平成24年3月20日(火・祝)[E:sun]
10日前に行った各務野自然遺産の森が気に入って、今度は夫を誘って出かける[E:car][E:dash]
11:00 各務野自然遺産の森に置車し歩き出す。今年はいつまでも寒いので桜の蕾は縮こまっている。
庄屋の脇に植えられた白梅はチラホラ咲き始めいい香りを放っていた。
我々は白梅に見送られ元気ハツラツと山に分け入った。
この『リョウブ』という木は木肌に特徴があるので見分けやすい。昔はこの新芽をご飯と一緒に炊きこんで食べたと説明されている。一度食してみたいと思う。
途中の展望台(標高265m)でコーヒータイム。登山者は皆無でのんびり。
今年はいつまでも寒い日が続いているけれど、外に出ると春はそこまでやってきていることを感じる。
今回は大岩見晴台から御嶽山が遠望できた。木曽の御嶽山はナンジャラホイと鼻歌。
お昼ごはんを食べていると、大きなザックを背負ったソロのオネイサンが私も3/10に間違えた方から息を切らし上がってきた。話を聞いてみると、やはり大岩不動まで降りてしまい登り返してきたと言う。キツカッタねぇと労う。トレーニングにはよいルートである。
我々は今日は間違えず進む。
ショウジョウバカマ。特に珍しい花ではないが、見つけると おっ!と嬉しくなる。膝を折って春に近づく。
御嶽山を借景に眺望がいい。ライフラインはないけれど立地条件申し分ない場所でした。
花はまだ咲いていないけどイワウチワの群生地だった。一面薄ピンクの絨毯になるのを想像する。その時期に来てみたい。また連れてきてと夫に予約する。
2:40 最終目的地の明王山見晴台着。名古屋駅ツインタワーを遠望する。あの雑踏のなかで生き苦しく生活している自分の姿を今回もまた想像した。帰る家があるから旅は楽しいという話を聞いたことがあるがその意味を考えながらじっと見つめる。
私の時計では標高407となっているけれど実際は380mのようだ。ここまで3時間47分の行程。それにしてもこの時計益々キズだらけになった。雑に扱い過ぎなのか山に入っているという証拠なのか。
これも明王山見晴台からの景色。木曽川を挟んで鳩吹山が在る。こう言う景色がある限り山はヤメラレナイ。
あの鳩吹山の麓に群生するカタクリを今度見に行く予定。山の上から「今度行くからねぇ」とカタクリに挨拶する。
311東北地震の影響なのか、ブルーシートに包まれた地震観測の機会が設置してあった。これが是非役に立つものであってほしいものだ。
南ルートコースで下山。ひたすら降る。
車道に出て東海自然歩道に合流。
3:30 梅の香りに導かれ各務野自然遺産の森に着。
出発地 : 各務野自然遺産の森(標高110m) 11:00発
到着地 : 〃 3:40着
標高差 : A 582m 1時間40分
D 558m 1時間15分
行動時間: 4時間40分
ピーク 411m
2012春分の日は幸せな日でした。