ハクサンイチゲ(キンポウゲ科)花弁状の白いガクは直径3cm位
今年の梅雨入りは、5/27頃(東海地方)と非常に早かった。
ひょっとすると梅雨明け早いかも?・・・・と期待しつつ、のんびり夏山の妄想を楽しんでいたら、めちゃくちゃ早く梅雨明け宣言が(7/8頃)出て慌てた。
梅雨明け10日といって、梅雨明けから10日ほどは安定した天気が続くという。海の日の連休まで安定するだろうかと心配したが、連休の天気予報は[E:sun][E:sun][E:sun] このチャンスを無駄にしたらもったいない。天気だけはお金で買えないからね。(買えないものはまだたくさんあるのだけれど・・・)
2004(H16)8/11撮影 三俣蓮華岳から望む黒部五郎岳
思い起こせば7年前。
2004年鷲羽・水晶へテント山行したとき、初めてゴロー(黒部五郎岳)を遠望↑した。
スプーンでえぐりとったようなカール地形に魅了され、いつかアソコに立ちたい!と思った。
しかし富山県側の登山口である折立の交通の便が悪いという理由から、ついついあと回しになっていたのだった。
海の日の2泊3日の連休[E:sun][E:sun][E:sun]に、もう1日休み[E:sun]を取れば、3泊4日のタロー・ゴロー縦走ができるなぁと欲が出る。鼻先にニンジンいやゴローをぶらさげ、がむしゃらに仕事を片付けた。
ちなみに、タロー・ジロー(南極物語)ではないですよ。北アルプスはタロー・ゴローです。
人名ではなく、山の用語であるゴーロ(大きな岩がゴロゴロした場所)が山名の語源で、五郎となったそうです。
巨大なカールを持つ黒部五郎岳。ソコから見える山をひとつひとつ自分の目で確認したい。雪渓で雪解け水を飲もう、花もいっぱい見てこよう・・・・そんな希望を持って北アルプスに向かった。