2009賤ヶ岳(滋賀県)

GW、皆さんはどこにお出かけでしたか?

私は、4/29に賤ヶ岳へ出かけたきりで、あとは日頃ほったらかしにしている家の中の片付けをしてました。

ということで、遅くなりましたが賤ヶ岳(しずがたけ)山行をアップします。

そうです、羽柴秀吉と柴田勝家が戦ったあの賤ヶ岳です。

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平成21年4月29日(祝)

2009桜(海津大崎)へ行ってから私は奥琵琶湖が大好きになってしまいました。白州正子がいう「かくれ里」に触れ、大いに刺激を受けたという訳です。

こうなると、あそこもここも自分の目で確かめに行きたくなります。琵琶湖一周もいいな、なんてどんどん妄想していたとき、幸運にも名鉄バスハイキングの賤ヶ岳山行を見つけました。このあいだ奥琵琶湖パークウェイから眺めた賤ヶ岳ですから申し分ありません。即行申し込んだという次第です。

北陸道木之本ICを降りて、10:00西野放水路というところでバスを下車。 田植え準備の光景を眺めながら山に入っていきました。

だらだらと40分ほど登ると尾根に乗りました。この尾根筋は琵琶湖を周回する「近江湖の辺の道」の一部です。

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この写真は海津大崎の「湖の辺の道」道標

尾根をアップダウンしながら北へ。左手が琵琶湖ですが、葉が茂り湖はよく見えません。落葉している冬なら琵琶湖を眺められるのかしら・・・。

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マムシグサの苞が3本。茎をよく見てください。褐紫色の模様があります。これがマムシの皮膚の模様に似ているのでマムシグサの和名となったそうです。花の形も蛇が鎌首をもたげているイメージですね。マムシグサが多い山でした。

 
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突然、変わった木を見つけ、↑何がぶら下げてあるのかなと回り込んでみると・・・・・

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大きなこぶをつけていました。ぐるぐる回って観察。不思議な木でした。

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道標によると有漏神社は湖畔のようです。1.2kmなので行ってみたい。しかし明確な入り口がなくパス。(帰ってからネットで調べたら本当にわかりづらそう。行かなくて良かった)

         
 

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11:30ようやく視界が開け奥琵琶湖が見えました。圧巻でした。
山梨子(やまなし)の集落に降りていく道がありましたが、今では通る人は少ないのでしょう。今にも消えてしまいそうな道でした。

              

            Img_1530 ミツバツツジ          

しばらく登ってリフト乗り場に到着。賤ヶ岳登頂目的だけならばリフト利用がいいと思います。           

 

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山中に点在していた賤ヶ岳合戦の死者の石仏をここに集めたとか。

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左)振り返って南を向けば↑、歩いてきた山々が見えます。一番奥が山本山で、右奥にうっすら琵琶湖が見えます。右の案内板を参考にしてください。

展望台で昼食。湯を沸かし、琵琶湖を眺めながらお腹を満たしました。

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昼食後、余呉湖が見える方へ。↑初めて見る余呉湖でした。
合戦では、この余呉湖は血で真っ赤だったといわれていますが、今では平和そのもの、のどかな景色でした。

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右)賤ヶ岳合戦のあらましによると、北斜面中腹から余呉湖においての戦いが凄まじかったようです。(NHK天・地・人では本能寺の変が終わったので、今度は賤ヶ岳の戦いでしょうか。楽しみです。)

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1:00下山開始。賤ヶ岳北斜面には、↑チゴユリが群生していました。ユリといっても小さいお花で親指の爪ぐらいです。

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次はイカリソウ。アップで撮影すると怖い顔していますね。

お花に導かれ余呉湖に降りました。

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余呉湖は静かでのどかでした。

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地元の人が網でワカサギを捕まえていました。どうやって食べるのか尋ねたら天ぷらだそうです。今晩のおかずになるのでしょう。

湖畔に立ち、改めて平和を実感した一日でした。