                 1時間  8分 
          行動時間:                                 4時間  3分
          ピーク  :   313m鳩吹山  

2011北アルプス(ジャンダルム)⑤

平成23年9月14日(水)[E:sun]/[E:cloud]

楽しかった山旅も今日が最終日となる。

Cimg0446 稜線上から見る日の出は格別だ。その光を浴び、下界でのセワシナイ日々を生き抜くためのエネルギーをチャージする。

 

Cimg0456 日常から離れたこの数日間は本当に幸せで・・・・

 

Cimg0455今回も穂高は私を楽しませてくれた。

 

Cimg0461小屋裏に回って、昨日立ったジャンダルムを改めて見る。それは今まで以上に神々しくまばゆいものだった。私を受け入れてくれアリガトウを言う。

Cimg0460 そして笠ヶ岳に目をやると穂高の影が落ちていた。何を見ても私を満足させるものばかりだった。2009年に降った白出沢にもサヨナラを言って涸沢に向けて下山した。

 

下山開始6:13。何年かぶりのザイテングラートを降りる。

Cimg0467
小屋から1時間半ばかり降ったところから北穂を眺める。あそこからの景色は容易に想像できた。

 

8:10涸沢ヒュッテでコーヒータイムの小休止。
あと1ヶ月もすると紅葉目当ての登山者がここにワンサカ集まる。今は嵐の前の静けさといったところか。

 

Cimg0473
涸沢ヒュッテから降ること1時間、昨年10月に降った本谷が遠望でき懐かしく眺めた。
あんな冒険はもうできないかもと最近小心者になっている。慎重になったというのが本当かも。

 

Cimg0482                              トリカブト

本谷橋を通過し、しばらく行くと6月にお世話になった嘉門次小屋のあるじにばったり遭った。あるじは涸沢へ散歩とか。お元気だ。

 

 

Cimg0483この位置から初めて見た北穂にしばしたたずむ。

 

 

Cimg0485                          虫に食べられた葉っぱ

 

もうすぐで横尾という所で私はまたもや転倒した。今度は左膝を打つ。我々パーティー以外の後続が気になって振り向きながら歩いたのがいけなかった。幸い大したことがなかったのでよかった。横着するとこうなるぞと山は教えてくれる。

 

 

Cimg048611:20横尾でトイレ休憩。横尾の楽しみはこの景色。

 

12:25徳沢着。カレーライス+ソフトクリームでお腹を満たす。

 

Cimg0487                            センジュカンピ
(ナデシコ)

 

Cimg0492
2:25河童橋着。残念ながら奥穂は雲の中だった。また来るときの楽しみにして上高地を後にした。

 

タクシーで平湯に戻り、バスターミナルに併設される日帰り湯で3日分の汗を流し、ガイド車で名古屋に戻った。

 

今回は出発までヤキモキしたが、楽しい山行だった。おしまい。

 

 

          出発地  : 穂高岳山荘    2996m  6:13発
          到着地  : 河童橋     1500m    2:30着
          標高差  : A  305m                19分
                  D 1666m           4時間26分 
          行動時間:                               8時間17分