吾妻橋から見る建物は、計算されたかのように配置よく並んでいる。ゴールドに輝くのはアサヒビール本社らしい。
吾妻橋を渡ってから、案内板に逆らいリバーサイドを行くと、アサヒビール本社ビルに映り込むスカイツリーを見つける。こんな発見を大袈裟に喜ぶ単純な私です。
さらに歩くと勝海舟の像があった。いやに大きなチョンマゲだなと近づいてみると、鳩だった。それを許す勝の図はおもしろい。コソバイ~!
建立の記によると、勝の生まれは指差す方向の両国らしい。江戸を戦禍から救い、今日の東京の礎を築いた英雄である云々と書かれている。
水上バスから見た電車の線路沿いに歩く。線路をくぐるとほどなくスカイツリーの敷地内に出る。
浅草からスカイツリーまで乗せてきた帰り道だろうか。カラの人力車2台。
エレベーターで一気に地上350mに運ばれる。まず浜離宮から船で上った隅田川を目でたどる。そして吾妻橋で下船してから、ここまで歩いた電車高架沿い(茶色)も。ルートをたどる作業は楽しい。
「たどる」という動詞、大好きだということ今気づいた。ググってみたら、なるほどね~ 辿ると書く。
今日の隅田川に船は見当たらない。やはり川には船がなくちゃ絵にならない。
明日は七夕。ガラスに天の川が流れているのかな? なんだか童心に帰る。
笹の葉さらさら 軒端に揺れる
お星様きらきら 金銀砂子
五色の短冊 私が書いた
お星様きらきら 空から見てる♪♪
この写真はスカイツリーの案内板を写したものだけど、富士山は皇居の森の右奥にこんな感じで見えるらしい。もうここには来ることはないだろうから、そのあたりをよく見ておいた。
江戸切子を模したようなエレベーター内の照明。うっとりしたのはつかの間、一気に下界に降ろされました。
まだまだつづく