2004年5月に購入したこの登山靴(スカルパ)を2回目の靴底修理(¥25000)に出した。
まだこのシリーズは販売されているので、新しい靴を買うことは容易にできたのだが。
山での急降下の連続だったり、滑りそうな岩場で、この靴は本当に頼りになるのだ。
今では私の癖も読み取ってくれており具合がよく絶対的な安心感がある。
悪天候12~3時間へとへとの縦走のときも、絶景を見たときも、この相棒とだった。
苦楽を共にしてきたお守り的存在の思いがあるだけに、そうは簡単に新しいものに履き替えられない。
深い溝がある靴底を眺めながら、あちこち歩き回る空想をした。

