平成24年10月9日(月)
いつもなら昨日のうちに上高地を出て帰宅している。しかし今回はもう一泊して朝一番で帰るということにした。
上高地バスターミナル始発は7時。逆算すればAM3時半に横尾を発てばよい。ということで携帯電話のタイマーを3:30にセットして昨晩休んだ。
[E:clock]タイマーのバイブレーションで目を覚まし、ベッド上段で寝ている夫を起こし、他の方の迷惑にならないようにそ~っと部屋を抜け出し玄関でのこと。
夫「今何時だか知ってる?」
私「えっ?」
夫「まだ12時半だぞ!」
私「アレ?ホントだ。・・・・・・・」
明け方の3時半に起きればいいのに、夜中の12時半に起きてしまったのである。そのまま出発していたらどうなっていたか・・・なお粗末さ。
部屋に戻りそ~っと布団にもぐった。 確かに携帯電話が振動して私を起こしたのに、アレは夢だったのだろうか?と考えながらまた眠った。

AM3:30 今度は本当に出発。山荘の玄関はまだ眠りの時間帯。フラッシュ撮影したから電気がついているようだけど本当は真っ暗 。ヘッドライトの灯りで靴を履く。

外に出ると満天の星でオリオン座はすぐに見つけられた。
寒くはない。ヘッドライトつけて夫について歩く。徳沢からと思しき登山者7~8人とすれ違う。

予定通り5:30明神に着く。薄明かりの中、コーヒーを沸かして朝食とする。
小梨平からと思しき登山者がチラホラやってくる。
明神を発つ頃にはすっかり明るくなり、今まで体験したことがない時間帯の上高地を味わう。

6:38河童橋から穂高を眺める。
剱岳~焼岳までを線で結ぶ踏破は、あの赤マル(天狗岳・間ノ岳)を残している。行くなら年齢的に早く片付けたいのだけれど 、危険性が高いアソコを行くことに実は躊躇している。アソコに魅力がないワケがないのでビビリなだけの話。
この先、河童橋に立てばアソコに目が行くことは間違いない。機が熟す時が来たら登らせてもらうことにしよう。

バスターミナルでカレーパン(350円)を仕入れ7時のバスを待ちながらぱくつく。とろ~り半熟卵が入ったそれは大変美味しく、また来るときにはまたコレ!という代物だった。
今回の山旅も実に楽しませてもらった。無事戻れたことはありがたいに尽きる。

7時の始発バスに乗って30分、車を停めた沢渡上に着く。向かえは木漏れ日の湯という日帰り温泉。山から降りてきたときよく利用するが今日は素通り。
松本ICから高速道路に入り、帰宅したのはAM11:30だった。
長い長い山行記に最後までお付き合いくださってありがとうございました。
来年までは、鈴鹿でトレーニング山行となります。
またアップしますので、よろしかったらのぞいて下さい。
おしまい
