女3人旅に出る 初日②足立美術館

伯耆富士が姿を現してくれたので、蒜山でのことはすっかり忘れることができた。

我々を載せたバスは次の目的地『足立美術館』に向かう。

 

中国道⇒米子自動車道⇒山陰自動車道と、大坂から4県目の島根県に入ったというバスガイドさんの案内に、思えば遠くに来たものだという心境になる。

 

『安来』という案内板に目がとまる。どじょうすくい安来節で有名な安来である。22年前、当家のお祝いの席で叔父が三味線をひき、ひょっとこのお面をつけた社中引き連れ「どじょうすくい」を披露してくれたことがあった。皆が腹を抱えて笑ったどじょうすくい発祥の地に来れたこと、なんだか嬉しく思えた。

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ネットで検索してたら「安来節 島根県の62円切手」を見つけた。欲しいなぁ。

「どじょうすくい」とは「土壌掬い」だとバスガイドさんに教わった。砂鉄採取の折にどじょうも掬えたらしい。

 

 

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ワクワクしながら『足立美術館』に足を踏み入れると、ほら!と庭を指さす
カーネルサンダー風の像があった。像のプレートには足立翁とある。創設者である足立全康氏の像だった。世界が認めた日本一の庭園に吸い込まれるように中へと入っていく。

 

Cimg0082 晴天ではないけれど、まずまずの景色が見られました。
お庭には桜が見当たらなかったけれど、遠くの山肌には山桜と思しき薄ピンクが点々と見えた。日本一のお庭を前にして何だが、
あっちも綺麗だった

 


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館内の廊下から撮影した「生の額絵」。自分の目で見たままに撮れないの図は、じれったい思いをします。これがそう。いや、これもそうが正しい。

 

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壁がぶちぬかれている「生の衝立」。衝立というのだから、まだその奥には部屋があるという設定?そんなことをイメージしてたから、この場からなかなか立ち去れないでいた。

 


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「生の掛け軸」 遊びココロがニクイ。

 

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白砂青松庭」 横山大観の白砂青松をイメージして造られたそうです。出番を待っているサツキが咲くとまた違った景色になるのでしょうね。

 

お庭拝見後は美術館めぐり。
横山大観・上村松園・橋本関雪は名前だけ知っているという程度で、あとは全然わからないのでざ~っと鑑賞。

橋本関雪は、京都銀閣寺近くにある白沙村荘の人、という程度の知識のみ。白沙村荘は何故か惹かれるものがあるのに訪れる機会をずっと逃したままになっている。

 

日本画以外に陶芸も展示されていた。北大路魯山人・河井寛次郎以外は名前すら知らないものばかり。魯山人は陶芸家というより料理家・美食家のイメージが強い。河井寛次郎は京都清水寺近くに河井寛次郎記念館があるので、てっきり京都が出身だと思っていたら京都は自宅で、生まれはここ安来だそうな。なるほどここに展示されることは理にかなっている。

 

集合時間まで時間があったので、館内にある「翆」という高級ソファーがある喫茶室で休憩。すべて1000円とお高め。我々はあんみつを食す。高級ソファー&景色&高額だからでしょうか、美味でしたよ。

ソファーに埋まり5万坪もあるというお庭を眺めるなんて初体験。ふとあの山も5万坪に含まれているのだろうか?と思う。あの山の向こう側から登ってこのお庭をタダで見下ろしたい心境にかられた。タダで見ようという魂胆が貧乏臭い。

 

 

バスは来た道を戻って、大山の西側2合目(添乗員曰く)にある大山ロイヤルホテルへ。今日は鳥取県泊。

 

6階の部屋から見えたのは、日が落ちたどんよりした空。遠くに目をやると、夕陽の残照が島根半島をかすかだがピンク色に染めていた。あれが島根半島かとぼんやり眺める。

 

傘のお世話にならずまずまずの初日だった。
本日のバス走行距離数310㎞(旅行会社パンフより)

 

 

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                  作品その3 やまぶき

 

 


 

 


女3人旅に出る 初日①伯耆富士

当地名古屋から遠い遠い山陰地方へ、女3人で旅に出ました。[E:wink] [E:happy02] [E:smile] 

