2010鳩吹山 カタクリ

平成22年3月22日

鳩吹山へカタクリを見に行った。(1度目はこちら

ルートは真禅寺~鳩吹東屋~小天神~カタクリ~氷場~滝ルート~コブ~真禅寺

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10:30 真禅寺(標高120)から登る。

       鳩吹東屋で10分ほど休憩し小天神に向かう。

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11:25 ⇗小天神(P220)から景色を眺め、カタクリ群生地(P60)まで下る。

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11:50 咲いていました。一面のカタクリはとても綺麗。

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          桜も青空に映え

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          ライン下りの船に駆け寄り手を振る。

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大正時代には、ここで氷を作って対岸の坂祝へ船で運び、名古屋などに運んだと書かれている。水を張って氷を作った石垣の名残がいくつもあった。

12:25 氷場からまた登る。

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20分ほど登ると展望が開ける。左が御嶽山。右は中央アルプスか?

Img_2797                   
                        ミツバツツジ

Img_2799                     
                     ショウジョウバカマ

Img_2659                                                       この写真はH22/2/7のものです

滝ルートから上がって、真禅寺サブルート尾根を下った。

 

帰り道、犬山市内にある圓明寺のしだれ桜を見に寄った。
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しかし日が陰って、以前見たとき感動はなかった。でも美しい。

 

 

     垂直上昇高度の合計    662m    

     垂直下降高度の合計
    663m 

     総時間           4時間40分(休憩含む)

     スタート(P120)10:30~下山3:10

 

2010鳩吹山縦走

冬季オリンピック、盛り上がってますね。

女子モーグルからはじまり、ハラハラドキドキで観戦してます。

追っ手が迫ってくるあのスリル・・・・サスペンスさながらです。

 

そんな冬季オリンピック最中に、私のローカル山行記録なんてつまらないでしょうが記録ということでアップします。夏山に向けてのトレーニング山行といいたいところですが、低山ですので健康維持山行ですね。



平成22年2月7日(日)[E:sun]

飽きもせず鳩吹山縦走。同行は夫。低山なので雪の心配はないし、何よりのんびり歩けるのが気に入っている。

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大脇から入り、鳩吹山を踏んでから北廻りルートで石原口に降りるという一般ルートをとる。 この縦走路の後半は愛知と岐阜の県境になっている。

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大脇(標高66)から30分ほど登ると小天神(標高240)に着く。いつものようにここで一服する。
遥かに見えるはずの雪を被った3000m級の山々は、どんよりとした雲の中で見ることができなかった。がっかり。どこを見るともなく、木曽川の青い筋と美濃加茂の街をぼ~っと眺める。

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北廻りのコースに入る。ちょっと滝↑に寄り道する。流れながらも凍る様を期待したのだが、ここではそれほどのものは見られなかった。それでも何本かのツララは目を楽しませてくれる。

 

正午、山が綺麗に見え出す。伊吹山は全容を現し、北アルプスだろう山系も見えだしたが、特徴がつかみにくく細部までわからない。それでも小躍りしたくなるほどこころ惹かれる景色だった。

 

 

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北廻りコースで石原口に降り、また登り返して継鹿尾山に向かう。
ここ↑は前回スケッチしたところだ。この間の続き?と思っていたのだがやっぱりだめだった。実はスケッチどころでなかったのだ。

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この写真↑でわかるでしょうか?鳩吹山の左奥に御嶽山が見えた。
(写真をクリックして見て下さい)

そして・・・・・

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中央アルプスがくっきり見えたのだ。稜線を辿りながら夢中で山を確かめた。空木岳の立派さがよくわかった。何年前になるだろうか。夏山だがあの美しい山を縦走したことが何だか誇りに思えた。鉄塔右あたりが越百山だと思う。右端は笠置山。その先は写真には写っていないが南アルプスで、その先が恵那山だった。
もっといい写真が載っているHPをみつけました。こちらから

 

