
↑コレはオオウバユリの種
2011年10月10日に槍沢で初見。
2011北アルプス紅葉(槍沢)④
当時のブログを読むと、
ニンニクのスライスのようとか、キラキラして綺麗だとか、近くにあった抜け殻から弾けた種で珍しいことと思ってない。
それが10数年経って↓こんな記事を目にして、私が2011年に見たものは貴重なことだったことに気づいた。

オオウバユリは、実生から開花まで10年ほどかかり、一度花を咲かせるとたくさんの種をつけて枯れてしまうという。2011年に見たのは、その最後の瞬間だった。その時の種は、雪解けした翌初夏に運良く芽が出て順調に育って開花しただろうか?

↑ 一生(約10年)の最後にやっと花を咲かせ種をつけたオオウバユリの最後の姿(2011/10/10)
↓オオウバユリの開花。葉がないので姥百合らしい

園芸品種のユリも受粉させて種をつけさせること可能だけれども、種から開花させるには数年かかるので球根で開花させる方が一般的。球根さえ丈夫に大切にすれば、ほぼ毎年開花する。
↓2023/6/3に開花したテッポウユリの1番花