といっても、今回はツアープラン参加なので超楽ちん旅。
「旗にバリィさんつけてますから、これが目印ですよ!」という“えなりかずき風の添乗員”の管理下での行動だったけれど、これもまた一興でした。

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その1泊2日の旅のはじまりはじまり。 

まず新幹線で新大阪まで出て、そこからはバスで移動。

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天気予報では、[E:rain]/[E:cloud]寒の戻り、だったけれど、兵庫あたりまでは幸運にも薄日射す空模様。満開の桜のなかを縫うようにバスは一路山陰地方へと進む。

 

4 まずはの蒜山(ひるぜん)高原へ向かいます。上の地図クリックで大きくするとわかるように、大阪府をスタートしてから兵庫県中国道で横切り、そのまま岡山県を北に上る。蒜山高原ジョイフルパークまで、一度トイレストップをはさんで揺られること3時間。

 

高原というだけあってバスを降りると寒い。標高は600mとか。

ここで自由に昼食。我々は、ここの名物なのか美味しそうに食べている人に惹かれて焼きそば定食なるものを注文。特に美味しくなく文句タレル女三人。口直しにと、名物風シュークリーム仕入れバス車中でほおばる。これまた期待したほどでなく、また文句タラタラ。終いに蒜山高原に寄らず車中弁当でいいのにと悪態をつく私。

追記:「ひるぜん高原マップ」というもらったパンフレットに、この焼きそばは第6回B-1グランプリで優勝したものと記載あり。

 

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ツアーお決まりの集合時間にバスへ戻るとき、jOY PA・・・という看板が気に入らなかったけれど『初大山』と思しきものが見えたので撮影。まだたくさん雪をまとっている奥の山が大山だと思います。手前三角形の側面を持つ黒い山は地図で言うと烏ヶ山(からすがせん1448m)らしい。それが邪魔してるし、雲が絡んでいるので伯耆富士と言われてもここからでは理解に苦しむ。登るチャンスを逃したこともあり親近感がわかなかった。

選んだ昼食が悪かったこともあり、蒜山高原はよいイメージとならなかった。

追記:旅行会社のパンフレット読み返したら、蒜山高原のこと「西の軽井沢と呼ばれる広大な自然」と書かれていてビックリ。旅行会社が書くセリフと思えない。軽井沢に行ったことない人へ。全然違いますよ~

 

 

また車中の人となる。
岡山県から
鳥取県に入ったとガイドさんの案内。米子自動車道となる。これまた中国道同様すいており、我々が乗るバスが走るのみ。

 

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突然、伯耆富士が姿を現してくれた。ご当地富士は数あるけれど、これは立派。未惚れた。どんよりとした空だったので諦めていただけに、対面が叶ったときは胸を打つ感動を覚えた。

 

                                          つづく

 

Cimg0248                                       作品その2 フリージア

 

 

 

伊勢神宮式年遷宮

また前の話です。しかも昨年です。

大晦日に伊勢神宮に出かけました。
 
 
Cimg2932                                     次男夫婦と母

今回は、式年遷宮の年に結婚した二男と、傘寿を迎えた母のご報告参り。
ぎりぎりですが、式年遷宮の年に滑りこみました。

 

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こんな感じで、静かな境内でしたが・・・・

 
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本殿前まで来ると混雑していました。この階段を上がるのに30分ほどかかったでしょうか。これが初詣となるともっとすごいのでしょうね。
 
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御札を買い求めるのも、まだなんとか空いていました。
 

 
 
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初伊勢神宮だったお嫁さんは喜んでくれたようです。多分。家で掃除やおさんどんよりは気楽だったと思います。

次の式年遷宮には次男夫婦に連れてきてもらう約束をしました。式年遷宮の年に滑り込んだ理由はそれです。それまで母のように元気でいたいものです。
 
 
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二男のお嫁さんの実家から頂いたお酒「万祝
まいわい」。江戸時代のころから、大漁祝の引き出物として船主や網元が漁師に「祝い着」を配った、といわれが書かれています。お嫁さんの実家は漁師ではありませんが、お正月の手土産にはいいネーミングのお酒です。箱もラベルも鮮やかで、お陰で目出度いお正月でした。

