今秋、二男は妻の実家(農家ではない)で稲刈りデビューしたようです。
初心者なので、稲刈り機の刈り残しを手作業で刈るお手伝い。そんな様子の写メが送られてきてまもなくのこと。
その千葉県産の新米が嫁の実家から送られてきました。我家には、まだ古米がありましたが、さっそく新米を食べました。今年は息子が携わったのですから味は格別です。こういうのを銀シャリというのでしょうか[E:delicious]
2003年(H15年)10月、結願に向け、区切り打ち7度目のお遍路に出た時、私は、当時のブログにこんなことを書いてます。
[E:book]・10/11(土)2日目・・・・・・今日は65番三角寺を打ち、雲辺寺の麓の宿まで21km歩きます。今朝は8時の出発。ゆっくりです。
路地の随所に
あるお地蔵さんに導かれながら、次第に山に向かっていきます。足がなかなか前に出ないほどの急坂です。ふーふー登る私の脇を山からの恵みの水が勢いよく
ごーごー流れていきます。
家族総出で稲刈りをする光景に足が止まりました。お米を食べる日本人であるからには、一度は米作りに携わりたいと思っているので
すが残念ながら私にはその機会がありません。・・・いったい私は、自分が、または家族が、いやもっと広げてもいい、知人が作った農作物を、今日までどれだ
け食したのでしょう。買ったものばかりで生きてきた自分に気付き、こころさびしくなりました。
家族総出で稲刈りをしたご飯は、きっとおいしいのだろうなぁ
と思うと、私はすごく損しているような気になりました。自給自足は無理としても少しでも自分で作ったものを食する生活がしたい・・と、そんなことを遍路中
よく考えました。
このように11年前のお遍路中は、なぜか自分が損をしているようで、こころさびしく感じたものです。長い年月がかかりましたが、ようやくあの頃の思いが少しとけだしたように感じます。
ここでカミングアウト!
色々思うことあって、来年1月、3巡目の37番からまた歩こうと思っています。名古屋から一番遠い足摺を回りこむのでロングコースとなります。ようやく呼ばれた?(お遍路経験者は、お大師様に呼ばれた・・・と大義名分的な理由をつける)のですから機会を逃してはもったいない。
話は変わって・・・・・
お盆に頂いたかぼちゃ。ようやく炊きました。写真の通り、座りが悪いかぼちゃなので、包丁を入れるのが大変でした。
大地の栄養分をへその緒(ツル?へた?)から取り込み、立派に育ったものです。3.3キロありました。人間の赤ちゃん並みです。
かぼちゃに包丁が刺さったまま、私の力ではどうにもなりませんでしたが、夫の力で解体。
1/4は妹におすそ分け、残りの1/2は圧力鍋で全部蒸して(味なし)冷蔵庫にストックしてあります。サラダにしたり、チーズを乗せてグラタン風にしたりと、少しずつ消費しています。
先日、ようやく北アルプスに上がりました。次回アップします。