2009御在所岳(三重県鈴鹿山系)

2009年2月15日(日)

三重県鈴鹿山系の盟主、御在所岳(標高1209m)に入る。

7:15夫の運転で自宅を出発[E:car][E:dash]
名古屋高速と東名阪道路を乗り継ぎ、8:20一番乗りで近鉄湯ノ山温泉駅到着。しばらく待つと次々仲間が到着。合計10名。取り付きへ移動する。

それにして2月というのに暖かい。静岡では昨日気温26度と天気予報が報じていた。立春が過ぎたと言えども馬鹿陽気にもほどがある。明日からまた寒気が来ると言っていたが。(本当に冷えました。風がつめた~い)

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今日のコースは本谷をつめる。
この陽気で雪も氷もまったくない。お陰で歩きやすいのだが、冬山の楽しみはない。

Img_1141 歩き始めて1時間、不動滝につきあたる。滝を眺めながら小休止。

左から滝を高巻いてさらに登る。

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大岩がごろごろしている。
昨年9月の集中豪雨の爪あとである。それにしてもこんな大きな岩を押し流すなんて、大岩を目の当たりにし、しばらく立ちすくむ。

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胎内くぐりとでもいうようなスリリングな岩くぐり。ザックを下ろしてくぐって穴を這い上がる。

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登り始めて2時間半ぐらいでようやく雪山らしくなった。と思いきや日陰だからであって、日なたは解けてまったくなかった。

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どんどんロープウェイの高度に近づく。乗客が手を振る。それにこちらもこたえて手を振る。
ロープウェイを真横に見て、最後頂上に這い上がる。あぁ、本当にいい景色だ。何度見てもそう思う。

頂上にはスキー場があってちびっ子がソリで遊んでいた。ゲレンデには雪が少なく、これではスキーヤーも来ないだろう。

頂上で湯を沸かしてお昼にした。

下山は一の谷新道。やはりこちらも昨年の集中豪雨の爪あとで、土が掘れてしまってひどいものだった。終いまで急坂で膝がくがくになった。

暖冬の今年は、もう冬景色はもう見られまい。
春のお花を期待することにしよう。