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昨年は、伊勢神宮式年遷宮と出雲大社の平成の大遷宮があった年でした。このように一緒になる年は、私が生きている間にはもうないことです。式年遷宮×3が大遷宮という関係性が気になるところですが、節目の年だったのでしょう。

 

明日から出雲大社に出かけますので、伊勢神宮と出雲大社の関係を勉強してきます。

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                                         作品その1


 


犬山

写真の整理をしていたら、ブログのネタになるようなのを見つけました。

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1月の話です。岩手県に住む友達が愛知県岡崎市に帰省した折に、一緒に犬山へ行きました。

この友達は、何度かブログに登場しているS子さん。 2007年、親の法事で帰省中にくも膜下出血を患い、今回も定期健診を兼ねての帰省。今回も異常なしで元気でした。

 

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この写真の「なり多」というお店でランチしました。

愛知県犬山市の文化財に指定されている由緒ある旧家で、日本庭園の蔵ではウエディングもできるとか。この日も若いカップルが訪れていました。リンク貼っておきましたので興味のある方は御覧ください。

 

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フレンチ創作料理。

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名鉄電車1DAYフリーきっぷ + ランチで4500円。
S子さんは岡崎からの電車代往復を含めてですので、かなりのお得感ありです。

食後、お庭に出て水琴窟に水を垂らしては、甲高い金属音を楽しみました。

 

ランチ後は犬山の町をぶらぶらしながら犬山城へ。

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私ね、犬山へは山行で足しげく通っているのに、国宝犬山城は初なんです。織田信長の叔父が築城したとか。知りませなんだ。
馬鹿と煙の私が目指すは当然天守閣!山並みを眺めたい!

私がこの機会を逃すわけがありません。
「天守閣まで登れるかなぁ?エレベーターある?」という不安げなS子さんを騙して登りましたとも。手を引き、おしりを持ち上げ、挙句は荷物を持ってやり。

 

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この日は風が強く、天守閣の戸は肝心の木曽川側が閉められていました(工事中ということもあってか?) 係員の隙を見てこっそり戸を開けて見たら、風がびゅ~びゅ~、カメラが飛びそうでしたが私が見たい景色が広がってました。
S子さんは、この寒いのに汗だくだく。しばらく息を切らしていました。(今思えばくも膜下患ったんでした・・・・冷汗。でも2011年、岡崎城に一緒に上がった時はもう少し元気だったような。老いかな?)

 

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城下町でお茶を一服。「午」と型どられたこのお菓子が絶品で、お土産に買って帰りました。

 

 

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S子さんからもらったお土産の写真も残っていたので載せておきます。左は岩手の名産だそうでかなりおいしいものでした。右は実家がある岡崎のオカザえもんのチョコレート。私は何をお土産に持っていったっけ???あ~アレだった!・・・思い出すのに時間が掛かるチョイ前の話でした。


 

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現在、犬山城は桜満開のようです。最近の私は引きこもり気味で、山も花見も遠ざかっています。


 


 

 

東京駅を降りたついでに②

いつまでスカイツリーに登ったままなの?と更新の催促が・・・[E:coldsweats01]
では、続きを。 

 
 
スカイツリーの最寄り駅は押上駅。

 地下3階まで潜って京成電鉄の成田アクセス線に乗車。
 
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その前に押上駅構内で、蕗谷虹児展(フキヤ・コウジ)のポスターが目に留まった。3/1~このスカイツリーで展示会があるそうな。今日は2/26。残念!