これだけ3000m級の山々が見渡せる鳩吹山縦走路に改めて魅力を感じた。地図を見ながら歩くには楽しい山である。コースを変えてまた行こうと思っている。

 

平均上昇率(1分あたり)     5m
垂直上昇高度の合計    926m

平均下降率(1分あたり)   8m
垂直下降高度の合計
    751m

上昇/下降の回数      3回(標高差が50m以上でカウント)

総時間         5時間58分(休憩含む)
以上、参考まで。

 

2010鈴鹿(宇賀渓~長尾滝~砂山~八風牧場跡)

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平成22年1月17日(日)[E:sun]/[E:cloud]

今日は山の会に参加。集合場所は三岐鉄道の大安駅。今日の私は夫運転のマイカー組。電車組のふたりを乗せ登山口まで行く。

 

今日のコースは、宇賀渓P(落合橋)~魚止滝~五階滝~長尾滝~砂山(三百山)。
しかし、これでは短い?らしく、砂山から東海自然歩道を通って八風牧場跡までが追加になった。(この追加部分は2008年3月に歩いている。)

宇賀渓谷地図

 

9:07駐車場を出発。宇賀川に沿って30分ほど行くと林道終点となり、白龍橋なる橋をふたつ渡り山に入っていく。竜ヶ岳への裏登山道(ホタガ谷)を右に見ながら直進。ここから先はまだ入ったことがないので、地図を片手にキョロキョロしながらリーダーに続く。

 

ほどなく魚止滝の案内板が。道がついているので簡単に川に降りられた。

   

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               魚止滝を見学。↑

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朽ちた丸木橋を慎重に渡り・・・・・・                    

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山腹のガレを高巻きしながら前進する。

と、五階滝の案内板が。      

     Img_2577          

五階と名前がついているのだから、5層になっているのだろうか。これは蛇谷のようだ。
ドボンすると冷たい(だけでは済まない)ので今日のところは無理して近寄らない。雪が解けたら個人山行で来ることにしよう。

 

宇賀川に降り何度か渡渉。しばらく沢歩きとなる。雪が積もっているので滑る。いっぺんに上級コースとなった。竜ヶ岳への中道登山道を右に見ながら渡渉を続けた。

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本日の最終の滝、長尾滝に出た。この写真ではわかりにくいが、滝つぼが結構大きかった。

さて、ここからが大変だった。

 

この滝の右手の谷(ヨコ谷)にかかる鉄梯子を登って長尾滝の上に出る。

     

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しっかり固定されていないし、長い梯子なので揺れて怖かった。しかし、この先でもっと怖く難儀することが待ち受けていた。

 

      Img_2588        

↑この写真を見ると何てことないように見えるのだが、岩はツルツルに凍っているので足場が危なくて仕方がなかった。ここで滑ったらウォータースライダー状態で2メートルほど先の滝(長尾滝ではない)に流されることになる。滑るのを覚悟でロープにしがみ付き、半分流されるような体勢を引っ張りあげてもらう。とにかくやっかいなところだった。

 

ここからは沢はない。そのかわり急登になる。一歩一歩体を持ち上げる。息が切れた。

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尾根道になり砂山に向かう。

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岩峰の砂山(標高498メートル)が見えてきた。
12:45砂山でお昼とした。伊勢平野が一望できる頂上だった。

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砂山からの竜ヶ岳(標高10999 鈴鹿セブンマウンテンの一山)
何年前だったか、遠足尾根から吹雪のなか竜に登ったことを思い出す。

 

砂山からの降りは遊歩道で石段が続いた。水晶谷キャンプ場に出て、東海自然歩道に入る。

つり橋を渡ってからの急な階段は堪えた。誰かが試練だといった。やめてもいいのに登りつづけるのは何故だろう?

