平成21年6月20日(土)[E:sun]
7:00自宅を出発[E:car][E:dash]
小牧IC→松本IC→11:15沢渡にマイカーを置いて、タクシーで上高地に入山。
釜トンネルをくぐると焼岳、そして穂高が目に飛び込んでくる。
「6月の上高地」は5年ぶり。(H15年奥又白池・H16年徳本峠以来)
ケショウヤナギの新緑が何とも美しい。河童橋から見る穂高に新たな感動を覚える。
穂高に向かって「今年もよろしくお願いします」と心の中で拝む。
今日は、河童橋から1時間ほどの明神館まで。
「あぁ、・・・」と開放感を味わいながら、のんびり梓川左岸を行く。
ラショウモンカズラ(紫)が盛んに咲いている。ニリンソウは盛りは過ぎていたが可愛く咲く。他にクルマバツクバネソウ・クルマバソウ・アマドコロ・ユキザサ・タガソデソウ・マイズルソウ・オオバミゾホウズキ・・・・
エンレイソウ・サンカヨウ・ツバメオモトはもう花は終わり実を結んでいた。
小梨平にある上高地ビジターセンター前で望遠鏡をのぞいている人たちがいた。「のぞいてご覧」というのでのぞかせてもらう。すると西穂独標が手に取るように見えた。10人ほどの登山客が楽しんでいた。まるで映画を見ているようだった。
1:00明神館に着。カンボクの木↓に「来たよ」と挨拶する。この花は秋になると赤い実になる。
ザックを預け、仲間が待つ嘉門次小屋へ。
明神橋の先は明神岳。
穂のように高く聳え立つ様から「穂高岳」と名前がついた、と明神館のご主人からお聞きした。
明日行く「ひょうたん池」は、↑あの鞍部あたりだと教わる。
上高地の4池(奥又白池・北穂池・ひょうたん池・天狗池)の3つ目をこの目で確かめに行くのだ。私もいよいよ明神岳に入れるのだと思うとわくわくした。
徳沢方面に散歩に出る。
目的のベニバナイチヤクソウの群生に出会う。
ツマトリソウ(白)・エゾムラサキ(ボケている紫)・ベニバナイチヤクソウ(奥のピンク)
見事な群生に満足し、宿に戻る。(往復2時間)
ここ明神館はいつも素通りで、泊まるのは今回が初めて。湯船から明神岳が眺められるいい宿だった。
夕食後、嘉門次小屋へ移動。雨が降り始める。
6時半から嘉門次小屋で歌のコンサート。
童謡からシャンソン、朗読をうっとりと聞く。後半はみんなで歌う。時に思わず涙が流れる。あっというまの2時間だった。
8:45明神館に戻って、明日の支度をして休んだ。
今日は疲れていないので、いつもの台詞「ゴクラク・・・」はない。









