この旅の目的は? その2

 

8:11[E:bullettrain]新横浜駅着。
桜木町に出てレンタカーを借りる。(プリウス24時間10395円)

 

横浜を訪れるのは15年ぶりくらいの記憶 女友達3人で遊びに来たことが思い出される。

 
 

 

8:50[E:car][E:dash] 山下公園を抜けて、青空のもと首都高速湾岸線を快適に走る。助手席の私はその景色にスゴ~イ!スゴ~イ!とはしゃいだ車中は夫だけなんだもの、大いにオノボリサンをやった。

 

浮島JCTから東京湾アクアラインに入りトンネルをくぐると、そこは海ほたるPA。 

 

Cimg2346

駐車するのに時間を要したけれど、景色見たさに行列に並ぶ。  

Cimg2351 Cimg2350
                      望遠撮影
 
 

東京湾のほぼ中心からの景色は確かに素晴らしかった。

 

渡ってきた橋を対岸の横浜から目でたどると突然途切れたので ンネル走行したことを思い出す。そのときは何で海に潜るの?と思ったけれど、この航行する大型船を見ていたら、アクアラインは海に潜らざるを得ないと容易にわかった。   

 

ここから見るみなとみらい地区の夜景は綺麗らしい。けれど私はこの青の景色の方を好むと思う。いつからだろう、 おひさまのもとが好きになったのは・・・・と考える雄大な景色だった 

 

Cimg2352
海ほたるはまるで豪華船のようで、こんな施設をよく造ったものだと感心しきりだった。

 

この先、滑走路のように伸びるアクアラインを渡ると千葉県。
千葉へGO!
[E:car][E:dash]

 

                                   つづく

 

 

 

この旅の目的は? その1

Cimg2344

できれば見たいと思っていた

その念願が叶って見られた富士山。   見る者を平穏な気持ちにさせてくれるのは信仰の山だからだろうか。裾野の美しさにうっとりする。 

 

 

昨年の11月以来、家でくすぶっていたので久々の旅となりました。
富士山も見られたのだから、
幸先良い旅になりそうです。
 

 

夫との旅の行き先は、◯みつ。 

 

                                   つづく

2013寒中お見舞い その3

その1   その2 

 

1月の連休明けひどい風邪をひきました。

 

 

耳鼻科では、鼻と喉が炎症を起こしているという診断でした。思い当たることは、友達の死で号泣したこと。そういえば目も鼻も喉も痛くなるほど泣いたっけ・・・。

 

Cimg2241
                   マジ?湿度38% これでは喉が・・・加湿器を最強にON 

  

咳とクシャミと止めどもなく出る鼻水。夫に伝染るといけないので、鼻に栓をしてマスクをして隔離部屋に閉じこもってました。

 

その鼻栓ですが、クシャミが余りにも大きいものだから 空気鉄砲のコルク玉のごとくポンと勢いマスクの中に発射、それも同時に2発ですおかしいやら情けないやら、 日がな一日鼻水と格闘していました悶々として安静どころでなかったです。

31ls4tdhexl__aa160_薬を飲む度に、今度こそ少しは楽になるかな~?と祈る思いでしたがそんなに甘いものではありませんでした。ずいぶん苦しみました。  

 

号泣が原因(葬式自体が風邪のウイルスがウヨウヨ)であるかよくわかりませんがよりにも寄ってメデタイとされる自分の誕生日に、鼻栓をして家庭内別居だなんて なんとも情けないことした

Image03
                         美濃忠の栗入りぜんざい

体を温めなさいと夫からのプレゼント(お見舞い)は「栗入りぜんざい」。これは大好物。ふ~ふ~しながら誕生日を祝いました。

 

 

私の風邪が最高潮のころ、先に書いたように妹が子宮+卵巣摘出手術を受けました。付き添ってやりたかったけれど、私がこんな状態では接触避けなければいけません。

 

「私は大丈夫。お姉ちゃん風邪大事にね」オペ前の妹からメールをもらうなんて考えてもみないことでした 不安泣いているに違いないと思うと、姉として 心が痛みました。「少し怖いだけだから頑張るのよ」と返信しました。病人が病人を見舞うという体験はそうあることでなく、貴重であったと思います。