階段を登り切るころ雪が舞いだした。八風牧場跡についたときは寒くて仕方がなかった。展望はないし、すぐ下山した。苦労して登ってのは何だったのだろう?やはり修行だったようだ。

3:45駐車場に戻った。

 

平均上昇率(1分あたり)   5m
垂直上昇高度の合計    891m

平均下降率(1分あたり)   8m
垂直下降高度の合計
    885m

上昇/下降の回数       2回(標高差が50m以上でカウント)

総時間         6時間38分(休憩含む)
以上、参考まで。

たくさん歩いた。雪が解けたら今日のルートを(八風牧場以外)を歩いてみようと思う。

 

 

           

    

 
 

      

 

2010鳩吹山~継鹿尾山

年が明けてはや半月が経ちました。皆さんはどんなお正月でしたか?私は帰省した息子や姉妹たちとのんびりというかダラダラと過ごしました。

そんなこんなで相当体が怠けてしまいました。私は夫を誘って鳩吹山(トレーニング山行)に出かけました。

 

平成22年1月10日(日)[E:sun]

岐阜県と愛知県の境の鳩吹山~継鹿尾山縦走。(1ヵ月ぶりの山行には、ちょうど良いコース)

地図 → ここをクリック

 

地下鉄丸の内駅8:06に乗車し、上小田井で名鉄電車に乗り換え9:03可児川着。

登山口の大脇に向かって歩く。

歩き出して間もなく、溝に落っこち膝をシコタマ打った。一瞬ヤバイ!と思ったが事なきを得てほっとする。今思えば嬉しくて浮かれて歩いていた。景色を見ていると足元が危ない。尾瀬で木道から落ち靴ごと水浸したこと。山で谷側に落ち一瞬ヒヤッとしたこと。お遍路で側溝にはまりお杖が折れそうになったこと・・・・・など思い出す。

 

登山口手前で無人野菜売場をのぞく。大概大根や白菜が売られ、いつものぞくだけなのだが、今日はラディッシュ(二十日大根)があった。手頃なのでふたつ買う。チャリ~ンと200円を缶に入れた。

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山行途中でラディッシュを食べた。みずみずしさは言うまでもないが歯ごたえとほのかな甘さがなんともご馳走だった。塩をかけたらさらにおいしく、うさぎのごとく葉っぱまで食べた。
(ラディッシュには美白成分が含まれているそうな。帰宅後いつもになく真っ白な顔だったのはこの成果か?)

鳩吹山(標高313m)を踏み、西に位置する継鹿尾山(標高273m)までアップダウンを繰り返す。

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昼食後、のどかな稜線を歩く。まさに至福のときだった。

 

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山に入って4時間。今日歩いてきた稜線が一望できるところに出た。右奥の鳩吹山からここまでの山並みを眺めた。

ここでスケッチしようと決めていた。そうスケッチだ。ガラにもないのだが、藤田さんという人に強く勧められ、モノは試しとやってみた。

黄ばんでいるスケッチブックに稜線を描いた。夫はメモ帳にボールペンで描く。夫はたま~にだがこうやって描く。道具は選ばないタイプで上手くはないが手早い。一応出来上がったものをお互いに見せ合い評価しあった。「雰囲気は出てるねぇ~」

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スケッチをするふたりの影 

 

この藤田さんは、年の差20歳のメル友である。藤田さんのホームページも紹介しておきます。「私の戦後史」と「そば栽培」など興味深く読みました。
      ↓
http://www.fuchu.or.jp/~fujita3/index.htm

 

1:45継鹿尾山に到着。湯を沸かしコーヒータイムとした。
今回は一般道でない道を降りようというたくらみを持っていた。地図を眺めながらコーヒーをすすった。

たくらみは成功し、無事目的地に降りられた。

平均上昇率(1分あたり)   5m
垂直上昇高度の合計    700m

平均下降率(1分あたり)   9m
垂直下降高度の合計
   708m

上昇/下降の回数       3回(標高差が50m以上でカウント)

総時間         5時間09分(休憩含む)

 

この先は、成田山(名古屋別院)に寄る。

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この階段を登るのは、縦走した足には大変なものだった。

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長い階段をふたつも上がってようやく参拝所に着いた。

 

しあわせを感じる一日でした。

 

 

 

