平成22年5月29日(土)[E:sun]
ある日のこと。新聞の一面に、さも出かけたくなるよな芝桜の写真が掲載されたのです。
記事によると、平成19年から植栽され、これから16000㎡30万株が見ごろになるとのこと。
さらに、この芝桜が見事な山は愛知県で一番高い山だという私の興味をそそることが書かれているのです。愛知県で一番高い山って?
「茶臼山(標高1415m)」でした。
名前は知っていたけど一番高い山だったとは知らなかったのです私。県民として、また山をやるものとしてちょっと恥ずかしいことでした。
というわけで、芝桜を見に「茶臼山」に出かけました。
バスで茶臼山高原へ。カエル館標高1260mから歩いた。
このカエル館には、ワンと鳴くカエルがいるらしい。カエルに興味はないが本当だろうか?と入り口で耳を澄ますと、確かにワンと聞こえた。入場料が惜しくて入館しなかったがワンと聞こえたので得した気分。
30分ほどで茶臼山の展望台に着いた。どこに芝桜が?ときょろきょろすると、もうひとつ向こうの山(萩太郎山標高1358m)の東斜面に芝桜が見えた。なぁ~んだ、茶臼山でなくて萩太郎山の芝桜ではないか・・・・と思った。(帰宅後、新聞を良く見たら茶臼山高原の芝桜と書いてありました。)
茶臼山をいったん下って萩太郎山へ。高原スキー場のゲレンデを登る。日差しを遮る木はなく下を向いてひたすら登る。頭上をリフトが通る。リフトから見る景色はさぞいいのだろうなぁ~と羨ましくもあった。
茶臼山を眺めて昼食↑ 茶臼山の向こうは長野県根羽村という所で茶臼山は県境です。
観光客が多くて駐車場もリフトも長蛇の列だった。新聞記事の効果のようだ。私もその1人なのだが。
芝桜の周りには獣除けの電柵が張られていた。(日没後~早朝は通電)その柵の外に登山道らしき?を見つけた。電気が流れていないのを確認して柵を越え、ダメもとであたりをつけて下山していった。あれだけたくさんいた観光客は皆無で静かな登山道だった。芝桜の人気でこの登山道は影を潜めているようだ。上手い具合に高原美術館に下山できた。咲き始めのシャクナゲが綺麗だった。
2時半にはバスに乗って帰路に。これから芝桜を見に来る対向車の渋滞がどこまでも続いていた。あれではいつたどり着くやら。ライトアップでもあるのだろうかと思ったほど延々と渋滞していた。