長州藩をめぐる③

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萩城城下町を後にし東に向かう。

私が先頭で飛ばす。[E:bicycle] [E:sign04] [E:sign04] [E:sign04] [E:sign04] [E:bicycle] [E:bicycle] アレ?後ろのふたりがついて来ないと思ったら商店街で買い物していた。日焼け帽子・・・イヤイヤ、日焼け防止用に帽子を買ってたのでした。

頭に入れておいた地図を頼りに、松本川を渡って線路を越える。
そして旅行会社でもらったサービス券が使えるその店に向かった。

大きな蒲鉾屋さんだった。喜び勇んで「コレください!」とサービス券を出す。喜んで袋を受取り中身を見るとちくわが3本。

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これ3人分ですか?と問うと、店のオネエサンはそうだとのたまう。もう少したくさんもらえると期待して来たのでがっかり。だけど私はどんだけもらおうとしていたのか?自分のガメツサに恥ずかしくなる。

これまたタダより何とかで、友達は何やら買いあさってたが、私は何だか落ち込み購買意欲をなくす。こんなことなら見学に時間を回したほうがよかったと欲張りなこころがムクムクと湧くのだった。

友達が買ってきてくれた天ぷらを表のベンチでかぶりつく。意外と美味かったので少し気を取り戻す。口に美味しい物が入ると人間って落ち着くものですね。

 

 

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蒲鉾屋さんから坂を上がった所に伊藤博文別邸はあった。向って右奥が伊藤博文別邸で手前の門は伊藤博文旧宅。共に見学する。

 

ガイドブックによると、博文の生まれは山口県だが萩ではない。この門がある現在の旧宅に9歳から住む。17歳で松蔭に学んでからは志士としての活躍に忙しく、この家に安住するいとまがなかったが、28歳で兵庫県知事になるまではここが本拠地だったとある。

 

博文が育った家に隣接して建つ別邸は、初代内閣総理大臣になってから建てた邸宅の一部を東京からここに移築したもので、育った家と比べるとそれは立派な造りでした。

 

歴史上の人物の写真入で紹介されている博文の功績を読んでいると、現代の日本と比べてしまい、往時の志はどうなったのかと残念に思った。吉田松陰を始めとする久坂玄瑞や高杉晋作や木戸孝允、坂本龍馬や勝海舟の生まれ変わりが、もうとっくにこの世に現れているはずなのに・・・と暗い気持ちになりました。

 

 

さて、今回の総まとめ、幕末の志士達を育てた松下村塾がある松蔭神社へ向かいます。
ワクワクしながら自転車を走らせた。すぐそこです。