 

Cimg2242
                      1/26名古屋に雪が舞いました。

 

妹は私見舞った翌々日の1/30に予定より1日早く 元気に退院しました。

その代わり、夫私の風邪が伝染りゴホンゴホンとやりだしました。
せっかく家庭内別居してたのに。
何より今回の病気は、おもいやりのこころ伝染るものでした。

 
  

 

 

 

宮沢賢治「雨ニモマケズ」「そういうものに私はなりたい」と結んでます。

丈夫なからだをもち/慾はなく/決して怒らず/いつも静かに笑っている


 ・・・・褒められもせず/苦にもされず/そういうものにわたしはなりたい

  

 

賢治が言う「そういうもの」に私もなりたいと常々思っています。

 

本来ブログに書くようなことでないことを時系列でダラダラと書きましたが、書くことによって少しは自分の癖が見えてきたような気がします。まだまだそれを言葉に出来ないもどかしさはありますが・・・。

 

気がつけば1月も今日で終わりです

これにて寒中お見舞いシリーズはお終いです。どうかご自愛ください。[E:happy01]

 

 

「雨ニモマケズ」

     雨にも負けず

     風にも負けず

     雪にも夏の暑さにも負けぬ

     丈夫なからだをもち

     慾はなく

     決して怒らず

     いつも静かに笑っている

     一日に玄米四合と

     味噌と少しの野菜を食べ

     あらゆることを

     自分を勘定に入れずに

     よく見聞きし分かり

     そして忘れず

     野原の松の林の陰の

     小さな萱ぶきの小屋にいて

     東に病気の子供あれば

     行って看病してやり

     西に疲れた母あれば

     行ってその稲の束を負い

     南に死にそうな人あれば

     行ってこわがらなくてもいいといい

     北に喧嘩や訴訟があれば

     つまらないからやめろといい

     日照りの時は涙を流し

     寒さの夏はおろおろ歩き

     みんなにでくのぼーと呼ばれ

     褒められもせず

     苦にもされず

     そういうものに

     わたしはなりたい

  

 

2013寒中お見舞い その2

Cimg2226

そんなこんなで、めでたく新年を迎えることができました。

元旦は自宅で静かにお正月。

 

急遽2日に妹家族が来ることになり、おもてなしの支度にてんやわんや。3日恒例の宴会ですが、かなり手抜きとなりました。
もてなしが苦手な私は疲れしてしまいました。年々順応性のなさを感じます  

 

 

3ケ日を過ぎるとお誘いの連絡が入るようになり、ようやく自分をとりもどせたような気がしました。 

 

[E:mobilephone]お誘いその1
近くまで来ているのでお茶でもどお?
というお誘いでしたが、あいにく予定があってダメでした。これは残念でした。

 

[E:telephone]お誘いその2
明日眼科の帰りに寄ってもいい?
ということで午後に山友(女)が訪ねて来ました。今年はどこ行く?という話尽きませんでした。 

 

[E:mailto]お誘いその3
岩手の友達から
7日に名古屋に行きます」とメールが。
ということで、宿泊するというヒルトンホテルでお茶しました。 彼女はくも膜下出血を患ってから5年が経ち、今日まで何不自由ない健康体でいられたことを喜び合いました。

 

 

ここまではよかったのですが、その次のお誘いは悲しい知らせでした。

 

 

 

Cimg09912
              願わくは花の下にて春死なんその如月の望月のころ
                   2012/4 犬山市円明寺にて 

 

[E:mobilephone]お誘いその4[E:weep]
前回ブログの最後にも書きましたが食道癌を患って緩和ケア入院していた友達の訃報で、「彼に会ってやって」という奥さんからのお誘いでした。
夫と連れ立って自宅に戻った彼に会いに行きました。昨年10月に見舞った部屋にはもう彼の笑顔はなく、無言の彼に「ようやく楽になったね」と声をかけるのが精一杯でした。 

Img_4457               故人の登山靴と昆虫採集の道具

 

私は 彼が大好きでした。本当に好きでした。もっともっと一緒に山に入りたかったし、彼100名山終了を待って、今度は私が愛して病まない北アルプスをいっぱい案内するつもりだった。

