2021/5/4
コロナ禍で皮肉にも当たり前になってしまった自粛生活2年目のゴールデンウィーク。
帰省しないで!と人流を押さえ込む政府の戦略に国民は不満だらけ。
今GWも免除かなわずで息子家族は帰省しないし、姉妹の交流もない。
あいにくジムも休みなので、door to doorならいいだろうと、ソロ鳩吹山を選んだ。
今回はアップルウオッチがどれだけ活躍するかを確かめる目的が大きい。
8年前の鳩吹山の記録があったので、さっとおさらい。
アップルウオッチにヤマケイのアプリをダウンロードして、行程を入れる作業が新たに山の支度に加わることとなった。
通い慣れた山だけに、アップルウオッチがどのようにサポートしてくれるのか楽しみである。
自宅から1時間半ほど車を走らせ、岐阜県可児市にある真禅寺へ。
ここまで自分で運転してきたのは初めて。
夫と一緒に山をしていた頃は夫の運転だったし、縦走だと犬山遊園駅まで足を延ばすのでもっぱら名鉄電車利用だった。
やれば出来るものだと,運転に自信をつける。
記録によると2005年が初登頂。
この16年の間に10回ほど見ているこの景色、何度見てもいい。
遠くに雪を被ってるのは御嶽山?だよね。
眼下は木曽川。
立ち休憩数分。11:24〜11:26
小天神から降って登ること30分ほどで鳩吹山山頂。
標高313m。
木陰に腰を下ろし持参したポットコーヒーとシュークリームで小休憩。山でのモグモグタイムは最高。
11:57〜12:13
12:39 今から目指す北回り方面を眺める。写真真ん中のポコンとしてる山が一休かな?
12:44 北回り分岐通過(標高240m) 。
⬇️写真の赤字の現在地が、分岐の位置。
ここから降って北回りコースを行く。
12:48 降り切ったところにある橋を渡って、登りに入ったところからスライドした登山者を振り返る。
この先に眺望のいい場所があったはずと探しながら登る。昔とった杵柄?で、すぐ見つけられた。
13:01 木曽川を眺められるビューポイントで小休止。誰もいなくてとっていい。
さらに登る。こんな大変だったかな?自分の体力低下は否めない。
13:17 一休に到着。2人先客あり。
誰にでも声をかける自分だが、コロナ禍で声をかけるのは自粛。
すぐに通過。
今日は登山者とスライドばかり。
どうも私は逆流?
今日のコースの逆は歩いたことがない記憶。
今度は逆コースで歩いてみよう。
以前は、ここ鳩吹山を舐めていたけど、高齢となった今では打って付けでいい。今度北アルプスに行くまでに数回ここでトレーニングだな!以前してたように。
花に助けられながら、西山に向けて最後の登りをイジメ気味に頑張る。
こういう所で自分の体力がわかる。
スイスイ登れるのが最低条件。
北アルプスレベルの数時間延々と荷物を担いで登る体力が急務。
頑張った甲斐あって西山に着。13:43
眺望がないのは以前のままで、誰もいない淋しいピーク。
このあと、降ったところにある西山休憩舎で 小休止。
誰もいなくていいような寂しいような。
女性2人組が通過していったとき、iPhoneがしゃべり出したのでちょっと恥かしかった。14:01〜14:09
西山休憩舎からさらに降る。息を切らして登ってくる登山者とスライド。
10分ほど降った所の分岐を右に入って西山ルートを降る。
このルートは使った記憶がない。
コレはサルトリイバラ。
秋に赤い実をつける。クリスマスリースによく使われるアレ。棘があって、藪漕ぎなどでこの棘に捕まると服を台無しにする。痛いし山ではクセモノ。
このサルトリイバラの葉っぱを塩漬けして、生麩菓子を包んだ「さんきら」が大好き。生麩独特のモチモチが大好き。私はもっぱら名古屋駅構内で買い求める。お土産に選ぶこともある。
https://tabi-camera.com/nagoya-sankira/
この先で高齢男性2人組に出会う。何だったか木を探していた。ネズって言ってたような?最近物覚えも物忘れも悪くって・・。
その先の林道を歩いていくと、左手から登山者が降りてくるような声がする。この下山ルートもあること知る。
この後、門扉手前にある何度か利用した降り口で立ち止まる。本当はここに降りてきたかったんだけど、ヤマケイのアプリは勧めなかった。後から来た登山者にこのルートを尋ねたら私有地という回答。ヤマケイが誘導しない理由がわかった。
しばらくこの男性とおしゃべりしながら歩いた。
山藤に出迎えられ停めた車に戻ってきた。
アップルウオッチのログによると、3時間半歩いて30分休憩で4時間山行だと教えてくれた。記録を取らなくていいのは便利。
door to doorのつもりだったが、誘惑に負けコンビニに立ち寄る。
この後、自宅まで1時間半の運転は眠くて眠くて。停めて仮眠しようかと思ったほど。山を歩くよりキツかった。
山のコースタイムは並。これをキープしたい。
アップルウオッチを使った感想
まずは、iPhone充電の消費が激しい。4時間山行でおよそ7割減には驚き。データ使用量は微量。
アップルウオッチはそれほどの消費はなかった。
その消費の原因と思われることは、
❶iPhoneに[15分ごと標高を声で教える]設定にしたこと、
❷[道を外れたら声で教える]設定にしたことに加え、
❸写真も撮影したことがあげられる。
標高を知らせる声は、アップルウオッチで確認できるので別段必要なく以後ははずす。
道が外れていると今回2度も声をかけられてうるさく感じた。これで助けられることもあるので考え方によるけど、地図確認すべきことなので自己責任で以後ははずす。他の登山者とスライドした時や休憩中に急に喋りだすからビックリするし恥ずかしい。
今回山中4時間の日帰りでこの消耗では、北アルプスなど山中泊縦走では不安極まりない。ログを残すならモバイルバッテリーが必要。
声は不要と撮影は別にすべきことがわかった。というかガラケーも欲しいところだが、重りがどんどん増えていくことになる便利は、重いことにつながるので可笑しい。
GPS機能は現在地がわかって便利だけど、ウオッチでは画面が小さいのでiPhoneで見ることになる。しかしあくまでも参考程度だし、充電が無くなればただの重りに過ぎないので、紙ベースの地図は必携。
ログが取れるのは最高によい。充電を考えなくてもよい環境での使用なら便利な道具。ちなみに、ジムでワークアウトは調子よく使用感最高。
夏山に向けて、自分の体力向上とアップルウオッチの上手な使い方再検討のため、また鳩吹山に行こうと思ってる。