コレねぇ、私大好きな切手なのです。調べてみると・・・蕗谷虹児の絵は大正・昭和の少女たちの憧れと紹介されている。

やっぱりね。私はこの花嫁しか知らないけれど綺麗だもの。お嫁さんって見てるだけで幸せな気持ちになります。童謡「花嫁人形」、きんらんどんすの~はこの人が作詞したんですって。何故泣くのだろ~は、親元を離れる花嫁の寂しさと思っていましたが、花嫁人形を手にした作者の深い思いのようですね。点と点がつながって知識が広がりました。 
     

この「花嫁」50円切手、シートで保有していること改めて満足。コレクターではないので、大事なお便り限定で使っている。これから使うときの楽しみが増えました。

 

 

で、次に向かったのは、成田空港。
11月に結婚した二男が、ようやく新婚旅行に行くことになったのです。

親が見送るなんて、親バカ!と言われそうですが、ここで会っておかなかったら、次はイツニナルヤラ・・・という息子ですので、見送りという大義名分で行ったのです。

 

 

Scn_0001これは自分の新婚旅行の時です。名古屋駅の構内に行くと、大勢の見送りがいて嬉しかったこと思い出します。写真をよく見ると何か首からぶら下げてますね。記憶に無いのですが、きっと友達がはなむけに掛けてくれたのでしょう。貴重な思い出、改めてありがたいと思います。
 
Img 東京国際空港と書かれていますが羽田空港です。夫婦になりたての我々、東京駅降りてから羽田空港へ行く乗り場までの道順に苦労しました。見るに見かねた男性が、ずっと案内してくれたので、人混みのなか
大きな荷物をゴロゴロと見失わないように必死について行きました。お礼を丁寧に述べたかも覚えていません。なつかしい思い出です。

 
だから息子の見送りも当然いるだろうと尋ねてみると、誰も来ないという返事。平日だからでしょうか?親心or親バカのこと、何十年後にどんな形であれ思い出となるでしょう。
 

 
私は日帰りで最終の新幹線に乗らなければいけなかったので、搭乗前の息子たちに見送られ、東京駅行きのバスに乗りました。見送りが見送られるおかしなこととなりました。
 
 
 
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成田空港からのバスは、渋滞もなく1時間で東京駅八重洲口に到着。最終新幹線まで1時間ほどあったので、皇居前方面に出て散策しました。皇居前方面の夜は道を歩く人も車もほとんどなく、東京はこんなに静かなんだという印象です。
 
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①で東京駅に降りたのは初めて。子供の頃、親に連れられたのは別・・・と書きましたが、自分の新婚旅行のとき東京駅で降りたこと完全に忘れていました。中学の修学旅行も貸し切りというか専用車両だったようです。 忘れるのもホドがある。失笑です。

名古屋止まりの最終新幹線、指定は満席というアナウンスから自由席の混雑ぶりが想像出来ました。 
 
見送りとは名ばかりで、挙句は見送られ、スカイツリーにも行った。
ついでに見送りしたと言われても仕方がないものでした。
             
                                     おしまい

追記:「2度ほど一緒に東京へ遊びに行ったでしょ~代官山とか森ビルに・・・」と、今晩友達から言われました。「そうだったねぇ~」と笑ってごまかす私でした。
 
 
 

 
 

 

東京駅を降りたついでに①

東京駅に降りたのは初めて。子供の頃、親に連れられていったのはのぞいての話ですが。ちなみに中学の修学旅行は東京だったけれど名古屋からバスだった記憶です。違ったかな?

  

そんなオノボリサンの旅行記、しばらくお付き合いください。

 

(後記:この記事をアップ後に、以前東京駅に降りたことがあったことを思い出しました。そのことはまた書きます。ここでは初のままにしておきます)

 

 

初東京駅下車。八重洲口から東武バスに乗って最初の目的地「スカイツリー」へ。

浅草寺を左に分けるころになると、車窓からスカイツリーが見え隠れしだす。やがて隅田川にかかる橋を渡るときスカイツリーの全容が見えた。思わず身を乗り出した。聞きしに勝るです。オノボリサン丸出しで感激しました。

 

Cimg0002 スカイツリーでバス下車。高さは634m。岳沢小屋(北アルプス)と上高地の標高差と同じぐらいだと聞いていたので見上げてみたのですが、真下から見ても何の参考にもならず、ただ首が痛くなっただけでした。

 

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昨年11月の連休ここに来た人の話ですが、入場券を買うのに3時間ほど並んだとか。この日は平日なのに、上の写真の通りずいぶん並んでいます。