 

 

Img_4458 Img_4459
 
画家でもあった故人の作品。 昨年9月の個展が最後となってしまった。

 

山の楽しを教えてくれた彼から、友達を失う悲しみ教わるなんて思ってもみないことでした。

友達という大切なものを初めて亡くした私は子どものように泣きじゃくりました。

 

 

それでも翌々日、私は友達とランチに出かけ、あれだけ泣きじゃくったことはウソだったかのように私はワハハと笑ってました。勝手なものです。所詮他人事ということでしょうか。

でも 帰り道ひとりになると、彼の死を思い出しては涙するこの情緒不安定さはどうしようもないものでした。  

 

 

前回のブログに
私は体力はそれなりにあっても、精神力がめちゃくちゃ弱い。病は気から。その通りで私はメンタル面から病気になりやすいタイプ。 情けない。

と綴ってます。

その情けないことになった話を次回書くことにします。

2013寒中お見舞い その1

遅くなりましたが、今年最初のブログです。

皆さん、今年も宜しくお願いします[E:happy01]

 

Cimg2230                12/16に山友がゆずを届けてくれました。
               街にもいる野鳥の為にと手作りの巣箱も。
               中を見ることも餌を与えてもいけないそうです。鶴の恩返し?
               通し番号303です。                     
               秋に行ったという裏劔の話を地図を見ながら聞きました。    

 

 

気がつけば1ヶ月もブログの更新を怠ってました。

「ブログ更新されてませんが元気でしょうね」・・・という嬉しいメールに、いい加減更新しなきゃ、と思っても、山にも旅にも出てないから記事がない。
・・・・と言うのはイイワケで、書けなかった理由を自分の中で整理しながらボチボチ書いてみようと思います

 

これは備忘録ですので、適当に読み飛ばして下さい。

 

年末年始を振り返れば、いろいろなことがありました。

 

まずは一番の気がかりだった妹の病気。幸いにも極初期の癌だったのですが再手術すること決心るまで気長に相談に乗ってやりました。気が晴れない毎日でしたが、妹はもっともっと辛かったと思います。妹が健気であればあるほどかわいそうに思い、姉として心を痛めました。 

 

 

そんな中、嬉しい悲鳴もありました。

Cimg2233我家唯一の8畳の客間に、延べ12人(年末~年始)もの宿泊客があったのです。過去最高記録で疲れました。予約なしの飛び込みなんていうのもあり、ふと善根宿(ぜんこんやど)という言葉が頭に浮かんだほどです。(善根宿:お遍路で無償で宿を提供すること)

 

 

 

布団の支度は結構重労働です(そう感じるのは私だけ?)。ボヤキ・タメ息がでましたが、よく考えればそれほど嫌いな作業ではなく、遍路宿の女将って毎日こんな感じなんだろうな・・・なんて遍路宿の女将気分で働いていました。(毎日は困るけれど遍路宿やってみたいなんて甘い考えを起こしそうでした)

 

 

 

Cimg2239                おせちの筑前煮の用意。こういう下ごしらえって楽しい。

 Cimg2234            白菜漬け用に軽く日に当てる(隣家が失くなったので窓際は怖い)  

   Cimg2232 
Cimg2235
       名古屋駅方面を見てたら、ネコがひなたぼっこしてるの見っけ!
      人間界は今、猫の手も借りたいほど仕事山積
      いつものワルサの罪滅ぼしに、暇なら手伝っておくれ!と言いたくなる風景

     Cimg2237
  Cimg2238
 
      
丁寧に葉(軸)一枚一枚に塩をまぶし、重しをして2日ほど下漬。その後本漬。
      右の水色の蓋のは千枚漬け。 こういうことしている時がシアワセ。  

 

でもお正月の支度って元旦までにたくさんのことをアレモコレモしなければならないのでマイペースの私は苦手です。

 

それでもお正月を迎えれば、ソレはソレで楽しく過ごしました。
 お正月を迎えるまでが、私は苦!

