御在所岳(1212m)に入った。
今日は、ノーマルルートで中道~裏道。
7:50家を出発。
東名阪道の四日市ICで降り、8:50中道登山口着。
名古屋駅近くのわが家から1時間で登山口に着くのだから、鈴鹿はとても便利である。
春はアカヤシオ、秋は紅葉を目当てに山上公園までロープウェイで上がる行楽客が多い山である。
9:00入山。
ロープウェイの下をくぐり抜けると、“負ばれ石”という巨大な花崗岩が現れる。
少しずつ傾いているようないないような・・・・どうなんだろう?
どうやってこんなふうになったのだろうと思うような自然界の造形造作が御在所にはたくさんある。
登り始めて1時間40分、樹氷の中を歩く。
遠くに伊勢湾、四日市、標高の低い紅葉の山々が望める。
生憎曇り空なのだが、それでも時折雲の切れ間から日が差し込むと鮮やかで奇麗である。
至福のときである。
今回心配していたキレットに差し掛かると、岩場は凍ってつるつる・・・怖いなぁ。
冷たい鎖をぐっとつかんで、掛けた足場の安全を確認しながら渡った。
何回も通過したことがあるが、今回が一番怖かった。
(写真をアップにすると通過している人がわかります)
キレットを通過後、10分ほど凍った急登をよつんばいになって上がって登頂。
小雪が舞うなか、樹氷目当てのロープウェイ客に混じって山頂を歩いた。
昼食後、12:00下山開始。
国見峠から裏道を下る。
中途半端な雪の積もり方なのでとても歩きにくい。
この裏道にある藤内壁はロッククライマーのメッカで、いつも大概ぶらさがっている。
真冬はアイスブルーになってとても奇麗なところである。
私はやらないので、怖いだろうなぁとながめながら降った。
途中、藤内小屋で休憩し、中道に合流する道に入って2:10車に戻った。
とても早い時間だが、こういう山行もありかな。
楽しい一日だった。
