平成22年1月17日(日)[E:sun]/[E:cloud]
今日は山の会に参加。集合場所は三岐鉄道の大安駅。今日の私は夫運転のマイカー組。電車組のふたりを乗せ登山口まで行く。
今日のコースは、宇賀渓P(落合橋)~魚止滝~五階滝~長尾滝~砂山(三百山)。
しかし、これでは短い?らしく、砂山から東海自然歩道を通って八風牧場跡までが追加になった。(この追加部分は2008年3月に歩いている。)
9:07駐車場を出発。宇賀川に沿って30分ほど行くと林道終点となり、白龍橋なる橋をふたつ渡り山に入っていく。竜ヶ岳への裏登山道(ホタガ谷)を右に見ながら直進。ここから先はまだ入ったことがないので、地図を片手にキョロキョロしながらリーダーに続く。
ほどなく魚止滝の案内板が。道がついているので簡単に川に降りられた。
魚止滝を見学。↑
朽ちた丸木橋を慎重に渡り・・・・・・
山腹のガレを高巻きしながら前進する。
と、五階滝の案内板が。
五階と名前がついているのだから、5層になっているのだろうか。これは蛇谷のようだ。
ドボンすると冷たい(だけでは済まない)ので今日のところは無理して近寄らない。雪が解けたら個人山行で来ることにしよう。
宇賀川に降り何度か渡渉。しばらく沢歩きとなる。雪が積もっているので滑る。いっぺんに上級コースとなった。竜ヶ岳への中道登山道を右に見ながら渡渉を続けた。
本日の最終の滝、長尾滝に出た。この写真ではわかりにくいが、滝つぼが結構大きかった。
さて、ここからが大変だった。
この滝の右手の谷(ヨコ谷)にかかる鉄梯子を登って長尾滝の上に出る。
しっかり固定されていないし、長い梯子なので揺れて怖かった。しかし、この先でもっと怖く難儀することが待ち受けていた。
↑この写真を見ると何てことないように見えるのだが、岩はツルツルに凍っているので足場が危なくて仕方がなかった。ここで滑ったらウォータースライダー状態で2メートルほど先の滝(長尾滝ではない)に流されることになる。滑るのを覚悟でロープにしがみ付き、半分流されるような体勢を引っ張りあげてもらう。とにかくやっかいなところだった。
ここからは沢はない。そのかわり急登になる。一歩一歩体を持ち上げる。息が切れた。
尾根道になり砂山に向かう。
岩峰の砂山(標高498メートル)が見えてきた。
12:45砂山でお昼とした。伊勢平野が一望できる頂上だった。
砂山からの竜ヶ岳(標高10999 鈴鹿セブンマウンテンの一山)
何年前だったか、遠足尾根から吹雪のなか竜に登ったことを思い出す。
砂山からの降りは遊歩道で石段が続いた。水晶谷キャンプ場に出て、東海自然歩道に入る。
つり橋を渡ってからの急な階段は堪えた。誰かが試練だといった。やめてもいいのに登りつづけるのは何故だろう?
階段を登り切るころ雪が舞いだした。八風牧場跡についたときは寒くて仕方がなかった。展望はないし、すぐ下山した。苦労して登ってのは何だったのだろう?やはり修行だったようだ。
3:45駐車場に戻った。
垂直上昇高度の合計 891m
平均下降率(1分あたり) 8m
垂直下降高度の合計
885m
上昇/下降の回数 2回(標高差が50m以上でカウント)
以上、参考まで。
たくさん歩いた。雪が解けたら今日のルートを(八風牧場以外)を歩いてみようと思う。