2007鈴鹿の山(仙ヶ岳)

今日は鈴鹿の山(仙ヶ岳H961)に入る。
8:00名古屋駅前で仲間を拾い、東名阪道路を鈴鹿ICまで走る。
3月になってようやく降った雪が、鈴鹿山脈の北部(藤原岳・御池岳)を奇麗にお化粧している。

鈴鹿IC出口では、いつもにない込み様。
どうやら鈴鹿サーキットでレースがあるらしい。

9:15小岐須渓谷で仲間と合流。
9:40大石橋を過ぎた駐車場に置車し仕度後出発。

林道終点(H517)までの40分、ウォーミングアップがてら歩く。
それにしても寒い。
晴天なのに、歩いても体が温まらないほど気温が低いようだ。

仙ヶ谷沿いの山道を20分行くと分岐に出る。
ここで左に折れ、谷に沿って仙鶏尾根に向かうのだが結構道は厳しい。
ガレ崩落あり、霜柱を踏みつけながら登山道30cmほどのへつりをしばらく歩いた。
こういう道は緊張するが嫌いではない。
稜線に上がる前のお決まりの急登をフーフーいって上がった。

11:05尾根に上がると、冷たい風が吹く。
温まった体に気持がいいが休憩しているとぶるぶるっとくる。

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仙鶏尾根から南側に第二名神高速道路が見えた。
平成20年には、亀山から大津まで開通するらしい。

5月になるとこの尾根はイワカガミが咲き乱れる

11:40仙の石(仙ヶ岳東峰)で昼食。
大きな岩陰で湯を沸かしていたら、雪が舞ってきた。
やはり冷えるはずだ。

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昼食後、仙ヶ岳に向かう。
このころから冷たい風が吹く。
ぶるぶる震えながら歩く。

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そんな寒さの中、マンサクが奇麗に咲く。
マンサクの奥に見える仙ヶ岳を目指して歩く。

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仙の石から1時間強、仙ヶ岳(H961)着。
右奥から鎌が岳、御在所岳。
左奥が雨乞岳で、遠くに見える雪山は藤原岳か御池岳か?
この先、この県境稜線沿いをアライ谷出合まで歩く。

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県境稜線を歩いて40分、振り返ると仙ヶ岳が見える。
小社峠を過ぎアライ谷出合に向かうと・・・・・・

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こんなザレ場に出る。
この辺は風の通り道で,冷たい風がびゅうびゅう吹く。

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帽子が飛ばされないように、足がとられないように必死に歩く。

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南を振り返ると、双耳峰の仙ヶ岳と県境稜線がよくわかる。
何度かアップダウンを繰り返しここまで来た。

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ここからアライ谷出合までは、ものすごいザレ場である。
犬返しの岩場という難所である。
みな慎重に落石しないように降る。
ずるずると急降下し、アライ谷出合に出て一息入れた。

ここからは樹林帯、少しだが雪の中を歩いた。
雪がなくなりかけた頃、左手に・・・・・

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つらら滝があった。
山からしみ出した水が、ここ数日の冷え込みで凍ったよう。
たくさんのつららがお見事。

途中から沢を降り、仙ヶ谷に出て4:40無事下山した。
バリエーション豊富な7時間の山行、充分楽めた。

あまりの寒さに、立ち寄り湯して帰宅した。
案の定、鈴鹿サーキット帰りの車で渋滞だった。