私は名古屋で入手して来たので、上の行列とは別口からすぐ入れました。よかった。

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600m/分というエレベーターで、あっという間に350mにある天望デッキまで運ばれていきます。

天望デッキにつくと人だかりで窓側に近寄れない。すぐにもうひとつ上の450mに上がりました。

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Cimg0009地上450mの天望回廊から見る隅田川。

隅田川といったらコレ!中学の音楽の授業で、高低ふたつのパートで歌った 
[E:note]春のうららの隅田川 ・・・「花」のメロディが浮かんでくる。偶然にも船がくだってきて画になります。

 

   春のうららの隅田川 のぼりくだりの船人が 

         櫂のしづくも花と散る ながめを何にたとふべき

 

滝廉太郎がイメージしたそれを、高みからではあるけれどようやく眺められたことは嬉しかった。ながめを何にたとうべき、その通りだった。

 

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Cimg0011天望回廊をぐるっと回ると霞んでいました。日本の首都を感じさせる超高層ビルが立ち並んでいます。さすが首都東京だとオノボリサンは思いました。

 

Cimg0013 浅草寺までは、ここから歩いて行けそうな距離です。足元の首都高速道路は数珠つなぎ状態。それに比べ船はのどかでいい。いつか桜の時期にでもアノ船人になりたいと見つめました。

 

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450mも350mの展望デッキも相変わらずの人。

 

Cimg0018 ガラス張りの眼下。350mの高さを体験。特に恐怖心はなかった。

エレベーター50秒ほどでここまで上がってきたけれど、山だったら私は1時間強かなとか、ここの階段を使用したらどれだけかかるのかなと思いながら見てました。

(ちなみにネットで調べてみたら、非常用なので一般人の階段使用は下りのみ可能で、40分ほどかかるそうです。山登りとさほど変わらないようですね。やはり登りたがるモノ好きが多いそうです。私も一度はやってみたいモノ好きのひとりです。階段数は2500段とか。100段を25回すれば着く。1時間強だと思うけれど、どうもエスケープルートはなさそう。覚悟がいる)

 

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次の目的地は、こっち方面です。それは次回また書きます。 

名古屋城本丸御殿

暑中~[E:note]お見舞い[E:note]申し上げます[E:note](キャンディーズ風に)
東海地方も梅雨明けし、猛烈な暑さの毎日です。

 

       ゜。°。°。°。°。°。°。°。゜。°。°。°。 

1ヶ月前のまだ涼しかった頃、歩いて10分足らずにある名古屋城へ行って来ました。

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名古屋城本丸御殿の復元工事が一部完成し公開されたのです。
 
名古屋城は昭和20年に空襲で焼失しましたが、文献や実測図・古写真・障壁画などは焼失を免れたそうです。名古屋市は2009年(平成21年)1月から復元工事に着手。1期工事の『玄関・表書院等』が完成し、お披露目となったので、私が住む町内主催の見学ツアーに行って来たというわけです。
(上の写真:手前の屋根が車寄せで奥の屋根が玄関。左側シートがかかっている所は2期工事中で、完成は平成30年の予定)

 

 

 
 
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今回は本丸復元見学と名古屋城天守閣北側にあるお茶席(猿面茶席)を借りてお茶会をするという豪華な内容です。まずはお茶席見学からです。

ここは一般公開されておらず、いつも竹垣でさりげなく閉めきってあるので、私にはずっと縁がなかった領域でした。一般公開(お茶会)のときは、何百人もの人が押し寄せ、ゆっくりお点前拝見もできないほどと聞きます。今回は30人弱なので贅沢この上なしです。

 

 

Cimg3153町内には、茶道の師範が裏・表・松尾と3人おられ、今回は混合の堅苦しさを抜いたお茶会です。裏千家しか知らない私は興味津々でした。幸運にも水屋仕事の手伝いを頼まれ、身の程知らずというか図々しい性格が功を奏し、裏方の貴重な体験を獲得したのであります。
それぞれのお道具やお点前拝見、お話などは楽しく、私のようにただ単純に茶の世界を味わいたいものにとっては楽しいひとときでした。
 