 

 

大晦日

あと数時間で2009年も終わりです。

いつもこのブログをご覧いただきありがとうございました。

 

3巡目のお遍路は、37番岩本寺(高知県)で停まってますが、山は冬でもやります。興味のある方はまたのぞいて下さい。

それでは、皆様よいお正月をお迎え下さいませ。

 

 

追記
2009/12/6に登った山の記録を簡単に残しておきます。

岐阜県岐阜市にある標高300メートルほどの山を5~6山縦走しました。
(桐谷坂から向山にあがりアップダウンを10回ほど繰り返し迫間山まで。坂祝町に降りる)

地図→ ここをクリック

7時間ほど山の中をうろうろ。とても楽しかったです。

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遠くの山並みを眺めながら(北アルプスも見えるらしい)大きなため息をつく。

やるしかない。やれるよ大丈夫。と自分に言い聞かせる。

 

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虹が出てきれいでした。やはり山は鋭気がやしなえます。

今になって思えば、この山行があったから何とか師走を乗り越えられたような気がします。大袈裟かな?

 
平均上昇率(1分あたり)   7m
垂直上昇高度の合計  1108m

平均下降率(1分あたり)   9m
垂直下降高度の合計
  1223m

上昇/下降の回数       4回(標高差が50m以上でカウント)

総時間         7時間53分(朝バスを降りてから新鵜沼駅まで)

2009桜&紅葉(愛知県豊田市小原地区)

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小原の四季桜(愛知県豊田市)が見ごろだと中日新聞の一面に載ったある日のこと。

「ねぇねぇ。これ(小原に)行ってみようよ」と夫を誘ってみた。でも、小原ってどこ?小原村なら紙すき(小原和紙)だけど・・・とネットで調べると、小原村は2005年豊田市に編入し、今では小原地区の四季桜で有名だそうな。ここまで四季桜がすごいとは知らなくて驚いた。

ということで、連休中のお天気の日に出かけることに決定した。

 

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平成21年11月23日(月)勤労感謝の日[E:sun]/[E:cloud]

7:30夫の運転で自宅を出発[E:car][E:dash]

8:45小原和紙のふるさと(下記パンフの)に着。駐車場はガラスキ。3台目の到着だった。

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下調べどおり「秋のコース5.5km約2時間」を「和紙のふるさと」から歩く。

ちょっと肌寒く手が冷たい。誰も歩いていない道を30分ほど行くと、「小原ふれあい公園」に着いた。

小原ふれあい公園」はメイン会場になっており、駐車場は長い行列だった。特産品などのお店が並び、花より団子の観光客で賑わっている。長居は無用で今来た道を少し戻り、「市場城跡」に向かう。ほどなく私のイメージどおりの静かな道になった。

 

                    [E:cherryblossom]

 

 

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西運寺に立ち寄る。桜と紅葉を一度に見るのは初めてのことだった。

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あぁ、綺麗だ。立ち止まっては何度もそう思った。

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柿の実・桜・紅葉。特にこのスリーショットはいいなぁ~と眺めた。

 

                    [E:maple]

 

 

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次の目的地は「市場城跡」。室町時代の山城と記されていた。

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市場城跡」は標高380mにあり、少し汗ばむような急な坂を登っていく。頃合よくベンチがあり、持参した熱いお茶と和菓子で休憩。これなら抹茶を持ってこればよかったなんて思うほど雰囲気がよかった。

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空堀をずんずん登っていくと・・・・

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本丸跡からの眺めは素晴らしかった。四季桜が200本植えられているそうで見ごたえがあった。 

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四季桜はここ↑に記されているように、昭和53年から村をあげて育ててきたとある。新聞に載るようになるまで35年ほど。私までもが足を運ぶほど知名度を上げつつあるようだ。

 

                   [E:cherryblossom]

 

 

