2013寒中お見舞い その2

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そんなこんなで、めでたく新年を迎えることができました。

元旦は自宅で静かにお正月。

 

急遽2日に妹家族が来ることになり、おもてなしの支度にてんやわんや。3日恒例の宴会ですが、かなり手抜きとなりました。
もてなしが苦手な私は疲れしてしまいました。年々順応性のなさを感じます  

 

 

3ケ日を過ぎるとお誘いの連絡が入るようになり、ようやく自分をとりもどせたような気がしました。 

 

[E:mobilephone]お誘いその1
近くまで来ているのでお茶でもどお?
というお誘いでしたが、あいにく予定があってダメでした。これは残念でした。

 

[E:telephone]お誘いその2
明日眼科の帰りに寄ってもいい?
ということで午後に山友(女)が訪ねて来ました。今年はどこ行く?という話尽きませんでした。 

 

[E:mailto]お誘いその3
岩手の友達から
7日に名古屋に行きます」とメールが。
ということで、宿泊するというヒルトンホテルでお茶しました。 彼女はくも膜下出血を患ってから5年が経ち、今日まで何不自由ない健康体でいられたことを喜び合いました。

 

 

ここまではよかったのですが、その次のお誘いは悲しい知らせでした。

 

 

 

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              願わくは花の下にて春死なんその如月の望月のころ
                   2012/4 犬山市円明寺にて 

 

[E:mobilephone]お誘いその4[E:weep]
前回ブログの最後にも書きましたが食道癌を患って緩和ケア入院していた友達の訃報で、「彼に会ってやって」という奥さんからのお誘いでした。
夫と連れ立って自宅に戻った彼に会いに行きました。昨年10月に見舞った部屋にはもう彼の笑顔はなく、無言の彼に「ようやく楽になったね」と声をかけるのが精一杯でした。 

Img_4457               故人の登山靴と昆虫採集の道具

 

私は 彼が大好きでした。本当に好きでした。もっともっと一緒に山に入りたかったし、彼100名山終了を待って、今度は私が愛して病まない北アルプスをいっぱい案内するつもりだった。

 

 

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画家でもあった故人の作品。 昨年9月の個展が最後となってしまった。

 

山の楽しを教えてくれた彼から、友達を失う悲しみ教わるなんて思ってもみないことでした。

友達という大切なものを初めて亡くした私は子どものように泣きじゃくりました。

 

 

それでも翌々日、私は友達とランチに出かけ、あれだけ泣きじゃくったことはウソだったかのように私はワハハと笑ってました。勝手なものです。所詮他人事ということでしょうか。

でも 帰り道ひとりになると、彼の死を思い出しては涙するこの情緒不安定さはどうしようもないものでした。  

 

 

前回のブログに
私は体力はそれなりにあっても、精神力がめちゃくちゃ弱い。病は気から。その通りで私はメンタル面から病気になりやすいタイプ。 情けない。

と綴ってます。

その情けないことになった話を次回書くことにします。