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                書院から見る猿面茶席の水屋
 
[E:book]猿面茶席
名古屋城築城の際、古田織部(信長、秀吉に仕え軍功をあらわし、山城国西岡城主となる。織部焼創始者であるとともに、利休に学んだ茶をもって、家康の長子秀忠の茶道師範に就くなど、茶道の大宗匠)の指図により、清洲城の古材により建築したもの。信長が清洲在城の折、この柱の節目が「猿の顔」に見えたため、秀吉に「汝の面の如し」といって戯れたといわれ、以来この名がつきました(戦災焼失、昭和24年再建、1949年)。

 


 

Cimg3156 猿面茶席のほか、又隠茶席、織部堂(上記写真)があります。一般の観光客がいないので静かな雰囲気が心癒してくれます。

 


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潜戸から始まる書院前の寄石は47個あるそうで、名古屋城築城に集められたものの石垣に使われなかったものを利用しているそうです。

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千成瓢箪でしょうか、様々な『刻印』は見るものを楽しませてくれます。

 


 

Cimg3159                  書院の縁側にすわる母。

 

 

 

このあとボランティアから名古屋城の案内をしてもらいました。小さい頃から何回と通ったのに知らないことだらけです。

 


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なかでもこれ『南蛮たたき鉄砲挾間』は興味津津でした。 名古屋城にもあったんですね。NHK大河ドラマ『八重の桜』のハンサムウーマンのように「かまえ!ねらえ!うて!」とやってみたくてもワンピースを着てたので残念ながらできませんでした。 

03_18_edo_photo_now今度は この穴からの景色が見られる服で来るとします。

 

 

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それと、秘密の出入口『埋門(ウズミモン)』の説明も興味深いものでした。

 

 

 

 

一つ残念だったことは、空堀に何頭も放し飼いにされていた鹿が今では2頭になってしまったことです。

外堀石垣修復の残骸(貴重なものです)が、鹿の住処だった空堀に保管と言う名目(としか思えない)で投げ込まれている場面を見て、草を喰むなどの生活スペースを奪われた鹿はストレスで次々死んでいったのだと思いました。工事の騒音も相当なストレスだったでしょう

また残骸石垣を大事にするあまりシートを被せたので見栄えの悪さもそうですが、水がたまり、外堀の亀が上陸し住みつくありさまだそうです。亀は外堀に戻れない状況とも聞きました。亀や鹿には迷惑な復元工事だったのです。

 

 

最後に本丸御殿を観光客に混ざって見学しました。  

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これが、『玄関一之間』。18畳です。目がくらむほどのきらびやかな襖絵には勇猛な虎や豹が描かれていますがこれはレプリカです。復元された本物は前日まで別のところでガラスケース越しに展示されていたそうです。

もっと見たい方はこちらから(名古屋城本丸復元

 

名古屋城なんていつでも行ける・・・とずいぶん行っていなかったので、今回はいい機会でした。灯台下暗しで知らないことだらけなので、機会を作ってまた足を運びたいと思いました。

 

横浜市の花

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息子の結納で横浜に行く機会があったので、ついでに横浜市の花であるバラを見て来ました。
 
 
港の見える丘公園のバラです。

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色とりどりのバラが心を和ませてくれます。
 
 
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たくさんの種類が植えられています。ラベンダーは見事でした。
 
 
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                白の房咲き
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                ピンクの大輪
 

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中でも遠くから気を引いたのはこれ。近くによれば[E:eye]・・・・
 
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わかります?ブラシのようでしょ?そうですブラシの木でした。
帰宅後、調べるとフトモモ科ブラシノキ属でした。フトモモ科とは知らなかった。フトモモだなんて、おかしい
[E:happy01]

 

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今回の結納は、親として初めての慣れない大仕事でしたが、お陰様で無事終わり、新しい親戚ができました。横浜の空は爽やかで、幸せな一日でした。

この木なんの木♪気になる木

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ある日の散歩中、よそのお宅の塀越しにこんな可愛い花を見つけました。

蕾はコンペイトウのようです。あまりにも可愛いので、そのお宅の塀にへばりついておもいっきり背伸びして盗撮。

 

家に帰り早速調べると、アメリカシャクナゲだと判明しました。
詳細はここをクリック

 

皆さん、こんな可愛い花を咲かせる木を知ってました?