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「廣圓寺」に立ち寄る。立て札には「五百年祭」とあった。何と今日11月23日が廣圓寺開山五百年に当るらしい。本堂ではたくさんのお坊さんがお経を唱えながら御本尊をぐるぐるまわる?法要の最中だった。ここに来る途中、額に黒い点(丸)をふたつつけた私服の子どもをひとり見かけたのだが、ここのお稚児さんだったようだ。ここの御本尊の節目の日に立ち寄れたことは、何か特別なことのように感じられた。

 

                    [E:maple]

 

 

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本城小学校を過ぎ市場三十三観音がある田代川まで来た。もう観光客はいない。
川沿いの桜並木を歩いた。一枚脱ぎたくなるほど暖かい。小春日和だった。

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緑の公園」までは何にもないけど、それがまたのどかでお遍路を思い出させる。

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道中、皇帝ダリアをよく見かけた。草丈2~3mもあるものだから、首が痛くなるほど見上げなければならない。青空によく映え綺麗だった。

 

                    [E:cherryblossom]

 

 

 

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緑の公園」はスポーツ施設がある総合公園だった。子ども連れの家族がお弁当を広げている。私はザックからパンを出してお腹の足しにした。

緑の公園には散策路がたくさん用意されていた。誰も登っている様子がないけど標高400弱ほどの小山を登った。素晴らしい景色を期待したのだがずっと鬱蒼とした樹林帯だった。これでは人気がないはずだ。

 

                    [E:maple]

 

 

12:40駐車場の「和紙のふるさと」に戻った。ここまで4時間を費やした。

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和紙展示館や工芸館に立ち寄る。建物の前には、和紙の原料となるミツマタ↑が植えられていた。名前の通り、枝が三つに分岐するのでわかりやすい。

ここも裏山に散策路があった。「クマ出没注意」とあるので誰も歩いていない。物好きな我々は迷わず散策路に入って行った。クマ避けの鈴の変わりに、夫がパ~ンパ~ンと手を打ちながらクマに合図する。ときどき私も合いの手を入れる。展望はなかったが、ここはとてもいい道だった。

 

 

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上手い具合に駐車場に降りてきた。土産物屋↑と食堂は観光客でいっぱい。ここで天ぷらそばを注文した。

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夕食の湯豆腐にと豆腐を1丁と真っ黒な干し柿を買った。干し柿はやわらかくねっとりしてそれはおいしかった。

 

                    [E:cherryblossom]

 

 

車で「川見四季桜公園」に移動。隣接する薬師寺に参拝。甘酒で一服した。

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この川見四季桜公園↑は素晴らしかった。山頂まで15分ほど桜の中を登っていく。

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1200本ほど植えられているそうで見ごたえ充分。日が傾きかけていたが充分綺麗だった。今度来る事があるならば朝日を浴びた山肌を是非見てみたいものだ。

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花は一重五弁。マメザクラとエドヒガンの種間雑種だとか。ソメイヨシノのような豪華さはないが私はこちらの方が好み。

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駐車場スペースが狭いので観光客は多くないだろうと思ったら、反対側からも登れる道があり、わんさかわんさかと両方からやってくるので頂上は賑わっていた。

 

                    [E:maple]

 

 

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最後に「前洞の四季桜」へ。日が陰ったからか観光客はいなかった。愛知県指定の天然記念物、明治39年に植樹と記されている。古い樹だった。

 

これで計画通りすべて見終えた。歩数計は21859歩・14kmと表示されていた。

帰路はスムーズに走れたが、反対車線はまだ四季桜に向かう車の大渋滞だった。それほど人気があるのだということがよくわかった。

 

                    [E:cherryblossom]

 

帰宅後、夕食は小原で買った豆腐で湯豆腐を。

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そして、小原で買った湯のみでお茶を飲む。

あぁ、楽しい一日だった。今度はどこに行きませう。おしまい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2009国見岳(三重県鈴鹿山系)

2009年11月15日(日)[E:sun]/[E:cloud]

御在所岳の北に分け入りました。

地図はこちらから → 御在所岳 

 

