新美南吉 矢勝川の彼岸花

童話作家新美南吉ゆかりの地(愛知県半田市)を訪ねました。

ごんぎつね」「手袋を買いに」「でんでんむしの悲しみ」などが新美南吉の代表作です。

 

📚お午がすぎると、ごんは、村の墓地へいって六地蔵さんのかげに
かくれていました。いいお天気で、遠く向うにはお城の屋根瓦が
光ってます
墓地には、ひがん花が、赤い布のようにさきつづけていました。
「ごんぎつね」より

 新美南吉の生家

矢勝川には、彼岸花が綺麗に咲いていました。本当に赤い布のようでした。

 

彼岸花を楽しんでから、内海温泉へ。

今回は、母親の喜寿のお祝いで一泊しました。母親と娘3人で水入らずです。
このときとばかりと奮発して伊勢海老会席なるメニューを注文。おいしくて苦しいぐらいお腹いっぱい食べました。

部屋からは伊勢湾が一望。折りしもこの日は伊勢湾台風50年という日でした。
ホテルテラスから浜辺でヨガをする人たちが目に入りました。
海面をオレンジに染める夕日を、親子四人で夜風に当たりながら、いつまでもおしゃべりしていたら、いつのまにか月明かりになってました。
秋のつるべ落としでした

翌日、名古屋までの帰り道に『知多四国42番天龍寺』寄りました。
歩き遍路の時に見つけた『愚痴聞き地蔵尊』に日頃ため込んでいる女のそれぞれの愚痴を聞いてもらいに寄ったというわけです。

いつもは重いザックを担いでナンダサカコンナサカと山を闊歩している私ですけれど、いずれこういう旅しかできなくなるのだなぁ・・・と母を見て思った次第です。

お母さん、おめでとう!今度は傘寿ですぞ。

こういう旅にまた行こうねぇ~。

喜寿の長女54歳・二女51歳・三女45歳