2009年1月17日(土)
今年初の山行は、足慣らしに愛知県犬山市と岐阜県可児市の県境にある鳩吹山です。
地下鉄小田井で名鉄電車に乗り継ぎ、名鉄可児川下車。鳩吹山を眺めながら大脇登山口まで20分ばかりとぼとぼ歩く。
今日は風もなく快晴。
製紙工場の煙突からの煙は風になびくことなくまっすぐ上がっていた。
ここからの景色が私は好きだ。
(その景色は以前のブログで→ここから)
ここからは白山も見えるのだそうだが私は見たことがない。
快晴・無風に近い道をのんびり歩く。
アップダウンをいくつか繰り返して歩く。足慣らしにはいい山である。
途中、お湯を沸かしてお昼。
陽だまりのなかでのカップラーメンはお腹も心も満たしてくれた。
食後のコーヒーというフルコースを終え、どっこいしょと腰を上げる。
いつも思うことだけど、お腹が満たされたあとの山歩きは最高に幸せを感じる。
遠くに鳩吹山が見えた。低い山だけど、あんな遠くから来たのだと感慨に浸ることができた。
ごろすけほっほ[E:note] 小学校の音楽の時間に歌いましたよ。
継鹿尾山の大きな東屋で甘酒を作って一服する。
木曽川から吹く風がちょっと冷たかったけれど、生姜の利いた甘酒を飲みながら景色を堪能する。5年ぶりに見る景色は新鮮だった。
このあと寂光院に降りる。
寂光院は紅葉が有名なのだが、私はその時期に訪れたことがない。いつか紅葉の時期にここに降りたいと思っているのだが、その時期は他にも出かけたくてついつい後回しになっている。
こういう案内板を読むと地元にいながら「へぇ~」とか「そうだったねぇ」とか改めて勉強になる。
急坂を降って無事寂光院奥の院に到着。
鐘を突き、今年初山行無事のお礼参りをした。
奥の院を降る長い階段はいつもお掃除が行き届いており気持ちがいい。
カラフルな前掛けやあったかそうなニット帽を被るお地蔵さんがたくさん鎮座しておられる。中にはマフラーしているお地蔵さんも居られた。
階段の手すりに助けられながらよろよろと下山。
このあとさらに歩いて、交通安全祈願で有名な成田山にもお参りした。
四国八十八カ所お砂踏みもあるそうな・・・
小彼岸桜の園芸品種という大きな十月桜が5~6本綺麗に花をつけていた。
名古屋駅のツインタワーが遠望できた。あぁ・・・私の棲み処はあそこなのだなぁと人ごみのなかに戻りたくないような気持ちで眺めた。
犬山遊園3:58発の電車で4:30過ぎに自宅の最寄り駅に帰ってきた。
楽しく山仲間と過ごせ、とても幸せな日でした。