平成23年10月8日(土)[E:sun]
車中泊はさすがに寒かった。7:40頃起床。支度をしながら2本のバスを見送る。
この時期、上高地行きのバスは不定期なので待ち構えてないと通過されてしまう。
なのでザックを担ぎ[E:banana]を食べながらバスを待つ。
8:10沢渡上[E:parking]から[E:bus](往復2000円)
8:35上高地BT着
標高1500の上高地は空気が冷たく気持ちいいものだった。長時間じっと絵(河童橋と穂高)を描く人はさぞ寒かろうに。
8:50河童橋をスタート
9:00上高地インフォメーションセンター前で朝食(山菜おこわのおにぎり)
10:15明神
11:15徳沢

徳沢はテントの花ざかりだった。小屋前のベンチで小休止しながら紅葉越しに前穂を眺める。
行き交う登山者は軽装や重装備と皆それぞれで観察していると楽しい。総じて皆楽しそうだ。小屋で淹れてもらったコーヒーをポットにテイクアウトして私も登山者のひとりとなって横尾に向かう。

12:35横尾。 テント泊の人のすることを観察をしながらお腹を満たす。お日様は、ちょっと休んで行けと言わんばかりに私をぽかぽか暖めてくれるものだから、誘惑に負けてしまってちょっとウトウト。
1:25槍沢に向かう。
2:11槍見河原で小休止
登山者のほとんどは涸沢に向かったので、槍沢は静かだった。今年も来てよかったと思う梓川の水の青さだった。

槍沢ロッジの水力発電まで来たら、小屋まであとわずか。(帰りに撮影)

3:25槍沢ロッジ(標高1820)着。本当に紅葉はよくなかった。こういう年もあることを知る。
部屋は「ウスユキソウ」。廊下にも談話室にも布団は敷き詰められ、今晩の込み具合が想像できた。
この小屋の売りはお風呂。槍沢と水力発電のお陰だ。石鹸は使えないが明日に備え、湯につかれるというのはありがたい。携帯は圏外だが窓辺に行くと稀に受信した。(ドコモ)

5:30の夕食(3回戦目)を終え、2階の窓から月を見る。標高1820の谷から見る月もまたいいものだ。
6畳部屋で10人。狭いが寝返りができるだけマシ。
が!猛烈なイビキ[E:ng]が始まった。耐えかねて犯人を見つけ枕をずらしたが全く効き目なし。もう我慢の限界。部屋を出て夢遊病者のごとく寝場所を求めさまよい歩く。運良く談話室に敷かれた布団の空きを見つけ潜り込む。しかし床に敷かれた煎餅布団は冷たく、しまった、こたつ代わりに夫も連れてくるべきだったと思ったが今さら呼びに行くのもめんどくさい。これまた寒くてなかなか眠れなかったがイビキよりマシだった。
出発地 : 河童橋 1500m 6:10発
到着地 : 槍沢ロッジ 1820m 3:25着
標高差 : A 288m 1時間42分
D 30m 10分
行動時間: 6時間28分