今日は山の会に参加。
8:30集合場所の湯ノ山温泉駅に到着すると「久しぶりやなぁ~どうしとったん?」と鈴鹿なまり?で歓迎を受ける。何とも嬉しい。

朝明駐車場に移動する。登山客の車で駐車場はいっぱいだった。
9:20朝明駐車場(標高510)スタート
  ↓
10:20根の平峠(803)
  ↓
10:50愛知川(神崎川)(720)小休止

Img_2434 愛知川右岸から北を見る

               Img_2435
          

  
11:15上水晶谷出合(720)

Img_2437 ハートの流れ(上水晶谷)
  
12:15地獄谷分岐(910)昼食
  ↓
13:18国見峠(1090)

Img_2442 御在所岳
                                             ↓

            Img_2445

  
13:40国見岳(1165)小休止

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15:20根の平峠(803)
  ↓
16:00朝明駐車場(510)

 

ちょっと疲れを感じながらも、楽しく歩いた一日でした。

2009御在所岳(三重県鈴鹿山系)

平成21年10月31日(土)[E:sun]/[E:cloud]

8ヶ月ぶりに三重県の御在所岳に行ってきました。

地図はこちらから → 御在所岳地図

 

 

今日は電車登山。近鉄電車「湯ノ山温泉駅」下車し、タクシーで中道登山道に乗り付ける。

昨年9月の集中豪雨でスカイラインは中道登山口より先は閉鎖していた。ので、この登山口に車が集中して路上駐車だらけだった。

 

9:45のんびり登りだす。

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今年はどんな紅葉が見られるのだろうかと想像しながら一歩一歩登る。

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今年の紅葉は早いと聞いていたが、それは本当だった。
あぁ・・・・遅かった。

2005年11月3日の紅葉をまた見たくて今回来たのだけれどだめだった。来年までおあずけになった。

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御在所岳の大キレットを慎重に降る。

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大キレットを振り返る↑。こんなところを降りてきたのです。

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稜線から裾野にかけての紅葉の変化が見て取れる。しばらく眺めた。

         Img_2410

裏道ルートが谷底に見えた。
昨年の集中豪雨で大被害を受けた藤内小屋がまる見えである。
うわさには聞いていたが、河原のようになって痛々しかった。

ロープウェイで上がった観光客を避けるために、山頂手前で昼食とした。
食後に仲間からもらった柿がおいしかった。

観光客に混じって頂上を歩き、一ノ谷新道コースで下山。
楽しい一日だった。

 

 

2009大日岳縦走③

地図はこちらから→ 立山地図

 

平成21年10月12日(月)体育の日[E:sun]

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5:47 空が赤くなってきた。真ん中が奥大日岳。左は剱岳で右奥の白い山は別山か?

6:00 再度大日岳へ。

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天気がいいので雷鳥の姿は見られない。そのかわり雷鳥の足跡をいくつか見る。

                            Img_2312

昨日は見られなかった剱岳が大日岳(2501)頂上の北東に見えた。剱岳の左裾奥に白馬三山も見て取れる。

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6:38 大日岳の影がくっきり見えだす↑。ぼんやりだが右奥に富山湾も見える。

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大日岳頂上には大日如来が祀ってある↑。そのずっと奥は薬師岳だ。

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室堂から薬師岳までの縦走路が一望でき、満足いくピークだった。

 

7:15小屋に戻る。パッキングしなおして7:55小屋を発つ。我々が1番遅い出発だった。

             Img_2322
 

「楽しませてくれてありがとう。また来るかも。さよならぁ」と、大日岳に声をかける。

             Img_2328 等高線のようなすじが面白い

険しい谷をひたすら降る。称名滝から登ってくる登山客は皆ふうふう言ってる。降るこちらも大変なのだから登るのはさぞ大変だろうと思った。

             Img_2333

9:34木道に出たので大日平小屋はもうすぐだと思ったがなかなか着かない。

             Img_2334

10:00ようやく大日平小屋(H1750)に到着↑。

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この谷を降りてきたのだ↑。標高差680m。何でもないように見えるが2時間もかかった。

