平成24年10月7日(日)[E:cloud]
おはようございま~す。4時半に起きてすぐに1回目(先着順・人数制限あり)の5時朝食の列に並ぶ。5時の食事に入れないとなると6時出発が難しくなるので皆必死。もっと早出のひとは小屋のお弁当を昨日のうちに入手する。
今から登るには、このメニューではいささかエネルギー不足に感じるけれど(味噌汁とご飯はおかわり自由)、私はこれでいい。こまめに行動食を取るほうが私にはあっている。ガツンと食べたい人にはちょっとヒモジイかな?
5:45 [E:house]槍沢ロッジ(標高1820m)を出発。樹林帯をゆっくり登っていく。
6:30 ババ平(テント場2080m)着。ひとつしかないトイレの長蛇の列にいや~な感じがしたのでまさか行かないよねぇ?!と釘を刺すと、行きたいとのたまう夫。マジで最後尾に並ぶので「!!!去年もそうだったよ!バ~カ!小屋で行っとけ!このボケ!」と言いたいのをぐっと堪える。相棒がいる山行というのはガマンはつきものだけれど紅葉おあずけの私は怒り心頭。ブツブツ言いながらまたダウンを着こむ。
まったく困った相棒だ。他人だったらこういうヤツとは二度と一緒に来たくない。次々通過していく登山者を恨めしく見送る。トイレ待ち時間30分近く。お月様が西の空高くからそんな私を見ていた。
7:25 大曲通過。さらに登ると・・・
ワォ~と歓声が上がる景色が現れる。この景色は何度か見ているが、初めての3段紅葉は素晴らしいものだった。
昨夜、雨音が気になりながら眠りについたのだけれど、実はその時から稜線では[E:snow]雪だったようだ。
[E:book]...。oо○**○оo。…。oо○**○оo。…。oо○**○оo。
これは↑帰宅してから見た岳沢小屋のブログから勝手に拝借。
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これによると、この日、岳沢⇒前穂⇒奥穂や涸沢⇒奥穂は規制があったようだ。そんな事知らないものだから、槍沢の連中は稜線に向かっていた。
そして高みの景色を求めてエッチラオッチラ、名残のトリカブトに励まされながら登っていく。
ヘタレ夫婦はロッジから2時間50分。イイワケですが信じられない長いトイレタイムが入ってます。
参考までにコースタイム1時間40分ですが、これは休憩なしで歩き続けたタイムです。この紅葉の時期、これで登る人は少ないでしょう。でも2時間では登りたいなぁ。
こんな↗深い谷底から這い上がってきたのを見ると、我ながら頑張ったと思います。(この写真は次に出てくる流れ落ちるレッドカーペットの末端部分です)
では、今回はここまで。次回はもっとスゴイですよ。見てね。