 

去年はどうだったんだろうかと見てみると 友達の病気の心配や自分の病気を通してたくましくなりたいと結んでいる。私は重いザック担いで山に登るという体力はそれなりにあっても、精神力がめちゃくちゃ弱い。病は気から。その通りで私はメンタル面から病気になりやすいタイプ。 情けない。

 

昨年から心配していた食道癌の友達は、10月に見舞った翌日に緩和ケアの病院に入った。これも12月中気がかりなことでした

この続きはまた書くことにします。

2012暮れ

Cimg2224
今年も岩手の友達から[E:apple]が届きました。(先日12/7にまた東北震度5の地震がニックだったそうです。心配はつきません)


 

Cimg2225
私は真っ赤なりんごです~[E:note]  ・・・歌詞を知っているのはここまで。

 

ふと、いつ頃の歌だろうと調べてみると、昭和15年2月にレコードが発売され、『りんごのひとりごとというタイトルであることわかりました。そんな古い歌をワンフレーズけでも口ずさめるのですから、よほどの名曲だと思います。

 

 

 

で、早速いただくと、蜜が全体にどっひゃ~と入っていて驚きました。高級品に疎い私は、極品と箱に書かてれいるだけあるなぁ思いました。

 

 

 

 

Img_4456 しかしです。翌朝のりんごは普通の蜜入りだったのでガッカリ。その翌日もしかり。味は美味しいのですが、あれを見てしまったのでちょっと不満な毎日なのです。いつかまたどっひゃ~の蜜入りに当たったら今度こそは証拠写真を撮ってアップすることにします。

  

 

 

りんごの蜜入りつながりでもうひとつ。

 

 

 

芯のまわりだけでなく全体に蜜が入る『名月』というりんごの話を聞きました。

 

Cimg2220

ある日、スーパーでそれを見つけたので速攻買い。喜び勇んでりんご入刀。

 

 

 

Cimg2221
肉の霜降り状態のように蜜が入っているのを想像していたので、なぁ~んだとがっかり。でもよく見るとうっすら全体に蜜が入ってました。

  
 

 

そういえば、先日の健康診断でコレステロールが高いと言われてました。食事管理をきちんとしないと動脈硬化になると言われました。極品りんごを送ってくれた岩手の友達も数年前にクモ膜下を患い、コレステロールを侮るなと言われているので、ビビってます。

 

まず頭に浮かんだのが7月にアップしたアレ。病院でもらったコレステロールが高い食品一覧表を見ると、コレステロールの塊のようなものを毎朝食べていたことが判明。アレはやめました。

 

 

そんな矢先、9歳年下の妹が子宮体がんの疑いありと診断され不安な日々を送っています。

 

「りんごのひとりごと」の話に戻りますが、入院しているとき、お見舞いのりんごを見て詩が作られたそうです。 なので、りんごだけの記事だけのもりが病気の話題になってしまいました。

御在所岳(三重県)

H24年11月3日に三重県の御在所岳に行って来ました。ルートは中道。相棒は夫です。  

 

 

死語になりかけている『中高年の登山』に変わり、今や御在所岳でも『山ガール・山ボーイ』がいっぱいでした。

 

山ガ「キャ~どこに足をかけたらいいのぉ~?」
山ボ「大丈夫だよ、ここにかけて・・・・」

 

山ボーイは頼られ、まんざらでもない様子。ふと今夏、北アルプス明神~徳沢~横尾単調な道でのガール・山ボーイの会話を思い出しました。

ガ-ルの「ねぇねぇ~面白い話してぇ~」に、山ボーイはまわりの視線を感じて恥ずかしそうでしたが、これまた嬉しそう。微笑ましく眺めたものです。

 

 

 

話がそれましたが御在所岳の紅葉は、天気が予報より悪くなりイマイチでちょっと物足らない感じでした。

 

 

 

Cimg2207
風もあり寒かったので湯を沸かしてカップラーメンを食べました。
花より団子です。暖かいものは山ではご馳走です 

 

 

 

Cimg2213
これで日が当たれば綺麗なのにとちょっと残念に思いました。

 

 

 

それにしてもこの日の御在所は、登り降り交差時に行列ができるほど混んでいました。山ガールたちはおしとやかに下山優先するものだから余計です。頂上近くでは先頭がどうなっているかもわからずウントモスントモ進まない状態となってしまいました。我々は折り返し、エスケープルートで裏道に下山しました。