               Img_23372

小屋裏に出て、弥陀ヶ原から称名川に流れ落ちる不動滝を見た。源流は天狗山からのようだ。称名川は永年の間にこんなにも深く台地を削ったのかと谷底をのぞいてみる。

小屋に戻り、湯を沸かしコーヒーとパンを食べる。ここで小一時間休憩。           

10:55大日平小屋を出発。

             Img_2340

行く手の左(南)には埋蔵金伝説の鍬崎山(H2089)。

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雪を被った薬師岳を遠望しながら歩く。称名川を挟んだ弥陀ヶ原の紅葉が綺麗だ。

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振り向くと遠くに雪化粧した立山が見える。ずいぶん歩いてきたものだと感慨深く眺める。
大日平小屋からの1時間くらいは紅葉が綺麗だった。(標高1600~1500くらい)

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11:51 牛ノ首(H1470)からまた猛烈な坂を降る。  

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11:58 どんどん降って紅葉最盛期を通り過ぎる。見上げると紅葉が綺麗だった。 

12:30 滝の音を聞きながら大日岳登山口に到着。称名滝に向かう観光客がたくさんいた。あぁ・・・とうとう下界に降りてきてしまったのだと少し残念に思う。

登山口にザックを置いて称名滝を観光。

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どれどれと案内を読む。150mもV字型に侵食したと書かれている。この目で確かめてきた私は「そうだそうだ」とうなづきながら読む。では、その称名滝を・・・・

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こんな具合に流れ落ちる。やはり紅葉は標高1500~1600あたりがよいようだ。

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空の青と紅葉を入れると全容は撮れなかった。滝は4段に分かれ落差350mだとか。称名滝の右側に細くハンノキ滝が流れている。こちらは落差500mだが年間通して流れないので称名滝が落差日本一だそうだ。室堂に向かう立山高原バスからも小さく称名滝が見えるのだがやはり近くで見るのは迫力がある。水の飛沫が気分爽快だった。

何万年も前は、この滝は現在の立山駅にあったらしい。にわかには信じ難いが1年に数十センチづつ後退して今に至るそうだ。滝を動かす水の力は偉大なりだ。今回の大日岳縦走は弥陀ヶ原の北側の地形について勉強になった。

 

登山口に置いたザックを拾ってバス停まで歩く。
2:25立山行きのバスに乗る。
2:49富山行きの電車に乗る。
4:11JRしらさぎ名古屋行きに乗る。
7:46名古屋駅着。

 

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平均上昇率(1分あたり)  2m
垂直上昇高度の合計   46m

平均下降率(1分あたり)  7m
垂直下降高度の合計  1372m

上昇/下降の回数     1回

                 …。oо○**○оo。…。oо○**○оo。…。oо○**○оo。

 

                                                     おしまい


 

 

 

             

2009大日岳縦走②

地図はこちらから→ 立山地図

平成21年10月11日(日)[E:sun]/[E:cloud]

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一夜明けたら室堂は銀世界だった。

さてこうなるとアイゼンなしで大日岳縦走できるか心配だが、とりあえず行くことにした。アイゼン代わりにと宿で縄をもらった。お守り代わりにザックにくくりつける。

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7:35雷鳥荘(H2432)出発。

まずは、雷鳥沢テント場(H2270)まで降る。これが滑りそうで意外と怖い。もらった縄をすぐに巻けばよかったが今さら面倒でそのまま歩く。         

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20分かけてテント場に降りる↑。雪上でのテント泊はさぞ寒かっただろう。

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8:00称名川(H2260)を渡る↑。 しばらく称名川右岸沿いを歩きのち登る。

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ナナカマドは実だけが残り雪が被る。

称名川を渡ってから30分ほど登ると新室堂乗越(H2370雷鳥荘と同じ)に着く。8:30だった。
振り向くと室堂が↓、行く先は大日岳縦走路が↘一望できた。他の登山客はさっさと行ってしまうが我々は景色に見惚れ15分ほど休憩する。

