平成21年4月11日(土)[E:sun][E:sun][E:sun]
滋賀県高島市マキノ町の「海津大崎」の桜を訪ねました。
AM7時、夫の運転で自宅を出発[E:car][E:dash]
名古屋高速→名神高速道→北陸自動車道を乗り継ぎ木之本IC下車。一宮~木之本はETC利用上限1000円。何とも嬉しい。(名古屋高速料金は対象外)
海津大崎は「日本のさくら名所100選」です。交通規制前に到着したので、琵琶湖に沿って西に車で通ることができました。ずっと桜のトンネルです。桜並木をはずれてJRマキノ駅の駐車場へ。ここまでちょうど2時間かかりました。
母を連れて行ったので駅でレンタサイクルを借り、まず水上勉の桜守に登場する「清水の桜(しょうずのさくら)」へ。
多くの軍人たちが眠る共同墓地に一本の桜が大きくそびえ立っていました。戦死すればこの櫻の木の下へ戻ってこられることを夢に描いて召されて行った、だれもが手折ったりせず村人が慈しんで育てた巨桜、というテレビ番組を見て以来、いつか訪れたいと思っていた所です。
清水の桜(アズマヒガンザクラ)は海津大崎(ソメイヨシノ)より満開は早く、残念ながら白っぽくなっていました。8分咲きの頃はひときは濃いピンクだそうです。
アズマヒガンザクラ 樹齢(推定)300年以上 樹高16m 見返りの桜とも言われる。
こんなのどかなところに、なんて事か、湖西線を走る電車を撮影する軍団がずらり・・・・[E:downwardleft]
念願かなって清水の桜を満喫していた私は興ざめでした。
清水の桜がこういうマニアの場所だったこと、ちょっとがっかり[E:bearing]しました。
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海津大崎の桜並木に戻ると花見客が増えていました。
この辺に自転車を置いて今度は歩きます。
琵琶湖に浮かぶカヌーと桜、何ともいい雰囲気です。
カヌーは無理としても、今度は船に乗ってお花見したいものです。
近江西国9番札所大崎寺へ登りました。参拝後、眺望を求めて山道を歩くと降りる道を見つけました。[E:downwardright]
入り江になっていてカヌーがたくさん横付けしてあります。予想しなかった景色でした。
湖面に降りシートを広げ、この世の春を満喫しました。
左端に見えるのが竹生島ですが霞んでます。
この先、どこまでも歩いていきたい心境ですが、駐車場から離れる訳にもいかず、来た道を戻ります。するとトンネルが・・・・・・
このトンネルの上が大崎寺だったのです。なるほどと納得。
自転車を置いたところへ戻るときは、花見客で大混雑でした。
旧海津港跡という看板を見つけ、細い路地を入っていくと・・・・
今、歩いた桜並木が一望できました。ここでコーヒータイム。またこの世の春をあじわいました。
駐車場に戻り、帰り道は奥琵琶湖パークウェイを行きます。これまた、どこまで行っても(といっても道中19キロですが)桜並木です。途中の看板に5000本の桜と書かれていました。とにかく素晴らしいドライブでした。
[E:upwardright]対岸のずっと続く桜並木が名所の海津大崎です。
途中、菅浦という茶屋でつきたての「かぐや餅」を食べました。これが実に美味い。臼と杵でついてすべて手作業の草もちです。一度につく量はしれているのであっという間に売りきれてしまい、またつくということを繰り返していました。まだこういう店があるのだと感心しきりでした。
つづら尾崎展望台は混雑していたのでスルーし、もみじヶ岡パーキングで車を止めました。
霞んでいますが、左端に伊吹山が見えました。この角度からの伊吹山は初めてです。
奥琵琶湖の良さを堪能した一日でした。
木之本ICに入るまで少し混雑しましたが、高速道路は渋滞せずPM7時ころ帰宅しました。