 

 

 

Cimg2217
もう1週間早く来るべきだったと思う色でした。しかし2009年は10月末でもダメだったこともありますから日にち選びは難しいです。

   

 

 

      Img_0827

        

2005年11月3日の紅葉が忘れられません。
毎日山に上がって見ているわけではないのでこれが最高とはいえません。

  

 

                

Cimg0700

                       ↗H23年11月3日の紅葉

2012紅葉 槍沢⑩ 上高地

平成24年10月9日(月)
いつもなら昨日のうちに上高地を出て帰宅している。しかし今回は
もう一泊して朝一番で帰るということにした。

 

上高地バスターミナル始発は7時。逆算すればAM3時半に横尾を発てばよい。ということで携帯電話のタイマーを3:30にセットして昨晩休んだ

 

[E:clock]タイマーのバイブレーションで目を覚まし、ベッド上段で寝ている夫を起こし、他の方の迷惑にならないようにそ~っと部屋を抜け出し玄関でのこと。

 

夫「今何時だか知ってる?」
私「えっ?」
夫「まだ12時半だぞ!」
私「アレ?ホントだ。
・・・・・・・」 


明け方の3時半に起きればいいのに、夜中の12時半に起きてしまったのである。そのまま出発していたらどうなっていたか・・・なお粗末さ

部屋に戻りそ~っと布団にもぐった 確かに携帯電話が振動して私を起こしたのに、アレは夢だったのだろうか?と考えながらまた眠った

 
 

Cimg2178
AM3:30 今度は本当に出発。山荘の玄関はまだ眠りの時間帯。
フラッシュ撮影したから電気がついているようだけど本当は真っ暗 。ヘッドライトの灯りで靴を履く。

 
 

Cimg2183
外に出ると満天の星でオリオン座はすぐに見つけられた。
寒くはない。
ヘッドライトつけて夫について歩く。徳沢からと思しき登山者7~8人とすれ違う。


 
 

Cimg2190
予定通り5:30明神に着く。薄明かりの中
コーヒーを沸かして朝食とする。
小梨平からと思しき登山者がチラホラやってくる。


 
 

Cimg2191 明神を発つ頃にはすっかり明るくなり、今まで体験したことがない時間帯の上高地を味わう。

 

Cimg2201
6:38河童橋から穂高を眺める。
剱岳~焼岳までを線で結ぶ踏破は、あの赤マル(天狗岳・間ノ岳)を残している。行くなら年齢的に早く片付けたい
のだけれど 危険性が高いアソコを行くこと実は躊躇している。アソコに魅力がないワケがないのでビビリなだけの話 

この先、河童橋に立てばアソコに目が行くことは間違いない。機が熟す時が来たら登らせてもらうことにしよう 

 

Cimg2202
バスターミナルでカレーパン(350円)を仕入れ7時のバスを待ちながらぱくつく。とろ~り半熟卵が入ったそれは大変美味しく
また来るときにはまたコレ!という代物だった。
 

今回の山旅も実に楽しませてもらった。無事戻れたことはありがたいに尽きる


 

 

 
 

Cimg2203
7時の始発バスに乗って30分、車を停めた
沢渡上に着く。向かえは木漏れ日の湯という日帰り温泉。山から降りてきたときよく利用するが今日は素通り。

 

松本ICから高速道路に入り、帰宅したのはAM11:30だった。

長い長い山行記に最後までお付き合いくださってありがとうございました。
来年までは、鈴鹿でトレーニング山行となります。
またアップしますので、よろしかったらのぞいて下さい。

                                        おしまい

2012紅葉 槍沢⑨ 肩~横尾山荘 

南岳小屋から槍の肩までの稜線歩きは、[E:sun][E:sun]天気[E:sun][E:sun]に恵まれずっと素晴らしい景色だった。

12時ちょっと前。槍の肩に着いて間もなくすると南岳笠ヶ岳雲がかかり出。なので 槍に登るのはやめた。その前に夫はイチ抜けた!していたのだけれど。

 