この旅の目的は? その8 最終回

今回のタイトルで、ずいぶん延ばしましたが、いよいよ最終回です。ヤレヤレという声が聞こえてくるような・・・・[E:coldsweats01] 最終回の横浜観光にお付き合い下さい。
 
 
 
 
 
ホテルで朝食後、山下公園へ。時は
2月24日。折しも大寒波到来で寒い日だった。
 
 
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『赤いくつはいてた女の子の像』のまわりのフェンスは何のためでしょう。どの角度から撮影してもグリーンが邪魔。山下公園の景観も台無しで、この日に来たことを残念に思う。

[E:note]異人さんに連れられて行っちゃった・・・は子供の頃は衝撃的な歌詞だったけれど、連れられて行ったのはこの女の子なの?・・・調べてみると幸薄いお話に涙[E:weep]
 

 

Cimg2437 ランニングする人や犬の散歩する地元と思しき人と行き交いながら赤レンガ倉庫へ。 
 
 
Cimg2436img_4514 雲ひとつない青空
横浜のイメージアップとな 
 

 
 
  
Cimg2441   Cimg2442
 

氷川丸と港を繋ぐにカモメが面白いほど規則正しく並んでいた。しばらく行動観察していると、どうも観光客に餌をもらうための待機場にしているようだ。

 

[E:note]カモメの水兵さん[E:note]ならんだ水兵さん[E:note]白い帽子白いシャツ白い服[E:note]波にチャップチャップ浮かんでる

[E:book]昭和8年の秋、横浜港のメリケン波止場に叔父を見送りに来ていた童謡詩人で童話作家の武内俊子は、桟橋に飛び群れていたカモメを見て強い印象を受けました。彼女は後にこの印象を元に童謡『かもめの水兵さん』の詞を書き、河村光陽がこれに曲を付けました。
 
 

ここの光景歌っていたとは今まで知らなかった。

子どものころは [E:note]波にチャップチャップ浮かんでる」が好きだったけれど、今では向かい風のなか足を踏ん張って鎖に止まる [E:note]ならんだ水兵さんほうが  おもしろく感じる。上手い歌詞だと改めて思った  

 

  

 

 

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お決まりの「高い所から景色を眺めたい!」でマリンタワーに上がる。
山下公園や昨日千葉に渡った橋を一望し、しばし
満足に浸る

 

Cimg2459 お土産に赤いくつチョコレート(左)と横浜ガラス製という赤いくつの携帯ストラップ(右)を記念に買う。

 

 

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中華街は日曜日と
あって観光客でいっぱいだった。 関羽ファンではないけれど関帝参拝する。 近くのお店に入ってランチ。料理が出てくるのが早いことに驚き 

Cimg2450 道まで商品を並べ商魂たくましい中華街名物の食材屋さん

 

 

 

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元町に立寄り、 その後、夫の希望で港の見える丘に出る

 

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大佛次郎記念館にも寄りたかったけれど帰る時間が迫っていたので諦め
る。元町で時間を費やしすぎたことを悔やんだ。 

 

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港の見える丘から千葉方面を見る。望遠で3本の建物をとらえた。それは昨日、日本寺から見た富津岬(千葉)だった。

 

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木の茂みからマリンタワーを見ながら、マラソンをする人や犬の散歩をする人に混じって丘を下る。

 

Cimg2454 どうしてこういうマンホールになったんだろう?コンクリートが流された下には柄があったのだろうか?

 

ホテルに戻り荷物を受取り、横浜スタジアムの公園を通って、関内駅から新横浜に出て、20:14名古屋駅に着いた。20:30頃自宅に戻りヤレヤレ。息子の用事は二の次で目一杯遊んだ旅だった。

 

 

長々とダラダラと書きました。これでお終いです。 

次回はカタクリを見に行ったことを書きます。