タカヲククル

タカをくくり痛い目にあった記録です。
興味のない方は読み飛ばしてください[E:eye][E:dash]

 

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2011(H23)12月中旬のことです。仕事上で最も嫌な『煩わしいこと』が起きたのです。

ここでは煩わしいことの詳細は書かないけど、とりあえず菓子折り持って陳謝ですんでホッでした。

 

 

その晩に予定していたお仏壇のお磨きは、日中の気疲れから明日にしようかと思ったけれど気を取り直し実行。日中の件は不可抗力であっても、こういうのが試練なのだとお磨きしながら思いました。仏にすがる思いで一生懸命磨きましたさ。ピカピカになった仏具を見て少しは気が紛れたように思ったのですがね。

 

 

以前にも書きましたが、近しい友達が食道癌だと聞かされ、私はがくっとしてたのです。
12/7に別の友達のご主人(70歳)が亡くなったことを聞いたばかりだったし、とにかく病気のことはナーバスになってました。自分が感じる以上の不安が自分の心にもっとたくさんあったことなど、このとき知る由もありませんでした。

 

 

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話はさかのぼって、私は11月頃から口内炎ができたり、目が疲れたりで体調がすぐれない日を過ごしていました。左耳に痛みを感じたので耳鼻科にかかったけれど特に異常なし。今に治るさと、タカをくくっていました。

どうもこれがいけなかったようです。12/20頃になると、左肩(鎖骨)が痛いようなヒリヒリするような症状が。左肩を打ったかな? それにしても何も手につかないカッタルさ。年末の気ぜわしさもあり、何もかも放り出してどこかに逃げたい心境でした。

 

ネットで調べた自己診断の結果、私はこれだ!と思いました。月曜日を待って12/26皮膚科を受診。まだ症状が出たばかりだったので先生も???でしたが、痛い痛いと訴えたらやはり「帯状疱疹」でした。

 

これは簡単に言うと、心身が弱っているときウイルスにやられる病気らしいです。

 

振り返れば、11月から体が発するSOSは確かにあった。そこに自分が感じる以上の煩わしさや不安が乗っかって、心身衰弱→ウイルス攻撃→帯状疱疹というわけです。それにしてもこの程度のことで?という思いもあるのですが、自分が思う以上に私は弱かったということです。

予兆をないがしろにし、忙しさにかまけ自分の心の声を大事にしなかった結果です。愚かな自分まるだしな病気だと思いました。

 

症状は(軽かった)割愛しますが、年末年始の10日ほど鎮痛剤を飲み続けました。それよりも帯状疱疹の薬の高いことには驚きです。こうしないとあなたはわからないのよね、と罰金を払わされたような気がしました。

 

H21年は胃潰瘍で年越し

H22年は左膝内側側副靭帯損傷で年越し

H23年は帯状疱疹で年越す。

 

恥ずかしい話ですが数年こんなことが続いています。振り返れば、10年前初遍路に行って不安(多分)から病気になりました。誰かさんから初日に忠告された「無鉄砲な・・・」(だったと思う)がその通りになったと反省したことが思い出されます。

 

煩わしいドロドロとした日常から逃れ、山に行っては自分を取り戻し(たつもり?)、お遍路に行っては人の優しさに触れては気を晴らし(これもつもり?)ていたけれど、今回はそれはダメでした。これは若くないという警告でしょうか。初遍路で荷物を減らすということを覚え、人生の荷物も見なおしたのですが。

この10年、気がつけばまた貯めこんで、アレもコレも担いでいたようです。これではヘコタレるのは当たり前ですね。所詮たくましく生きていく術を持ちあわせていないのですから、まずは負荷を減らすことをしなければ先が思いやられます。

 

断捨離しながら少しずつでもたくましくなりたいと思う今日この頃です。

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先日誕生日を迎えました。57歳になりました[E:birthday]