2009年2月7日(土)
滋賀県米原市(鈴鹿山系の北端)に位置する霊仙山(りょうぜんざん)に7年ぶりに入る。
ちなみにこの山は、夏はヒルだらけの山ですから5月中旬~11月中旬までは入らないほうがいいです。私は夏には絶対入りません!(一度入って懲りました)
7:00自宅を夫運転のマイカーで出発[E:car][E:dash]
8:30仲間が待つJR醒ヶ井駅に到着。
大垣あたりで列車故障発生という情報あり。名古屋方面からJRで来る仲間を30分ほど待つ。
2合目汗拭き峠まで登山道を行く。
2月の上旬だというのに雪が少ない。もう春を思わせる暖かさ。
この先で小休止。ザックを下ろすと背中から勢いよく湯気があがる。吸放湿性に優れているシャツだ。
ちょうど12時ということで、ここで昼食タイム。湯を沸かしカップラーメンを食べる。
雪が解けている岩場では福寿草が一輪咲いていた。今に花盛りになる場所だった。
紅茶を沸かしながら景色に酔いしれる。至福のひとときを過ごす。
12:55標高1084mを登りつめると360度展望が開ける。対峙する山は伊吹山1377m。これだけ雪がないと伊吹山も格好悪い。伊吹山から見る霊仙も同じこと。さらに北に位置する濃郷白山は真っ白だった。やっぱり雪化粧した山は綺麗だ。
13:00霊仙のピークから西に向かう。写真ではわかりにくいが雪を被った山の奥に琵琶湖が見える。まるで海のように大きい。
樹氷。これだけ暖かいので綺麗ではないが・・・・まぁ一応えびのしっぽはできている。
本来ならここに綺麗な雪庇(せっぴ)ができるはずなのだが、この暖冬ではできるはずもない。残念。
この先、雪がたっぷりある快適な樹林帯を30分ばかりざくざく駆け降りる。実に快適。
それからがいけない。雪が解けぬるぬる・どろどろ(湯煎したチョコレート状態)のなかをへっぴり腰で降る。靴底におおきな泥団子をこさえてしまったので難儀した。
行きに登った谷に戻り、一般登山道に出て1合目にあるカナヤ小屋に2:00到着。
こてこてについた泥団子を落とす。が簡単には落ちるはずなく難儀した。
私以外の仲間は今晩この小屋に泊まって、またこのあたりを徘徊する。
とにかくモノズキな仲間たちである。