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右写真↗の1番右側はH2611。奥大日岳はその奥。

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しばらく歩くと右手奥に剱岳が見えた↑。急峻な稜線には絶えず雲が絡み付いている。とてもいい縦走路で気分よく歩く。

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さらに1時間ほど歩くと、称名川が弥陀ヶ原台地を深く削ったといわれるV字型を見ることができた。はかり知れない年月は経っているが、水の力が見て取れる。いい景色だ。しばらく立ち止まって見ていた。左が弥陀ヶ原で右が大日岳。その間を称名川が流れる。

先ほどまで真っ白な大日岳だったが、それは北側だけで南側はまだ雪はついていない。

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H2511あたりから、遠くに↑今日の目的地である大日小屋が見えた。あぁ、あそこまで行くんだ。この稜線を辿って行くのだと思うと嬉しくて仕方がなかった。

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池塘が多く、どれも氷っていた。平成19年8月上旬に訪れたときはこのあたり一面お花が咲き乱れていたところだ。

          Img_2257 奥大日岳から来た道を振り向く

2611(↑左端)から降ってくるとき雷鳥を見た。だらだらと降って奥大日岳への分岐に着いた。(北側は雪で白い)

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11:00、2度目(前回はここ)の奥大日岳(H2605)に登頂↑。このころになるとガスが出て北側(剱岳方面)は何も見えなかった。残念。それでも30分ほど休憩する。

          Img_2256 奥大日岳から大日岳への縦走路を見る

11:25 この↑稜線を辿って歩き出す。真っ白で大丈夫かなと思いきや・・・・・

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稜線はこんな感じ↑だった。奥大日岳を過ぎると登山客は激減した。静かでよかった。一度大きく降って先に見えるH2400まで登り返す。

谷に降りると雪が深く寒かった。はしごは凍りつきその上に雪が被る。慎重に降りた。このあたりで大日岳からの登山客ふたりと行き交う。

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12:35 H2400まで岩をよじ登る。女Aが登るのを待ちながら樹氷を眺める。

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12:40 H2400に着き小休止。チングルマは今に雪を被り越冬する。

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右側が大日岳

12:55 まずは左の山(中大日岳H2500)↑を目指して登っていく。

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来た道を振り返る↑。稜線が一望できた。

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1:24七福園(H2480)を振り返る。大岩ごろごろ↑だった。

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中大日岳を登り、しばらく降りていくと大日小屋(H2430)に出た。1:40だった。
左が宿泊棟で右が食堂。

小屋の食堂にはストーブが焚かれ暖かい。昼ごはんを食べながら休憩する。

3:00ころ大日岳に登る。小屋から少し降りてから登る。片道15分ほど。だから空身で。

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頂上近くで雷鳥3羽と出会う。どうも今年生まれた姉妹たちのようだった。警戒心はそんなに強くないがときどきこちらを気にするしぐさをする。よく観察するとお腹から白く冬毛になっている。右写真↗を拡大して見ると足も毛がはえている。チングルマの葉が餌なのかひっきりなしについばんでいた。今に真っ白になって厳しい冬を越す。

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大日岳頂上(H2501)からの展望はゼロだった。また明日登ることにしよう。

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大日岳から大日小屋を見る↗。よくもまぁ、こんなところに建てたものだと思った。
明日で小屋閉めだそうだ。

夕食後、食堂のストーブに当っていたら猛烈に眠くなってきた。夕食後、ギター演奏があると聞いたが待てず7時半ごろ寝床に行く。冷たい布団だったが睡魔のお陰であっという間に眠れた。が、夜中に窓の結露なのか水滴が2回も額に当って目が覚める。とにかく寒い夜だった。

 

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平均上昇率(1分あたり)  5m
垂直上昇高度の合計  760m

平均下降率(1分あたり)  5m
垂直下降高度の合計  710m

上昇/下降の回数     4回

                 …。oо○**○оo。…。oо○**○оo。…。oо○**○оo。

                                つづく