私のお雛様です。今でも母が飾ってくれます。
でも、今年はぼんぼりがありません。母は出し忘れたようです。
そのことには触れず、節句を祝いながら今年も飾ってくれてありがとうと母に伝えました。
両親の結婚当初のアルバムを何年かぶりに見ました。そこには、新婚ラブラブの両親の姿がありました。やがて私が現れ、当初段飾りだったお雛様の前で初節句を祝っています。父の字で「吾子ながら可愛いいものだ。ごはんをよく食べよく肥えている」とありました。父はあの世に行ってしまいましたが、どれほど可愛がられたのかを改めて感じた桃の節句でした。