日本ラインと呼ばれる木曽川の左岸に位置する鳩吹山(314m)に入った。
低山だが、変化に富んだ縦走ができる山である。
自宅から地下鉄・名鉄電車と乗り継ぎ、1時間で登山口の最寄の駅(可児川駅)に着いた。
すっきりしない曇り空のもと、登山口(大脇口)まで25分ほど歩く。
鳩吹山山頂までノーマルルートがあるのだが、こんな感じで岩を攀じ登るパノラマコースを行く。
これが結構楽しめるのである。
こんな岩場を直登するのだから40分ほどで鳩吹山山頂に立った。
生憎の空模様。
木曽川は望めるもののイマイチだった。
さて、ここからもノーマルルートを行かない。
せっかく稼いだ標高を、物好きにも木曽川まで降って滝のコースの谷を行く。
転げ落ちそうな道を降っていくと・・・・
こんな感じで木曽川を見ることができる。
鳩吹山山頂からの景色より、ここからの方が私は好きである。
今日は生憎のお天気だが、晴天の時は素晴らしい。
いつもしばらく見入ってしまう。
滝のコースは、こんな景色がいっぱいだから大好き。
高いところから狭い谷底に差し込む光を見つけた。
水面がキラキラ、とても奇麗だ。
アップダウンを繰り返し・・・・
最後に、この滝を上がって本線に入る。
1時間半ばかり歩いて標高300メートルまで上がった。
見晴らしのいいところでお昼にした。
仲間のひとりが、餅入りぜんざいを作ってくれた。
甘党の私は、たまらなく嬉しい。
あれもこれもと、たくさん食べた。
鳩吹山遊歩道北回りコースを行き、樋が洞遊歩道を下って木曽川河川敷に降り立った。
道端の無人野菜販売所で、サトイモとジャガイモを買う。
びっくりするぐらい大きな白菜も100円で売っていたが、袋にも入らないそれを抱えて地下鉄に乗る勇気はないので諦めた。
桃太郎神社で木の芽田楽を食べ一服してから、犬山遊園駅まで木曽川左岸沿いを30分ばかり歩いた。
8時間半ほどの外出、楽しい一日が過ごせた。