ユリの種

↑コレはオオウバユリの種
2011年10月10日に槍沢で初見。
2011北アルプス紅葉(槍沢)④
当時のブログを読むと、
ニンニクのスライスのようとか、キラキラして綺麗だとか、近くにあった抜け殻から弾けた種で珍しいことと思ってない。
それが10数年経って↓こんな記事を目にして、私が2011年に見たものは貴重なことだったことに気づいた。

オオウバユリは、実生から開花まで10年ほどかかり、一度花を咲かせるとたくさんの種をつけて枯れてしまうという。2011年に見たのは、その最後の瞬間だった。その時の種は、雪解けした翌初夏に運良く芽が出て順調に育って開花しただろうか?

↑ 一生(約10年)の最後にやっと花を咲かせ種をつけたオオウバユリの最後の姿(2011/10/10)
↓オオウバユリの開花。葉がないので姥百合らしい

園芸品種のユリも受粉させて種をつけさせること可能だけれども、種から開花させるには数年かかるので球根で開花させる方が一般的。球根さえ丈夫に大切にすれば、ほぼ毎年開花する。
↓2023/6/3に開花したテッポウユリの1番花

2022/9/30表銀座縦走の逆走
鳩吹山 ご無沙汰8年ぶり?
2021/5/4
コロナ禍で皮肉にも当たり前になってしまった自粛生活2年目のゴールデンウィーク。
帰省しないで!と人流を押さえ込む政府の戦略に国民は不満だらけ。
今GWも免除かなわずで息子家族は帰省しないし、姉妹の交流もない。
あいにくジムも休みなので、door to doorならいいだろうと、ソロ鳩吹山を選んだ。
今回はアップルウオッチがどれだけ活躍するかを確かめる目的が大きい。
14年ぶりの蝶ヶ岳③稜線
14年ぶりの蝶ヶ岳② 横尾山荘から蝶ヶ岳稜線まで
2018年10月8日(月祝)☀
朝食は5時から先着順。
横尾山荘は総入れ替え制でなく、空いたところから埋めていくシステムだった。総入れ替え制だと次回まで30分以上待つことになるので、ここのシステムはいいなと思った。私は急がないので5時過ぎに食堂に出向いた。待つことなく席に案内された。
食事していると、昨日涸沢から降りてきた人の話が聞こえてくる。
「本谷橋から涸沢までは下山者とすれ違うので、ず~っと渋滞で最悪だったよ!小屋は布団1枚で3人というひどい混みようで眠れたもんじゃない。あんた今日行くの?混むよ!紅葉はもう終盤だな・・・」
以前もこのブログで書いたけれど、確かに涸沢の紅葉は素晴らしい。だけどあまりの混雑ぶりに、愚痴る話が多いのは残念で仕方がない。
14年ぶりの蝶ヶ岳①
やたら早かった甲信越の梅雨明けから異常気象が始まった。40℃の酷暑が続き、豪雨や竜巻のニュースが絶えなかった。さらに日本縦断した台風は各地に被害をもたらし、追い打ちをかけるように北海道には大きな地震がゆすったりもした。日本全国油断できない日々だった。
皮肉にも北アルプスの紅葉の時期に日本縦断する台風24・25が通過した。どうみても紅葉は期待できないけれど、それでも山に入りたい!
そうだ!紅葉は諦めて、天気を狙って横尾から蝶に上がり槍穂を愛でよう。まだ歩いていない長塀尾根を降りてこよう!
そんな計画で台風25号をやり過ごして上高地入りしたのだった。
登山靴張り替え
北アルプス
六甲全山縦走とな・・・・
昨日山友から「21日から六甲全山縦走に行きます。」という内容のメールが来た。
この年の瀬に山に行けるなんて羨ましいと思うと同時に、加藤文太郎が頭をよぎった。
たしか、加藤文太郎は新田次郎著「孤高の人」で六甲を歩いている。本を探し出しペラペラめくると六甲山系に取り付くところから始まっていた。
(キーボードの脇に置いた本の表紙の槍ヶ岳をチラ見しながらこのブログを書いている。)
私はたまらずメールをくれた山友に電話した。
やはり、「加藤文太郎が歩いたと言われている道を歩いてくる・・・・」と山友は私を大いにうらやましがらせた。さらに、お正月は山で知り合った人の鳥羽にある別荘におじゃまするとも。なんと優雅な・・・ダブルパンチに私はノックアウト。今の私にはこの襲撃はきつかった。
この山友、2年前ご主人を亡くしている。連れ合いがいなくなることは、今の私には想像がつかないけれど、こういう人生もあるのかと思った次第。