槍岳山荘前のベンチで湯を沸かし、常念岳と対峙しながら[E:noodle]カップラーメンで昼食。ザックの中でぺしゃんこになったパンなどもここで胃袋に納める。

 

Cimg2149
12:43 標高3080から槍沢を下山。

 

Cimg2151 1:30 一気に標高2700の坊主岩屋(播隆窟)まで降る。雲が槍まで来ているのがわかる。去年ここから肩まで2時間半かかった。(コースタイムは1時間10分=休憩含まず) 

 

 

しばらく行くと、手提げカバン片手に観光の延長で登ってくる若者に出逢う。 「槍まであと何キロですか?」と  どれだけスポーツ万能か知らないけれど、山をナメているとしか思えない格好だったので、あと30分登っても槍の穂先が見えなかったら下山しなさい。そのまま登っても明るいうちに槍に着けないし、登山者もいなくなるから  」と伝えた。別れてからずっと彼のことが頭から離れなかったことはいうまでもない。 

 

 

Cimg2158今まで岩だらけの無機質な登山道が色鮮やかになってくる。 

 

もう登りはいないだろうと思ったら、分岐でテント装備の 若者5人とすれ違う。初心者らしきを3人連れていたので、今から槍の肩まで行けるの?と心配した。

 

Cimg2167 Cimg2168_2
標高2000mあたりの雪渓。ここでコーヒータイム


 

Cimg2169槍の肩から人の登山者を抜いて、4時槍沢ロッジ(1820m)に着いた。 小休止する。

 


 

Cimg2172
まだかまだかと降って、5:11横尾山荘が見えてきたときはほっとした。

 

Cimg2173
標高1600まで降りてくると、おかずはワンプレートでなく豊富になる。

涸沢から降りてきたという隣の人は、小屋が満員で最悪だったと食事中ずっと愚痴っていた。紅葉の連休に涸沢に行くと、どういうことになるのかを知らない人の話は耳障りだった。ケッケッケ~!我々は最高でしたよ~!と私は心のなかで叫んでいた。

 

横尾山荘には立派なお風呂がある。石鹸・シャンプーは使用禁止だけれどジャグジーバスで疲れを癒した。

 


2012紅葉 槍沢⑧ 大喰岳

Cimg2131 大喰岳オオバミダケ(3101m)からの景色は想像以上に素晴らしかった。(誰も居ないのでタイマー撮影。ゴツゴツした岩の上を行ったり来たりで苦労して撮った一枚です) 

 

 
Cimg21273 Cimg21276
アチコチ眺めては写真をたくさん撮った
 

Cimg21352 Cimg21354
左)
槍がなんとも美しいルートが一目瞭然で見ていて飽きない 
右)常念岳から西岳のルートも一望左脇に写る赤い屋根は大槍ヒュッテ。
 

 

Cimg2137 Cimg2141
左)
振り向けば今日歩いてきたルート一望。[E:lovely]うっとり~[E:lovely] 
右)飛騨沢東鎌尾根 薬師岳まで遠望できた。黒部五郎岳は雲がかかりだす。

 


Cimg2139
人口密度が高い涸沢に比べ、ここは全部我々のものって感じ。
笠を背にしてひなたぼっこ。これぞキング・オブ・贅沢。静かって本当にいい。

大喰岳で過ごした30分心休まるものだった 

 

    Cimg2143 
11:20大喰岳下山開始。 大きなザックを担ぎ 一歩一歩確実に上がってくる登山者あり。その姿は 私の心を打つ旅人の姿だった。じっと眺めた。
私はその先
飛騨沢の分岐まで降りまた登って槍の肩に上がる。 それで長年かけて歩き繋いだ稜線踏破となる。  

 

 

Cimg2146 行く手右側を見れば槍沢の殺生小屋、東鎌尾根の大槍ヒュッテ、ヒュッテ西岳、常念小屋がほぼ一直線に並んでいた。
自分が歩いた稜線を遠くから眺めるほど嬉しいものはない。至福のときだった。 

 

Cimg2148 テント場を縫うように登って槍の肩に到着。11:50

私「せっかくだから槍に登ってこようかな 
夫「えっ!」

  
   

                                     つづく